Netflix不可殺のあらすじ全解説!ラスト結末やネタバレ伏線、感想など考察!スタート!
韓国tvNで放送される新土日ドラマ「不可殺」。
日本ではNetflixにおいて同日の2時間遅れで配信されます。
殺すことも死ぬこともできない不可殺(伝説上の怪物)になった男性が600年間、何度も転生を繰り返すある女性を追う美しい愛憎と復習の物語です。
こちらではこの不可殺のあらすじ全解説!ラスト結末やネタバレ伏線、感想など考察!として、
そのドラマの情報や伏線考察と共にご紹介していきます。
>>ちょっとややこしい登場人物の過去・今世の転生の流れをわかりやすく↓↓
- Netflix不可殺が観れるのはNetflixだけ
- Netflix不可殺の全話あらすじネタバレ完全版!
- Netflix不可殺の全話の伏線と考察
- Netflix「不可殺」プルガサル第1話の伏線考察
- Netflix不可殺・2話の伏線と考察
- Netflix不可殺・3話の伏線と考察
- Netflix不可殺・4話の伏線と考察
- Netflix不可殺・5話の伏線と考察
- Netflix不可殺・6話の伏線と考察
- Netflix不可殺・7話の伏線と考察
- Netflix不可殺・8話の伏線と考察
- Netflix不可殺・9話の伏線と考察
- Netflix不可殺・10話の伏線と考察
- Netflix不可殺・11話の伏線と考察
- Netflix不可殺・12話の伏線と考察
- Netflix不可殺・13話の伏線と考察
- Netflix不可殺・14話の伏線と考察
- Netflix不可殺・15話の伏線と考察
- Netflix不可殺・16話の伏線と考察
- まとめ
Netflix不可殺が観れるのはNetflixだけ
- ドラマタイトル: 不可殺-永遠を生きる者-(불가살:ブルガサリ)
- 英語タイトル :Bulgasal:Immortal Souls
- 韓国放送局:tvN土日21:00〜
- 韓国放送期間: 2021年12月18日~2022年2月6日(予定)
- 製作: スタジオドラゴン、ショーランナーズ
- 演出: チャン・ヨンウ
- 脚本 :クォン・ソラ、ソ・ジェウォン
- 放送回数:全話16部
- 主演 :イ・ジヌク、クォン・ナラ、イ・ジュン、コン・スンヨン
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Netflix不可殺の全話あらすじネタバレ完全版!
(あらすじ)
呪われた者として生まれ、決して死ぬことができない「不可殺」の存在である男。
彼の盗まれた魂を取り戻す、600年に渡り転生を繰り返す、1人の女性との愛憎・復讐劇。
こちら各話ごとにあらすじと内容の考察、ネタバレ込でまとめています。ご注意を!
ドラマを楽しみたい方は、視聴後に読まれるとよりお楽しみいただけると思います!
※放送翌日に随時更新していきます。お楽しみに!
Netflix不可殺・一話のあらすじネタバレ考察 12/18
Netflix不可殺・二話のあらすじネタバレ考察 12/19
Netflix不可殺・三話のあらすじネタバレ考察 12/25
Netflix不可殺・四話のあらすじネタバレ考察 12/26
Netflix不可殺・五話のあらすじネタバレ考察 1/1
Netflix不可殺・六話のあらすじネタバレ考察 1/2
Netflix不可殺・七話のあらすじネタバレ考察 1/8
Netflix不可殺・八話のあらすじネタバレ考察 1/9
Netflix不可殺・九話のあらすじネタバレ考察 1/15
Netflix不可殺・十話のあらすじネタバレ考察 1/16
Netflix不可殺・十一話のあらすじネタバレ考察 1/22
Netflix不可殺・十二話のあらすじネタバレ考察 1/23
Netflix不可殺・十三話のあらすじネタバレ考察 1/29
Netflix不可殺・十四話のあらすじネタバレ考察 1/30
Netflix不可殺・十五話のあらすじネタバレ考察 2/5
Netflix不可殺・十六話のあらすじネタバレ考察 2/6
Netflix不可殺の全話の伏線と考察
ドラマをより楽しむための、考察や裏話などをまとめていきます。
※放送翌日に随時更新していきます。お楽しみに!
Netflix「不可殺」プルガサル第1話の伏線考察
まずは登場人物の前日譚、といったところの第1話でしたね。
少年の頃は実はまだ怪物的な力はなく、それはクォン・ナラ演じる女性が「不可殺」であった、ということ。
つまり「不可殺」の力は「鬼ごっこ」的な感じ???
タッチされたほうに移っていく、ということ??
まだまだ序盤、これから解明されていくのでしょうね。
ただ素直な感想として、それら考察よりも…
…クォン・ナラの佇む景色が美しいこと!!!
平原に佇む姿、喧騒の中でこちらを見つめる眼差し…
どれもシーンとしてとても美しいなぁ、と思いました。
そもそも不可殺ってなに???
中国語読みで「不可殺」、韓国語では「불가살 」(プルガサリ)といいます。
朝鮮半島における伝説上の幻獣であり、伝承や時代によって様々な姿、捉え方がされた生物です。
ベースとしては「象の鼻、熊の体、ライオンのしっぽ」という出で立ち、または純粋に動物の獏(バク)と同一視する傾向もあります。
鉄を食べ暴れまくる、という凶暴な伝承もあれば、邪気を払い悪夢を食べる善の存在、などなど、
まさに時代を超えて、その意味や意義が異なる生物です。
ただ共通するのは、鉄をも喰らうその性質から、強靭な体をもつ、つまり「殺すことができない=不可殺」というものです。
このドラマでも600年、というスパンで観れば、きっとこの主人公の立場を悪から善へ、善から悪へと常に時代と共に変わっていくのでしょう。
ちなみにまた同じ発音で韓国語では「プルガサリ=ヒトデ」という意味もあります。
これは、ヒトデが仮に体を切ってもまた再生する様子が「殺せない=不可殺」という意味で付いた、という説があります。
不可殺(プルガサリ)っていう映画、あったの知ってる?
こちら、特撮ファンの間では有名な、韓国、北朝鮮が制作したと言われる怪獣特撮映画の「プルガサリ」もあります。
1962年には韓国で、1985年には北朝鮮で、それぞれ制作された、ある意味で「幻の」怪獣特撮映画でした。
1985年の北朝鮮版では、日本のゴジラシリーズの東宝特撮シームが招待されての制作など、なかなかマニア好みの作品です。
公開はされませんでしたが、日本では1998年に公開されDVDもあります。
興味がある方は是非。
不可殺は殺すことができる?
名前の通り、不死身の存在である「不可殺」ですが、伝承によっては実は弱点が2つあります。
その一つが「火」。鉄を食べるので、火に当てると溶ける、という発想のものです。
そこから、「不可殺(火可殺)」(発音同じ)、つまり火で殺す事が可能、と呼ぶこともあります。
そしてもう一つが、「不可殺(仏可殺)」。僧侶の説法を聞けば死んでしまうために「仏」という字を当てても表現します。
「火」であれば殺せる、って、以外と簡単??w
でも「仏=説法」となると…。慈悲のある人間からの説得とか??
さて、ドラマの不可殺であるタン・ファルはどのような弱点と影響がこのあと表現されていくのでしょうか。
手の甲の傷とは
生まれたばかりの赤子の時にはすでいその手の甲に傷を負っていたファル。
それは「不可殺」に狙われる目印、ということでしょうか。
まだこの1話ではそれがどのような意味なのかはわかりません。
ソルのちからとは?
ファルと自分の意志と関係なく婚姻を結んだソル。
ファルいわく、「そなたにも、俺と同じもの。怪物としての力が宿っている」とのことから、
そんなソルとの婚姻を受け入れたとのこと。
そのちからとは??
曲玉:魂
わざわざ日本語約もついていたこのシーン。
ファルから抜き取られた魂?血?が「曲玉」の形になり、そして体内に吸収されました。
その時点で、クォン・ナラは血の気が下がり普通の人間のように、
ファルは怪物として目覚め変貌した…そんな鬼ごっこの「タッチ」のような、シーンでした。
これは一体なにを意味するのでしょうね。
Netflix不可殺・2話の伏線と考察
ラストあたりでやっとクォン・ナラのクリーニング店で働くキラキラした笑顔が観れて、
あーなんかよかったぁ~と思ってしましました。wこれまでが深刻すぎ!
しかしそれもつかの間、また扉越しにファルがサンウに追いつきましたね。
どうなることやら…
ダン・ソル、妻の能力は「人の過去を見れること」
将軍の娘への後悔、「もっと愛してあげれば、愛情を伝えてあげればよかった」は、
まさにファル自身が自分の息子に対して抱いていた感情と同じで、どちらも寂しい父親であったのだなぁ、と感じましたね。
そしてその際に説明されたのが、
「ソルには『人の過去をみることができる』能力があった」
ということ。
この2話にはソルは転生としても登場しませんでしたが、今後のストーリーでこの能力が一つのキーポイントとなる、という伏線がはられました。
曲玉が魂なのね
曲玉(日本だと勾玉)が、まさに人間の魂を象徴する形、なんですね。
絵師に転生した鬼物を倒した際も、こぼれおちた曲玉の魂を粉砕し、その命にとどめを刺していました。
不可殺(プルガサル)になる条件のおさらい
巫女が説明しましたが、不可殺とは
- 魂を奪われ肉体だけとなった存在のこと
- 死ぬことはできずひたすら生き続ける存在となる
- 奪われた魂を取り返さなければ、不可殺の状態から脱することはできない
ということ。まさにタッチされたほうが負け、壮絶な「鬼ごっこ」なんですね。
根深い「恨」の文化、ここでもかよ…
韓国の文化意識を理解する上でどうしても忘れてならないのが「恨」(ハン)の感情。
簡単に言えば恨み、ですが、なかなかこれは長い長い歴史の中で培われ、変貌し、また様々なシーンでも利用されている、難しい文化意識の一つです。
このドラマでもわずか2話の間に「倭寇」(日本からの海賊)により逃げ延びる村人たち、
1593年の壬申倭乱(日本でいう秀吉の朝鮮出兵)で、ピンポイントで日本の蛮行を表現しています。
いや、歴史事実として行為はあったでしょうが、またまたそれ~?
それまでの歴史で中国やモンゴルからの侵略とかってなかなかドラマになりませんが、この日本相手のことだと韓国内では大義名分が立つんでしょうね。絶対ネタとしてぶっこんでくる。
私は日本人なので、正直「世界配信されるNetflixドラマにも入れてくるネタかぁ」と辟易としましたが…。
ま、ここは軽くスルーするしかないですかね。
太っ腹なファル
ファルの少年時代。村人たち、そして実の父親すら見捨てる存在であった彼に、
唯一親切で愛情をくれた村人。彼は2006年には転生し私立探偵となっていました。
その彼を見つめるファルの眼差しが優しかったこと。
そして1人の少女の身元捜査の代金としてまさかの金の延べ棒!インゴット(金地金)の1本って、今でもだいたい1本200万くらい?なので、とんでもない太っ腹!ですね。w
ただそれは、過去に自分にかけてくれた恩をこうして返した、というファルの想いではないでしょうか。
サラっと転生してる将軍
そしてタン・グウ将軍も2000年代には刑事として転生。2話では一瞬の登場でしたが、このあとファル側に関わる人物として絡んできそうです。
双子の姉妹、そのマスク
最初は姉のほうが転生した方…と思わせておいて、名前はちゃんと妹のほうが「ミン・サンウン」だったので途中で理解しました。こっちがヒロインだったんだーっと。
姉は強烈にプルガサルの記憶をとどめて転生していますが、妹は違ったようですね。
ただ鬼物たちは妹に興味津々。バス運転手の鬼物も匂いを妹のほうに嗅ぎにきたりなど。
記憶がないだけで、素養は妹のほうが上だったのでしょうか。
また姉がつけていた青いマスクをクローゼットに隠れる際に託された妹。
その後そのマスクには姉の血が染みていたことから、結果的に妹の中に姉の血も入り、
本来の魂が一つになった、という伏線でしょうか。
Netflix不可殺・3話の伏線と考察
今世に転生した人物たちが続々と…
1.2話で登場した人物、鬼物たちが続々と今世にて人間の姿に転生していましたね。
わかりやすいところでは、
- タングウ将軍が刑事に、15年前の事件以降に職を辞し今は探偵に。ただ彼の今世において幼少期には兄妹であった様子。この妹が誰なのか…ひょっとしてサンウン?
- 雪山で死体を喰らっていた喬馬古(チョマグ)、転生して絵師になりサンウを殺した過去、そして孤児の子供たちを誘拐し臓器売買をしていた男、と。ほんとヒドい転生ぶりw
- クリーニングのお店で働くおばさんは、過去に家族と敵同士の前世であったと冗談っぽく言っていましたが、おそらくこのあとその展開があるのでしょう。
- バス運転手の男、15年経っても「サンウの魂の匂い」を嗅ぎつけ、執拗に追い続けてきました。
そしてこれは、キャスト相関図をみないとわからない部分ですが、
- 不可殺の恨みを買い、呪われた赤子を産み落した600年前のファルの実母。彼女は自殺しましたが、なんと今世ではダンクウ将軍の転生でる、刑事の部下として彼女は転生しています。どのような物語が始まるのでしょうか。
そして、メインとなる2人の転生の姿が…
その1人はシホ。サンウの妹、ですが、なんとその前世はファルの妻であったソル。
「妻と子供」の贖罪のためにサンウを追い求め、殺そうとしているファル。
しかしもし今世でそのサンウを殺せば、また過去に妻であったソル(シホ)の家族を奪い悲しみを与えてしまう…
このサンウ、シホとついに出会ってしまったファルの、今後の運命の展開がとてもスリリングになってきました。
そしてもうひとりがナム・ドユン。
たまたま助けた結果となるファルとドユンの関係ですが…。
ひょっとしてドユンは「過去にファルと関係のあった、あの人物」の転生では?
フラッシュバックするイメージ
サンウが残したヘアバンドを触ったことにより、彼女の今世でのイメージ(クリーニング店で働く映像)が見れたり、また、
サンウ自身に触れた瞬間に過去の高麗時代のサンウの優しい表情のイメージが…
ファル自身にもソル(シホ)のような、人の過去を観ることができる才能に似たものを有しているのかもしれません。
そして高麗時代のイメージは、ひょっとして2人が出会った、さらにその前にも実は出会っていたのでは…
Netflix不可殺・4話の伏線と考察
ついに、もうひとりの不可殺であるオク・ウルテが現れ、物語の中枢を貫く1つの真実が明らかになりました。
サンウンの魂と必要とするファル、そしてそれは彼だけでなく、もうひとりの不可殺ウルテも同じ欲望を抱いています。
複雑に絡みあう運命が遂に幕を開けましたね。
シホ、ついにファルの体に触れる…
人の過去を映像として認知できる能力を有するソルの転生であるシホ。
今世ではサンウンの妹として、今は妊娠をしています。この赤ん坊がどうなるのか、
600年前に流産となった子供と同じ運命にならねばよいのですが…。
その彼女がついにファルの体に触れました。
ただ、600年前に夫婦であったことまでは認知できなかった様子。
彼女のこの能力が今後どのように物語に絡んでくるのでしょうか。
ドユンはやはり…
彼の左目の血走った眼球。
ファルに思わずおんぶで飛びつく、まるで子供のような行動。
これらはやはり、600年前にファルの息子で目に傷を負っていたアーチャンの転生と考えて間違いないでしょう。
ただ転生の判別として死んだ時の容姿の記憶が大半を占めるようであり、ファルはまだドユンとの宿縁には気づいていないようです。
もうひとりの不可殺
3話までで、どうもすっきりしなかった不可殺の宿縁。
ファルをそのお腹に宿した母は「不可殺の恨みを買った」という理由で子供の出産をためらっていました。
つまりファルの産まれる前にすでに不可殺の因縁があったということ。
またその不可殺であるウルテの発言にも「1000年」という言葉があり、
ファルの600年よりもっと前にこの宿縁はスタートしていたのでしょう。
ただそうなると、サンウンの運命はいったいどこから始まったのか?
まだ様々な謎のピースが噛み合わない、しかし大きな運命がそこにあることを予感させる4話でしたね。
妖怪グスンセ
ここでのお化け「グスンセ」は韓国済州島の伝統お化けなので、津軽方言のように標準語では聞きにくい済州島の方言を使います。 「チュサリ」という韓国の藁屋呪術造形物から生まれた鬼なので、済州島の象徴的な韓国の伝統妖怪です。私が済州島の道民です。ww pic.twitter.com/MdXVHVu6nt
— 라쿠n🐾₍˄·͈༝·͈˄₎◞ ̑̑ (@fkznss) September 18, 2021
韓国、済州島の妖怪グスンセ。雨の日に罠を仕掛け、人々だましたり、自殺をさせたり、などの悪行を行う妖怪。
雨の中だとパワーアップ!だからスプリンクラーで一気に形勢逆転!というあたりが、なかなかヒーロー物アクションのようで個人的には楽しかったですね。
ただ今世でもその鬼物の性格から主に子供の女性を襲う(練習)をしていたとのこと。
その目印となる傘の数に背筋が凍りました。
ダンソル将軍→ホユルという転生から
今世において刑事を辞職、探偵として不可殺を追っているホユル。
その幼き日に妹を不可殺によって失っているのですが、この妹が転生前のサンウンなのかはまだはっきりしません。
ただ、サンウンは今回、シホと姉妹となる運命を選んでいることからも、不可殺に縁の深い人物たちと血縁関係を結ぶ転生を繰り返しているようです。
巫女→へソクとして転生
不可殺になってしまったファルに600年前、多くの宿縁の説明をした巫女。
彼女は転生で今回その姿をやっと現しましたね。
それもファルに協力敵な人物として、普段は動物の血を提供し、そして
「復習を済ませたサンウン→不可殺」を閉じ込める通称「井戸」と呼ばれる場所の監視役として、
今世では関係を築いています。彼女と50年前にどのような密約があったのか、これもまた伏線の1つとして今後あきらかになるでしょう。
ヘアバンドの意味
劇中に何度も登場した赤いヘアバンド。
これはまさに、中国をはじめ東アジア地域で広く知れ渡っている「運命の赤い糸」がそのモチーフになっているとのこと。
中国の南北朝時代の伝説にもある、運命の男女、宿縁のある人間同士を赤い糸でつなぐ仙人、「月下老人」がその出典のようです。
日本でもこの「赤い糸」という意味はすんなり受け入れられますね。
サンウンの残したヘアバンドを手にはめたファル。同時にサンウンも新しいヘアバンド(これも赤色)をはめて…。
2人の宿縁が結ばれたこの4話でもありました。
Netflix不可殺・5話の伏線と考察
8回の転生
今回で、転生のルールが説明されました。
それは魂の転生は8回まで、ということ。
サンウンの姉、彼女は今回が8回目であったことからオルテに殺された時点でもう転生はできなくなった、ということですが、
なぜかその魂を2つに分け、記憶や肩の傷のない、魂だけを分けた双子の妹・サンウンを今世ではともに転生する手段を選んでいました。
これにはどのような過去の流れがあったのか、ここはまだ伏線として残りました。
ウルテ参上
不可殺として、凶悪な行動で現れたオルテ。
しかし彼の普段の人間社会での立ち位置は、高級店のVIPな食事をする(本人曰く人間らしいフリ)など、かなりのセレブな位置にいるようです。
その人間社会での彼の立場が、不可殺としての殺人をスムーズに行えている理由のようです。
巫女→へソク
巫女はすっかりお世話なおばさん、へソクとして転生しています。
職業は精肉店。まさに「動物の血」を採取するのに適した職業のようで、
それがファルの現在の食事に繋がっているようです。
毛手
毛むくじゃらな手が水の中に人をひきずりこみ、溺死させる、という鬼物。
その姿は手だけしかみることができませんが、いわゆる日本でいう河童のような意味あいで、
人が溺れる理由の1つとしての伝承として伝えられている鬼物です。
その力はとてつもなく強く、タングウ将軍はこの鬼物によって左手を失っていました。
Netflix不可殺・6話の伏線と考察
ひとときの平和
ファル、サンウン、その2人を中心に、ホユル、巫女、シホ、そしてドユン(?)の面々が一同に揃いました。
壮絶な前世と過酷な運命を背負った面々ですが、この時は巫女が持ってきた焼き肉パーティー!w
ひとときの平和のシーン、またシーンの音楽もこのドラマで唯一といえるユーモアのある音楽を使用し、ドラマの緩急をうまくつけていますね。
父と娘
前世における将軍とその娘。将軍は娘の不可思議な力を恐れ遠ざけていたこと、愛情を注がなかったことをずっと後悔して死んでいきました。
ついに今世で出会ったホユルとシホ、ですが、このあとどのような展開が待っているのでしょうか。
シホの人の過去を見れる能力が、このあとどのように物語に絡んでくるのか、が楽しみですね。
夢でのサンウン
ファルの夢か現実かわからない光景として、自身が不可殺になったサンウンに襲われるシーン。
彼女の発言をもう一度振り返ると、
「遂に、この娘がお前を私のまえに連れてきた…」
「その手の烙印…私の呪いは終っていないぞ…」
という内容のもの。
サンウンの中にはまだ表層にあらわれていない、「さらにもうひとりの不可殺」の存在が眠っている、という伏線でしょうか。
600年前のファル、1000年前のウルテ、この2人の不可殺にさらにまだ別の「不可殺」が絡んできそうですね。
Netflix不可殺・7話の伏線と考察
シホとホユルの親子関係
まだこの今世ではお互い気づいていませんが、2人は過去の前世において紛れもなく親子でした。
人の過去が見える娘を遠ざけ、またそのことに後に深く後悔していたホユルの前世タン・グウ将軍。
その娘のタン・ソルであったシホ。
妊娠した、というシホのことが何故か心配になるホユルですが、それは時を超えて無意識に沸き起こる感情なのでしょうね。
ただ気になるのが、その妊娠した相手の男性は「イケメンの元カレ」という説明をシホはしていますが…
果たしてそれは誰なのでしょうか?
ずっと謎だった、おばさんの名前が判明、キム・ゴブン
2006年、家出したサンヨン、サンウンの双子姉妹を匿ってくれた初老の女性が
キム・ゴブンであった、というのが明かされました。
彼女は1970年代、サンウンの7度目の転生であった「キム・ファヨン」の妹でした。
周りの大人たちがキチガイ扱いする中、不可殺を恐れる姉の事を理解していた唯一の妹。
40年後に突然自分より年下、若い小娘の姿で現れたサンヨンとサンウンをすぐに受け入れたこと。
そしてサンヨンが殺され逃亡したサンヨンとシホを匿ったところなど、
きっとこの1970年の頃すでに、「自分は不可殺に狙われていること、またいずれ転生すること」を可能性としてサンウンは妹のゴブンに伝えていたのでしょう。
今世ではすでに痴呆が進みまともな会話ができませんでしたが、転生した姉に会えた瞬間はなんとも言えない感情を表現していましたね。
甲山怪の女優さん
家に封印されかなり老け込んだ甲山怪でしたが、この女優さん、1話ではすでに村人役で出てたんですね。人間から甲山怪の呪いを受け变化したのか、600年前にはそのまま甲山怪ではありましたが。
>>転生するキャストの過去と今を間違わないようにキャスト相関図を確認
ドユン、そっち側だったの
今までよくわからない甘えたキャラだったドユンですが、ついにその行動の理由がはっきりしました。
不可殺ウルテ側の人間でスパイであったことが判明しましたが、その理由として彼は鬼物ではなく普通の人間のよう、入院中の兄のためにウルテのサポートをしているようです。
頻繁に言っていた「自分は孤児で家族はいない」というのも嘘だとわかりましたが、
さて、その兄とは誰なのでしょう。
そしてどうも、今世の関係だけでなく、どうも不可殺のウルテとも過去に何かしらの宿縁がありそうな予感。妙にドユンに甘えるウルテ。
ここからドユンの動きに注目ですね。
Netflix不可殺・8話の伏線と考察
不可殺・ウルテの生き方
不死身のウルテはファルのように同じ名前でこの数百年を過ごしているのではなく、
30年に一度姿と名前を変えて生きてきた、ということが明かされました。
この8話でも体にシワができてきた…そのためには急がないと…というセリフがあり、
それが人間の血を吸う行動を意味するのか、またはその行為を持ってしてもなお、
30年に一度は姿を変える必要があるような、体の秘密があるようです。
ファルの親の逃れられない宿縁
600年前にファルを産み落としながら首吊り自殺をした母は、現在ではホユル刑事の部下・スギョン刑事として転生していました。
しかしサンウン一家の殺害事件の捜査の際、ウルテの部下(誰かはまだ不明)により首吊り殺害をされてしまいました。
ファルの父親は、過去においても現在においても、「妻が首吊り」「その苛立たちを息子にぶつける」という行動を繰り返していました。
ファルに関わる両親の、転生後も変わらない行動の平行世界が悲しいですね。
ちなみに現世で父親に虐待を受けていた少年は、まだ誰の転生かは明かされていません。
シホの能力
これまでの描写では、シホがその人の過去を視る能力はその時代だけ、のようでしたが、
今回ヘソクに触れ巫女時代の映像、さらに自分に話しかけてくるイメージ、を。
彼女の能力が覚醒すれば、タイムトラベルとして過去の前世の時代の人間に話しかけることができる…そんな展開を示唆するシーンだと思われます。
ガールクラッシュって?
ヘソクに話しかけるサンウン。その際に出てきたセリフの「ガールクラッシュ」って?
意味は韓国における「女が惚れる女」のことです。
前世から現世の宿縁を知るヘソクですが、どうもこれまでファルから聞いていた「サンウン像」が変わってきたことを感じていました。
秘書の正体はやはりあの鬼物
彼女の正体は「頭抑神」、過去ファルに討伐された鬼物でした。
筋肉隆々のマッチョな鬼物でしたが、確かにその变化前は子供の女の子でしたね。
すると性別はやはりこの秘書と同じ女性なのかな?
今回ウルテを裏切り、しかもボロボロになりながら逃げた…とのこと。
彼女自身、サンウンでなくファルこそが追うべき存在であり、かつ不可殺の弱点も知っている、
という気になるセリフも言っていました。次の登場ではどのようなアクションをしてくるかが注目です。
Netflix不可殺・9話の伏線と考察
ウルテの過去
物語が後半になり、徐々にメインキャストたちの前世からのつながりがはっきりしてきました。
その中でも衝撃的だったのが、「1000年前、ウルテはホユルの息子だった」という事実。
過去にその父から愛情を受けていなかったことから実の弟を殺めてしまい、その瞬間で現れた不可殺(サンウンの姿)に呪われた…というもの。
これまで完全悪、としてのウルテの粗行を見せるシーンが多かったですが、
まだ1000年前のウルテは病弱で臆病な、しかし心も病んで弟を殺めてしまうような弱い人間だった様子が。
ウルテはアーチャンには心を開いたり、前世で父であったホユルをやはり殺さなかったり、など、
様々な優しさと残虐のギャップの理由がここにきてはっきりしてきましたね。
そしてどうも「ウルテの言っていること、サンウンへの復讐心」は実は間違いではないのでは?と思わされますね。このあとどうなっていくのでしょうか。
ちなみに弟を撲殺するシーンの、あの弟はファルではない別人?のようでしたが果たして…
ホユルの幼少時代の記憶
幼少時代、妹のソヒをかばうも、その生命を救うことができなかったホユル。
この現世での宿縁は果たしてどういうものなのでしょうか。
不可殺に狙われていた…ということはこのソヒはサンウンの生まれ変わり?
そして父と思われる男性はこの妹ソヒを牛乳に毒を入れ殺そうとしていましたが、
その正体は目の色の変化、「匂いでわかるぞ!」という発言からも、鬼物のようでしたが。
…となると、このホユル自身も実は鬼物なのでは?そして巫女ヘソクが予言した
「記憶を失っているものが記憶を呼び起こした際に、全員死ぬ」という意味は、
実はファルでもサンウンでもなく…?
ドユンの過去、前世がついに?
ファルにドユンの前世が息子アーチャンであった…と気づいた9話でしたが、
果たしてアーチャンにはどのようなこれまでの転生歴があるのでしょうか。
10年前、ウルテを連れ施設で衰弱していた兄の元に。
「兄さんを助けて」そうつぶやくドユンの目は「灰色の目」になっていました。
灰色の目のときは、これまでのサンウンやへソクがそうであったように
「過去生の記憶が体に宿っている状態」を現します。
兄を助けて。その言葉の意味はどのようなドユン(アーチャン)の過去と繋がっているのでしょうか。
シホは自分の前世は視れない
視聴者の多くが「シホ、さっさと記憶もどせよ!(笑)」と思っているところですが、
今回の9話ではやはり「自分自身の前世は視れない」ということが判明しました。
これは本当にそうなのか、または一時的なものなのか、定かではありませんが、ファルにとってはそのほうが都合がよいでしょうね。
(おまけ)家族団らんのファルにwww
唯一のコミカルなシーンのファル家での団らんシーン。
女子チームがケーキを食べる横にいるぎこちないファルの顔が笑えましたねw
Netflix不可殺・10話の伏線と考察
ウルテはシホのことも知っている
ファルの家に突然現れたウルテ。シホとは初対面ではありましたが、どうも会話からは過去においてその存在、過去生を知っているような口ぶりでした。
まだまだそれぞれのキャラクターの過去のつながりが小出しで全体像がつかめませんが、第9話ではウルテも過去においてホユルの息子であった宿縁があったことからも、
ウルテはまたシホとも家族的なつながりがあるのかもしれません。
ウルテの過去
頭抑神がドユンに語ったというウルテの秘密。
それは「ウルテがファルの家族を殺した」という、いまだ本当かどうかわからない内容。
ストーリー的にはそれだとわかりやすいのですが…どうもこの内容もまだ裏がありそうですね。
鬼物がたくさん
頭抑神のキムサンヒ、そしてその夫の獣医も鬼物、とのこと。
たくさん出てきてややこしいのですが、キャストを詳しく調べてみても、
今のところこの夫は過去に出演していない初出のようです。
ファルの乱暴運転!w
ちょっと笑ってしまいましたが、
二人でドライブ、「音楽でもかけようか?」とノリノリのウルテを横目に、
シートベルトをしたファル。
そして衝突でフロントガラスからウルテ飛び出し!漫画みたいな動きが、ウルテかわいい、そしてかわいそう!でしたw
Netflix不可殺・11話の伏線と考察
1000年前の出来事とは
古井戸にわかったうえで呼び出され、力で圧倒するもそれでもやはりファルを殺さないウルテ。
それはウルテではサンウンの魂を壊すことができない、ただその理由がどうしてもあるからでした。
600年前にファルの家族、今のシホやドユンを殺したのはウルテだとはっきり認めるも、
その背景、理由にはやはりサンウンがいたこと。
彼女が自分たち2人の不可殺を殺し合わそうとしていること。
そしてその宿縁は600年前よりさらにさかのぼった1000年前にサンウンがのぞんでいたことなのだ…
という事実が語られました。
うーん、ここまでくると、もう想像は難しく、果たしてその1000年前のファル、サンウン、そしてウルテの繋がりをドラマで観るまで真相は一切わからないと思われます。
残りわずか。
果たしてどのような宿縁が1000年前にあったのでしょうか。
Netflix不可殺・12話の伏線と考察
動き出す1000年前の出来事
これまでの、全ての宿縁のスタートが600年前であった、という流れが、
実はそれよりも前、1000年前から始まっている、という全ての謎あかしが徐々に始まりました。
1000年前には実は不可殺であったファル。
そのファルに、不可殺の力を求めた結果、魂を壊され不可殺となったウルテ。
1000年前の時点では普通の人間であり、その家族が殺された?サンウン。
一瞬写った、1000年前の惨殺されている村人の中に、シホとドユンの姿らしき人物も映っていました。
1000年前にウルテの思い出の中に、病弱な自分の代わりに健康な弟がいたことにより、
その弟を撲殺。そのシーンに出くわした2人の村人、そしてそんなウルテを襲ったサンウンの姿をした不可殺。
この弟の殺害シーンに遭遇した村人2人が一瞬だけですがシルエットとしてシホとドユンのようにも見えました。
1000年前の事件、そこの時系列がとても複雑で、このときすでに
ファル、サンウン、そしてウルテ、3人の不可殺がいたことになります。
ここがはっきりしませんが、今作の一番の仕掛け、トリック、そして物語を貫く
「ファルの片思い」とは一体どういうことなのか?につながる部分のようですね。
Netflix不可殺・13話の伏線と考察
1,000年前の出来事、さらに明かされる光景
ファルとサンウンは、1,000年前にはおそらく恋人同士、または夫婦であったようです。
しかも2人には子供?と思われる存在も。ただどうもすでにこの時点でどちらも不可殺、
つまり「夫婦の不可殺」なの??とおもわせる光景が。
副題にもある「1,000年の片思い」とは、やはりファルの感情と考えると、ファルは一体1,000年前になにを求めていたのでしょうか。
Netflix不可殺・14話の伏線と考察
ウルテはやはりホユルを殺さない
呼び出されたホユル、ウルテがその前に現れ、ヤバ!っと思いましたが、やはりウルテはホユルには手をだしませんでしたね。それが過去においての実の父親だったからだとは思いますが、意外とウルテも単なる無慈悲な不可殺ではなく、彼自身も家族を大切に感じる鬼物なのだとわかります。となると、やはりあとは、ウルテとドユン。ドユンにも人一倍の優しさを見せるウルテ。2人の関係はどのような宿縁なのでしょうか。
ウルテの魂
前話でもありましたが、1000年前の記憶において、不可殺のファルがウルテの魂を奪い、それを自身に取り込んだことにより、次の人間としての転生につなげたことがはっきり描写されました。となるとやはり、そのあと600年前にはそのウルテの魂をもったファルが、サンウンに刺され、魂がサンウンに移動。これによってなぜ「ウルテはサンウンを自分の手で殺すことができないか」の説明がつきましたね。つまり今の現世でのサンウンの中にある魂は、もともとウルテの魂である、ということがはっきりしました。
Netflix不可殺・15話の伏線と考察
ファルにブーストかかりました!
もはや1000年前になにがあったか、がわからないと謎は解けないところまできたので、残り最終回を楽しみにするとしましょうか。
それにしても600年まったく人の血は飲まなかったファルが初めてここにきてホユルの血を飲んだことによって、どれだけの覚醒をみせるのかが、見どころですね!
600年前の村人たち
1話で出てきて、次いつ出てくるのかなぁ…とずっと思っていた村人や子供がやっと登場!
プルガサルに縁がある山の麓の町に住む彼ら。宿縁はつづきますねぇ。
ハン・ドンギュがまさにカメオ出演!
Netflix不可殺・16話の伏線と考察
ついに大円団を迎えたこのドラマ。
いやぁ、長かったですねぇ。
全16話。この最終回に繫がるために、壮大な前フリ(?)が続き、途中ちょっと挫折しそうになりましたが、
この最終回で語られた1000年前の事実でようやく全ての謎が解けましたね。
やっとわかった事実。ここでもう一度振り返ってみます。
1000年前はファルとサンウンは2人とも鬼物・不可殺だった。
そのさらに昔は?というのは野暮かも。w
ただ、間違いないのは、この2人(夫婦?)の不可殺が「完全なる鬼物の最後の生き残りの不可殺」であった、ということ。
そしてこの2人で1つ、の存在であり、その心臓はつながりあっていた、ということ。
サンウンは人間に愛情が。ファルはサンウンにヤキモチw
サンウンが人間に情を抱いたことにより不可殺の山から人里に降りたサンウン。
そんなサンウンを待っても待っても帰ってこず、イライラするファル。
ここまでなら時間の問題で、いずれサンウンは大人になった姉弟(シホ・ドユン)を見届け、山に帰るところでしたが…
ウルテという存在が以後のややこしい運命を
人としての弱さを嘆き、不可殺の強さを求めたウルテ。
人里で人間に襲われてるサンウンを助けに来たぞ!と喜び登場したファルですが、
シホ・ドユン・ホユルにめった刺し(!)にされ逆ギレの呪いを全員に。
さらにこいつら殺してやる!と思った瞬間、2こイチの心臓のサンウンがまさかの自分の心臓を突き刺し彼らをファルから救う。
ファルがそれに激怒。
「めっちゃムカつく!復讐してやるからな!…お、ちょうどいいとこに人間いるじゃん」
と、「あなたのファンです!あなたみたいになりたいのですがどーしたらいいですかぁ!?」
というウルテをそそのかし、
「ムカつくからもう『不可殺』やーめたぁ!サンウン1人でやっとけ!俺はこのバカから人間の魂をちょうだいして…」
ということで、ウルテ(人間の魂)をゲット!灰になって次は人間に転生しまぁーす、と消えていきました。
そしてその際、ウルテには、
「お前、不可殺(状態)にしてやるからその代わり俺の言うこと聞け!いいか、あいつが好きな人間たち(シホやドユン)の転生を見つけたら、随時殺すように!よろしく!」
というお願いをしました。
600年前はその約束を守りましたが、その後はドユンに対しては情が移ったり、またそもそも父のホユルの転生にはずっと手をださなかったり…でした。
で、あの600年前は
1000年前から不可殺のサンウンはずっと山に暮らし、ファルが転生してくるのを待っていました。
そしてついに600年前に人間のファルを発見!
※1話では少年時代のファルにも不可殺サンウンは会ってますが、あれは
- 不可殺は姿が変わらない。なので子供の姿のファルを知らなかった。なので殺害スルー
- 子供は基本好きなので、ファルとわかっていても子供の姿のファルは殺せなかった
の、どちらかでしょう。ファル自身がドユンがかつての息子の転生と気づかなかった理由(子供の姿しか知らない)と同じです。
しかしウルテがその当時ファルの妻と子供であったシホとドユンを、1000年前の約束どおり殺害。しかもサンウンの目の前で殺す、という気配りも。
ただ、
「不可殺から人間に転生すると、記憶全部なくしちゃう!」
というからくりがあったため、
ファルは妻シホと息子ドユンが殺されたことを嘆き(1000年前に自分がウルテに依頼したくせに)、
その現場にいた不可殺サンウンは、ずっと恨んできて、さらに今回も目の前でシホたちを殺されさらに復讐心が倍増!
人間ファルを突き刺し、結果今度はファルの中にあった人間の魂(何度もしつこいけど、これ元はウルテの魂)が自分にきちゃったからさぁ大変。そこでサンウンは
「もーー!めっちゃムカつく!私の左肩に刺し傷つけやがって!覚えとけよ!…ぁぁ、今度は私が人間になっちゃうじゃーん…お前が恨めしい…」
と思いながら、次からは人間の人生ターンがサンウンに始まったのでした。
…ややこしい!!
ややこしかった、不可殺の魂のやりとりの結論
今回のからくりで難しかったのは、
- 不可殺→人間に転生すると、記憶が全部ぶっとぶ。過去に自分が言ったことも全部!
- ウルテはファルやサンウンと違い、元は普通の人間、それが「強制的に不可殺にされた」ことによる、いわば「不完全なプルガサル」。だから1人だけずっと黒い穴がふさがらない。
という2点でしょう。ここだけわかれば、すべてのセリフの意味がつながってきます。
ただこうして、男女の勘違い、行き違い(1000年以上だけど!)による恨みや復讐心、そしてその裏にあった「愛」が、
最後のシーン。
人間同士のサンウンとファルがやっと出逢い、つながった未来を予測させるラストシーンで良かったですね。
(つまり、1000年以上の痴話喧嘩+周りの人を巻き込みすぎ、というドラマでしたwww)
まとめ
不可殺のあらすじ全解説!ラスト結末やネタバレ伏線、感想など考察!
殺すことも、死ぬこともできない不可殺になった男が600年間、
転生を繰り返す一人の女性を追う悲しくも美しいストーリー。
なんとも壮大な物語ですが、それを彩る豪華なキャスト、また主演のミンサンウン演じるクォン・ナラが相変わらず美しい!
600年、という時の流れのなかで転生を繰り返す彼女の、その時代時代の容姿の変貌も楽しみですね。
こちら不可殺のあらすじ全解説!ラスト結末やネタバレ伏線、感想など考察!として、そのドラマ情報や伏線も随時解説してきますので乞うご期待!
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