調査官クギョンイ10話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!
10月30日よりスタートした新ドラマ「調査官ク・ギョンイ」。
警察出身の保険調査官ク・ギョンイ(イ・ヨンエ)が、事故に偽装された疑惑の連続殺人事件を解き明かすミステリードラマです。
その内容はスリラー、ミステリー、そしてコメディなど様々なジャンル含んだ非常に見応えのあるドラマです。
ネタバレも含みますのでまた視聴されていない方はご注意ください!それでは早速どうぞ!
調査官クギョンイ10話のネタバレ!あらすじ
ゴヌクの家の前に送られてきた郵便物の中にはある男性が入っていました。
死体では?とも思われたその男性は意識があり、クギョンイたちにこのようになった経緯を説明します。
彼は「リアルトゥルース・ジャーナル」という雑誌の記者であり、ヨン理事一家のゴシップを担当する人物。
ヨン理事の息子ヒョンテのゴシップを書こうとしていた矢先に、ヨン理事に派遣された(K)に、事件記事の揉み消しのために殺されそうになったとのこと。
ただ(K)は自分を殺さず、「なぜ自分が殺されるのか、ゴシップ記事以外に他に心当たりはあるか?」
と聞いてきたので、「実は(先日殺されたIT社長の)コ・ダムからあるデータをもらっていた」という事実を白状します。
しかし(K)がそのデータを確認しても意味が理解できなかったので、ゴヌクにそのデータと共に彼を送りつけ、解析を依頼してきたのでした。
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(K)であるイーギョンはこの時はまだクギョンイが生きていることは知りませんでした。
ゴヌクの家にはクギョンイたちがいた事からこの記者の持っていたデータを解析、
そこには船上パーティーの日に、イーギョンたちに殺された人物たち以外にもうひとり、
その存在が知られていなかった人物がいた事がわかる情報でした。
そしてさらに、コ・ダムが遺品の指輪の中にまで隠し持っていた、その謎の人物を表す決定的な情報、をクギョンイたちは突き止めたのでした。
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イーギョンがヨン理事の殺害の指示を守らなかったことに気づいたキム部長は
事実確認のためゴヌクを襲いますが、間一髪のところで逃してしまいます。
イーギョンの裏切りを確信したキム部長はイーギョンのいる別荘に彼女を拷問部屋に監禁します。
そして自身はクギョンイ、そして更にゴヌクをも殺し損ねた失敗をヨン理事にバレないよう、
単身でクギョンイたちのいるコ・ダムの墓所へ向かいました。
しかしその一連のキム部長の動きはクギョンイの思惑どおりであり、
結果、キム部長を窃盗容疑で警察に逮捕させることに成功しました。
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監禁されていたイーギョンですが、いつもの機転を利かし脱出に成功。
クギョンイの生存をすでにゴヌクから聞いており、そしてずっと気になっていた、
ヨン理事がなぜ自分を探し求めていたのか、なぜ殺すべきほどでもない人物たちに殺害指示を出していたのか…
そんな様々な疑問の答えとなる、「追うべき本当の殺人ターゲットは誰なのか」、
その答えを知っている、というクギョンイたちにイーギョンは接触を図ってきます。
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特急列車の中で待ち合わせ、対峙するクギョンイとイーギョン。
新たな殺人につながる、真実の情報データをイーギョンに手渡すクギョンイ。
その目的は人質に取られたナジョ匕の家族を守るためであり、
また同時にクギョンイには別の理由もありました…
~
今回の事件の全容が徐々に明かされ始めます。
それは、船上パーティーでは、ある人物が薬物を使用していたこと、
さらにその船に同乗していた、ゴヌクの友人でもあったイ・ジュニョウンを溺れさせ見殺ししていたという事実があったこと。
そしてそれらの張本人が、なんとヨン理事の次男、ヒョンテであったことが…。
これを自社のシステムで記録として保有していたコ・ダムでしたが、それがヨン理事の知るところとなり、今回の暗殺につながっていたのでした。
また船上パーティーの出来事を知る他の人間たちが次々に死んでいった事実から、
ヨン理事は(K)という殺人者の存在に気づき、クギョンイたちを利用しその正体を突き止めさせたこと。
それらの点が今ひとつに繋がり、(K)であるイーギョンは次の行動に出ます。
それはヨン理事の長男、ホ・ソンテに近づくことでした…
(第10話おわり)
調査官クギョンイ10話のネタバレ!感想と考察
ついに今回の一連の事件の真相が明かされだしたこの10話。
男性陣がどんどんだらしない姿wをさらけだす中で、メインとなる女性たち、
クギョンイ、イーギョン、ヨン理事、のそれぞれの思惑が交差し激しく動き出す予兆のような回でしたね。
ゲーム仲間の少年の伏線回収
「メロンマスク」というハンドルネームの少年。どこで回収されるかと思いきや、ここで登場しましたね。
死んだはずになっているゴシップ記者をかくまうため、クギョンイは彼を引きこもりのこの少年の家に預けたのでした。頭いい!
クギョンイのことは「アップルボーイキャット(推定20代)」と思っていたゲーム仲間、自殺未遂を助けられた彼が今も元気そうでよかった!
ちゃんとクギョンイにもらった餃子も食べているようでしたw
ゴヌクとダエホ。またまたまた切ないBL
キム部長に殺されかけ、逃げ延びたゴヌクがたどり着いたのは、ダエホの家。
2人はやっと幸せに?…と思いきや、実はダエホはゴヌクのことを通報しました。
2人の最後の別れであった、イーギョンとの鉢合わせ、公園トイレのことを、
防犯カメラ映像でダエホは振り返っていた際に、死体を運ぶゴヌクを知ってしまったのでしょうね。
ただ、「いつまでも待ってるから…必ず海にいこうな」というセリフ。
捕まっても出所するまで待ってるよ…そんな愛のセリフをつぶやいたダエホが切なすぎる!
ゴヌクはまた逃げていきましたが、この2人は今後どのような結末を迎えるのでしょうか。
庭番の老人、すげーー
部屋に飾られた勲章、映像をみると「六芒星」だったので、おそらくあれは
勤労勲章(30年以上、公務員や軍に属し全うした人物)だと思われます。
韓国人のイメージでは独裁者・虐殺者・汚職、のイメージが強く残っている韓国大統領「全斗煥(チャン・ドンファン)」(1980年~1988年在籍)の表彰状もあり、
過去の軍事政権での拷問担当の警察?とも想像される、一瞬のあの表彰状や勲章のシーンでした。
そしてそれを裏付ける、あの恐ろしい拷問地下室の管理状況。
イーギョンが閉じ込められた独房には「助けて」「いっそ殺して」の血文字の痕も。
さすがヨン理事の別荘を任されるだけのことはある、どんだけのやり手なの??
というシーンでした。ヨン理事の夫、ではないのかな?
しかし一枚上手なのがイーギョン
そんなやり手の庭番老人ですが、イーギョンがやはり一枚上手でした。
尺では21:00ごろ、個人的に好きなシーンなのですが、
ゴヌクに電話で会話しているイーギョンに不審に思いすごい勢いで駆けつける庭番老人。
ヤベ!っていう表情を一瞬みせたイーギョンですが、すぐさま
「もー。落ち着いて本も読ませてくれないわぁ」
といいつつさりげない動作で耳にあったイヤホンを外し足元に隠しましたね。
あまりに自然だったので、最初は、
「あれ?イヤホンはじめから足元に置いて会話してたの?」
と思ったくらいですが、映像を見直すと、確かにイーギョンは髪を触る仕草で一瞬にイヤホンをハズしていたのがわかりました。
そして独房からの軽々とした脱出。さすがイーギョン!というシーンでしたね。
プロポース経験あったのね、ギョンス君
コダムの指輪から、秘密のマイクロチップを探しだしたギョンス。お手柄だぞ!
その理由が、過去に同じ指輪を買ってプロポーズした経験があったから…。
ギョンス、切ないぞ!
水原にいくならやっぱり
特急列車に残されそのままのクギョンイチーム。
「このままカルビでも食べにいく?」というナジョ匕のセリフがおもしろい。
水原といえば、韓国のほぼ中心、ソウルから1時間ほどの歴史的な街。
そして名物はその「水原カルビ」!
聞いただけでよだれがでてきてしましました。
「火」の女性たち
イーギョンの誕生日が一瞬うつりましたね、それを見て僧侶がひとこと。
「こりゃいかん!火と火が出逢えば大炎上。全てを焼き尽くしてしまうわい!」
第二話でもありましたが、キム部長の報告によればクギョンイも「火」の運命の女性とのこと。
それを聞いたヨン理事が「気に入った!私は火の相手と相性がいいのよ」と言っていましたが…。
さてさて、クギョンイ、イーギョン、ヨン理事、3人の「火」の女性が揃ったことによりこのあとも物語は大きく炎上していくのでしょう。
最強の男は、やはりキム部長だった
イーギョンのカラオケ店爆破の不自然さに気づき、またゴヌクを軽くあしらい殺す一歩前まで言ったキム部長。
最初はおとぼけキャラかな、と思わせておいて、その多くの殺人遂行シーンを見ていると、
彼こそがこのドラマの最強男性キャラであることがわかりましたね。
それに比べて他の男性陣たち。。。ゴヌクは強いかと思いきや、ダエホとの失恋以来、ずっと骨抜きでしたもんねw
だからこそ、の、サンタ伏線
そんな最強キャラ・キム部長をおとしめるためには、ついにクギョンイはサンタの無言キャラ伏線をここで使用しました。
このずっと引っ張ってきたサンタ無言・伏線、このカードを使用しなければならなかったほど、キム部長がてごわかった、ということでしょう。
やはり、クギョンイ。サンタのしゃべれることにはちゃんと気づいていたのだとわかりましたね。
なぜサンタは無言を通していたのか、その部分はまだ語られていませんが、物語も終盤。重要な理由があかされそうです。
イーギョンのセリフに背筋がゾクッ!
特急列車からの降り際、行く手を塞いだ、そんなサンタに対して放ったイーギョンの一言。
「(何者かしってるわよ…)」。
こ、こわぁぁ!!
- イーギョンが知っている、ということ、
- 「峰柏女子高等学校 33回 同門記念」というコーヒーカップを持っていたこと、
このあたりからも、やはり女子校時代との関係が、サンタの秘密のようですね。
ちょっとややこしかった、船上パーティーの真相
船上パーティーには当初考えられていた、工場工員の3人の男性被害者、
女性2名、そして溺死していた最初の被害者イ・ジュニョウン。
実はもうひとり、その船上パーティーに参加していた人物がいた、
そしてその正体が…ヒョンテだった、というのが真相として明らかにされました。
ヒョンテ、甘いマスクなのに、ホント最悪なやつ!!!!
当時残っていた防犯カメラのかすかな映像や口コミから、
ゴヌクは船上パーティーの参加者を割り出し、イ・ジュニョウンの報復として、
(K)も3人の男性と2人の女性を殺したのですが、実はもうひとりいた…ということだったのですね。
ヨン理事は口封じに参加者たちを殺そうと考えていた矢先に、彼らが次々に死んでいくことに(K)の存在を確信。
真実の隠蔽、そして最後にはヒョンテを守るためにも(K)であるイーギョンを捕まえたかったのでしょう。
と、同時に、たまたまミロネットにアップされ、削除はされたその一連の流れが映った証拠映像。
ミロネットを運営していたコダムがそれを「選挙戦の武器」として保有していたことにより、
結果、コダムもヨン理事に殺害されたのでした。
…なるほど。
ただ、謎は解けましたが、一つだけ!!!
この船上パーティーの参加者の女性がイーギョンにそっくりじゃね???w
イーギョンが潜入してたの??と思いましたが、ちゃんと見直すと、別人のようでした。
過去のクギョンイの推理映像の中でも、車両事故で死んだ男女がこの船上パーティーに参加していたこの2人だったので。。危うくミスリードされるところでした!
…ですよね???ちがうのかな??
そしてわかり易すぎるホ・ソンテの運命
ラスト、なぜか吊橋を渡りながらビクビクしているホ・ソンテ。
そんなへっぴり腰のホ・ソンテに、キラキラしながら声をかけるイーギョン。
どんだけわかりやすい「吊り橋効果」!とおもわずそのネタ・センスに笑ってしまいました。
「私を好きになる可能性の男性に近づくの…」イーギョンの目論見。
完全に利用されるためにロックオンされてしまいましたね、お疲れホ・ソンテ!
ちなみに、「ウサギ」ってどういう意味?
次男ヒョンテがゴシップ記者たちに揶揄されていた「ウサギ」ですが、
「性的な傾向として、性交時間が少ない、早漏」の隠語なんだとか。
そして長男ホ・ソンテは選挙イメージ作戦が可愛いらしさで押したいこちらも「ウサギ」という、兄弟揃っての「ウサギ」なのでした。
兄弟揃ってもう…。w
まとめ
調査官クギョンイ10話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!というテーマでまとめてみました。
引き続きこちらでは「調査官クギョンイのネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!」をお楽しみください。