調査官クギョンイ11話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!
10月30日よりスタートした新ドラマ「調査官ク・ギョンイ」。
警察出身の保険調査官ク・ギョンイ(イ・ヨンエ)が、事故に偽装された疑惑の連続殺人事件を解き明かすミステリードラマです。
その内容はスリラー、ミステリー、そしてコメディなど様々なジャンル含んだ非常に見応えのあるドラマです。
ネタバレも含みますのでまた視聴されていない方はご注意ください!それでは早速どうぞ!
調査官クギョンイ11話のネタバレ!あらすじ
(K)であるイーギョンに、ヒョンテが船上パーティーの主犯であった事実が残されたデータを渡したクギョンイ。
そこにはクギョンイの作戦がありました。
彼女はイーギョンにデータを渡しましたが、同時にそのデータ内容を世間に公表したのでした。
ヨン理事は息子2人を守るため、マスコミや専門家を使って火消し作業を行いましたが、
それ以上にクギョンイはこれまで関わってきた知り合いや仲間たち(引きこもりの少年、ユーチューバー、ゴシップ記者)を総動員し世論を形成。
ヨン理事は塩酸を顔にかけられ顔に大怪我、、ホ・ソンテは卵をぶつけられる、などなど、
世間の風当たりはとても強いものとなりました。
ただこれはヨン一家の横暴を阻止する、という意味と同時に、
ヨン理事には罪を受け入れる(ひざまづく心)を持たすこと、
ホ・ソンテには選挙戦を戦わせないこと、
ヒョンテには(K)に殺させないこと、
というヨン一家をある意味(K)から「守る」作戦だったのでした。
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逆に(K)であるイーギョンはヒョンテを殺そうとしますがどうしてもクギョンイに先回りされ計画がうまくいきません。
ただ、彼女に再び合流したゴヌクが、データを解析するとそこにはたくさんの船上パーティー以外のデータも削除された痕跡を発見。
その内容をしるべく、イーギョンは、
「(最もこの現状に納得していないであろう)私を一番好きになってくれそうな人間」
と、考えたギョンスに接触。
ギョンスはヨン一家に対して嫌悪と懐疑的な感情を抱いていたこともあり、結果
彼から元データを得ることに成功します。
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その元データ、削除された内容とは、コダムが自身のネット会社を通じて集めた、
多くの人間にとっての「あってはならない事実・秘密」のデータ画像でした。
裸で踊り女性に暴行した議員、娘を虐待していた母親、部下をリンチしていた軍上官などなど。
コダムが収集していた、彼らの映像により、イーギョンは「彼らもまた死ぬべき人間」と、
殺人ターゲットとして設定するのでした。
そしてこの状況を利用し、ホ・ソンテ、ヒョンテの2人にもそれぞれ、死や生き地獄を味合わせようと大きな計画を実行、
イーギョンはヨン理事を拉致します。
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それは、
ホ・ソンテを含めコダムのデータにあった罪多き人間たちを一同に集め、爆死させること、
会見を開くヒョンテに、これまで自分の味方であったファンの女性たちやマスコミたちから攻撃される生き地獄を味合わせること、
そしてそれらの自身を含めた「誰を死なせるか」という決断をヨン理事に選ばせること。
生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ…
「ハムレット」に似せたこの殺人行動に、拉致したヨン理事への選択を迫るイーギョン。
そんなイーギョンに対し、誰も死なない選択、また自身の身を捧げる選択を次々選ぶヨン理事。
そんな、顔を包帯に巻かれたヨン理事に違和感を感じたイーギョン。
ハッと気づいた彼女が包帯をほどいてみると…そこにはヨン理事のフリをしていた
微笑むクギョンイの顔があったのでした。
(第11話おわり)
調査官クギョンイ11話のネタバレ!感想と考察
みなさんも途中からうすうす気づいてたと思いますが、やっぱり包帯の下はクギョンイだったか!という、悔しがるイーギョンとの対比である種爽快な終わり方でしたね、
またラスト前、ということでこれまで登場したキャストたちが再び総出演!といった感のあるこの11話。
気になる点を考察していきます。
私はカサンドラ
イーギョンとゴヌクとの会話に出てきた一言。
「スペインに住みたいなぁ…知らなかった?私はカサンドラよ?」
カサンドラ(症候群)と言えば、簡単に言えば他人との関わりにおいてストレスを感じ、
苦しんでいるものの、その苦しみが周りには気づいてもらえない、認めてもらえない、
そんな精神衰弱な状態のことを言います。
自身のある種の「病的な精神状態」を理解しつつ、そこから開放されたい、という彼女のある種の心の叫びだったのでしょう。
ギョンス、相変わらず何やってんだ!
人一倍マジメな性格。ヨン理事一家の裏の顔を知り「死ぬべき人間たちなのに」と思ってしまうギョンス。
そんな彼の性格がすでにイーギョンにはバレており、まさかの情報データを(K)に渡してしまう、という行動を。
ただこれも、「チャックが開いてるわよ(すきがあるわよ)」とクギョンイも言っていたので、そうなる事態も予測済みだったのでしょうね。
キム部長もそりゃそーなるわ!
自分たち、の命を助けてほしい。
その切実なヨン理事な想いは彼女をひざまつかせるほどの深刻さでした。
それをみたキム部長、そりゃ吹きますよねw
そして、パンクした車をチェックした瞬間ではイーギョンに麻酔銃を。
9話でイーギョンにした仕返しをされてしまいました…残念!キム部長!泣
1話の被害者、キムの奥さんは…
髪を切りキレイなタワマン?のような景色の部屋で、死んだ夫の船上パーティーの様子を見つめていたユン・ジェヨン。
その後、保険金も入り優雅な生活をしているようです。
ただ、船上パーティーで得意げに麻薬のことを説明していた、そんな夫の姿はショックだったでしょうね…。
3話、リベンジポルノ動画を流された女性は…
3話では自分が刺殺したと思った元恋人への殺人行為が、実際はすでに(K)の実行であったことを証明され、釈放されたこの女性。
イーギョンに今回は利用され、コダム・データの悪人1人に対し、ドリンク配達役の手助けを。
ただ彼女がクギョンイに(K)の行動を(おそらく説明)したことにより、(K)が殺人に動いていることを確認、対応の準備ができたのでしょう。
でもなぜ彼女には、イーギョンはバスの降り際に顔を完全に見せたのでしょうか。
このあたり、彼女に対しては最終話での伏線回収に期待しましょう。
ネット、世論を動かした3人の男たち!
ユーチューバー、引きこもり少年、そしてゴシップ記者、という3人を駆使し、
世論を動かしたクギョンイチーム。
引きこもり少年が、えらそうに話をしだしたゴシップ記者には裏拳パンチを、
ユーチューバーのサムシーには目をキラキラさせて見つめるなど、
マスコミ<ユーチューバーという若者意識の象徴のようなシーンで笑えましたね。w
その他、大勢のこれまでのキャストたち登場
NT生命、嫌味なチャン課長はトイレにて、ま、この人はいいとしてw
メガネ屋の調整員はコダムに社内でいじめられ、(K)に殺害を依頼したキム、彼は(K)の指示で動いたようです。
ヒョンテの熱烈ファンで(おそらくその後遊ばれた)会見で叫んだ女性、彼女は自分の意志での会見の妨害だったのでしょう。
そして、これはちょっとわかりづらかったですが、
ヒョンテ会見で女性ファンたちが殺到するようにそっと警備の手を緩めた警備員など。
(彼はコダムの会社の警備会社員で、コダムに叱責をくらい警備犬を毒殺させられた男)
彼は(K)にその後接触され(K)の一員になっていたのでしょうね。
と、一人一人の行動の動機はけっこうバラバラでしたが。
それらが複雑にからみあい、(K)の仕掛けた「ハムレット殺人計画」が行われたのでした。
この「ハムレット」は、第1話で一番始めに、女子校時代のイーギョンが担当していた演目。
それがここでついに実演されたのですね。
まとめ
調査官クギョンイ11話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!というテーマでまとめてみました。
引き続きこちらでは「調査官クギョンイのネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!」をお楽しみください。