イカゲーム黒幕はおじいさんのイルナム?犯人に関する伏線もご紹介!
2021年9月にNetflixで公開になったイカゲーム、すでに全話が放送されその展開、オチを知っている方も多数おられるでしょう。
その以外な黒幕、正体は最初から参加していたあのおじいさんだった、というのは、分かる人にはわかった展開だったのではないでしょうか。
このドラマはすでにシーズン1として完結、しかし回収されていない伏線はたくさんあります。
今回はそんなイカゲーム、黒幕の正体であるおじいさん(イルナム)のことや、結末のネタバレ、真の黒幕の正体を、シーズン2に繋がる全伏線にからめて完全解説します!
またおじいさん以外にも、気になるあの人やあの脇役のことなども…それではどうぞ。
>>韓国でのイカゲームの評判は?パクリと話題にはなってる?それはこちらに
イカゲーム黒幕はおじいさんなの?
#오징어게임#일남 pic.twitter.com/EPwD59wbto
— 도로롱구루루리 (@dsp9596) September 24, 2021
黒幕の正体は背番号1番のイルナム!?
今回のストーリーにおいて、その最終話にて、クリスマスイブの夜に主人公のギフンは謎のメッセージカードを受け取ります。
その場所に行ってみると…ともにゲームに参加し、ビー玉ゲームでは涙の別れをしたあのおじいさん、イルナムが!?
延命装置につながれたイルナムが、今回の顛末、なぜイカゲームが存在したのか、そして自分は何者なのか、を語ります。
- 事業で大成功し富を得た自分
- しかし満たされない人生
- 金持ちと貧乏人の共通点は「退屈であること」(そーかなぁ…)
- 同じ考えを持つ人間(巨万の富を持つ人間たち)と共同でこのイカゲームの世界を構築
その上で、
- 自分も子供の頃のように、無邪気に遊んだあの日々を体感したい
- 見る側でなく、する側を
という考えから、ゲームへの参加をしていた、ということでした。
そのネタばらしの内容と、おじいさんの、最後のギフンとの賭け・ゲームを行う姿。
個人的にはギュっと胸が締め付けられる内容でした。
最後の賭け、そのゲームの意味と伏線は?
12時の時計の針が進むまでに、あのホームレスを誰かが助けるか…
その賭けは主人公のギフンが勝つのですが。
すでにこのシーンにはシーズン2への伏線であると言われています。
金髪の男性?が最初は物取りのような物色を見せ、ギフンを落胆させイルナムを喜ばせますが、
その彼がなんと警察を連れて戻って来て、ホームレスは助けられる…。
これは、その前に、第6話でイルナムおじいさんは主人公ギフンとのビー玉勝負の際、認知症(を偽った自分)とどのように向き合うのか、を試していました。
その際にギフンはイルナムおじいさんの認知症(のフリ)につけ込み、騙しながらビー玉を奪います。
その勝負の決着に、「人間を信じれるのか?」という疑問をずっと持っていたイルナムおじいさんは、信用していたギフンがやはり「欲にかられて嘘をついた」ことがショックだったのでしょう。
その後のVIPのホストとしてのお出迎えが出れないくらいの、ショックと疲労を感じていましたね。
おじいさんにとっては、そんなギフンとの死ぬ間際の最後の出逢い。
12時までの人助けゲーム。
この一連の流れ、12時ギリギリにこの流れを設定したのも、実は黒幕おじいさん・イルナムの計らいではないか、と言われています。
金髪の男性(モラルが低そう、と視聴者をミスリード)させ、実はいい人でした、という流れを植え付けつつ、
今度のシーズン2でその金髪男性が登場、
「あれはイルナムがあなたに夢を見せたのだよ」
という展開が見える、と噂されています。
おお…ただこの伏線はもうシーズン2を確かめるしかないですね。
イルナムが黒幕である伏線の数々
ドラマを観た方ならもうお気づきの点はたくさんあるかと思いますが、このおじいさんことイルナムが今回の黒幕の1人であったことがわかる伏線を紹介すると
- 背番号が1番、もっとも目立つ番号をゲットしていること
- 多数決ではバツに投票するも、自分に声をかけてくれた主人子ギフンに姿を偽りコンビニで出逢いを演出、再度ゲームに誘う
- 最初のゲームで、射殺の人体スキャンにひっかかっていない
- 深夜の暴動ボーナスゲームでは「やめてくれー!」と叫び、難なくゲーム終了
- ジュノ刑事が探り当てた今回参加者の資料には001番はなく、002番からスタートしていた
- 侵入者の存在を伝えるサイレンの音、その音を聴いてイルナムは極度に緊張します。(そして失禁おもらし…)
- ビー玉ゲームで射殺される、そのシーンは映されない
などなど、観終わったあとでもう一度みると、なるほど、というシーンがたくさんありました。
イルナムを演じたのは?
こちらは韓国の俳優の呉永寿(オ・ヨンス)さんです。
これまでドラマではおじいさん役、僧侶役、などの老け役で多くドラマなどに出演。
しかし今回のイカゲームで世界的にも注目され、ネットのWikiのページがはじめて記載されはじめた、とのこと。
また実際の彼は無宗教ですが、求められる役柄からいつも短めの短髪でいるそうです。
ほんとうにおじいさんの認知症なのでは?と思えるくらいのゲーム中の演技、実はホスト・主催者でした、というシーンのスーツ姿、そして最後の死に際…
どれもギャップがあり、とても印象に残る演技をされていましたね。
イルナムが残した、最大の伏線
最後はクリスマスにおける別れでその最後を迎えた黒幕イルナムですが、
その様々なシーンで語っていた「わしの息子が…」「セガレが…」というセリフ。
これは妄想でなく、本当に実在するという設定でしょう。
そしてその息子が次のシーズン2に深く関わってくると予想されています。
そしてしかし、イルナムは真の黒幕ではない
今回はあくまでイルナムおじいさんは「韓国会場のホスト」という位置。
その覆面は「うさぎ」とのことですが、真偽のほどは不明です。
今回のイカゲームの観覧に、諸外国からの人間であると思われるマスクの男性たちが、今回のイカゲームの会場を訪れます。
今回画面に映るのは6人のVIP。ライオン、ヒョウ、水牛、イーグル、ツノジカ、熊…
これらの黒幕たちの覆面の意味、伏線の意味も今はまだ不明です。
(弱肉強食の肉食者たち…という意味かと思いましたが、水牛がいるのでその説は却下。シーズン2への持ち越しの伏線ですね。)
このVIPたち、顔はわかりませんが、その発音やイントネーションから単国でなく複数の国から訪れていることがわかります。
例えば、
マスクで潜入した刑事ジュノの誘い○○なことを教養しようとするアメリカ系男性。
そんなVIP男性に向かって「bon-appetit(どうぞお召し上がれ)」とフランス語を話すVIP。
第5ゲームのガラス橋にて、ギャング・ドクスとともに心中する悪女・ミニョを観て、
「女の恨みは恐ろしい。シェイクスピアではなく、ウィリアム・コングリーヴのような悲劇だ(共にイギリスの劇作家)」と表現するイギリス訛りのVIP。
最終話では最後のゲーム、イカゲームに挑む主人公ギフンとサンウの闘いが始まる際に振り始めた雨を、
「好雨知時節(はおゆーちーしーちえ)良い雨はふるべきときを知っている 杜甫」
という完全に中国人のVIPなどなど。
イ・ビョンホン演じるフロントマンは韓国会場の運営責任者に
「韓国大会はベストだ」
と賛辞を送るその言葉から、
このイカゲームは全世界でオリンピックのように持ち回りで行われている
ということを意味しています。
イルナムおじいさんはあくまで今回の「韓国大会」のホスト。今回の単なる責任者。
つまり、真の黒幕、とは言えないのです。
このあたりが次のシーズン2に持ち越される、今回回収されなかった伏線のひとつでしょう。
次回は韓国大会ではないかもしれませんね。
イカゲーム黒幕以外の回収されない伏線を解説!
ヒマすぎてイッキ見した。
既視感エグい。
アリス?カイジ?神様の言うとおり?
2周目すると伏線(とまではいかないが)がけっこうあるのね。
スーツのコン・ユにビンタされるならこっちが金払うわ。#イカゲーム #コン・ユ pic.twitter.com/r946npFlBz— ミナになりたい (@8a8IY6Jh9kns14t) September 25, 2021
こちらでは、今回のシーズン1で明かされなかった伏線、謎について考察をくわえていきます。
最後になぜギフンは赤髪にしたの?
こちらの理由はズバリ「イスカリオテのユダ」をモチーフにしています。
…深いです。
また、キリスト教における聖職者、反逆者、わが道をいく者、という意味が含まれます。
>>詳しくはこちらのどこよりも詳しい徹底考察を御覧ください。
イ・ビョンホンが演じるフロントマンとは?
<トレンドブログ>俳優 #イ・ビョンホン、スーツ着て致命的なイケメンさ…イベントに行く途中の車の中でhttps://t.co/zJw3D6bVCR pic.twitter.com/cGuTXYlnuS
— Korepoコレポ (@Kkorepo) September 26, 2021
彼は2015年大出場132番、その年の優勝者でした。
しかし優勝後に住んでいたであろうボロアパートの家賃を滞納するような生活…
つまり、彼も今回の優勝者である主人公ギフンと同じく、賞金に手を付けず罪の意識に苛まれながら数年間を過ごしていたのでは…と予想されます。
そんな彼がどのような経緯を経て、いまフロントマン・運営責任者の立場でイカゲームに関わっているのか…彼の本当の狙いは…
この彼に対する伏線はシーズン2への持ち越しです。
ジャズが好き、という伏線は
フロントマンはゲームを観覧する際にジャズを流していました。
それは第2話、弟のジュノ刑事が兄のボロアパートの部屋を探索する際に、本棚には
敢えて字幕で翻訳がつけられている「欲望の理論」という本が。
これは、ゲームの出場者、VIPたち全ての人間にある、「欲望にかられる人間たち」に対して、自分自身でも悩んでいたのでしょう。
そして、イカゲームへの招待電話番号のある名刺の入ったリボン付きの箱。
それに目を奪われますが、その箱の横にはしっかりジャズ音楽の本がさりげなく置かれていました。
兄=ジャズ好き=フロントマン
という伏線がここに隠されていましたね。
モルディブでモヒートを
第6話で女性の2人組、セビョクとジヨンの会話の中で、
「知らないの?ほら、モルディブで一杯、って?」
とからかい笑います。
このセリフの元となるのは、イ・ビョンホン主演の映画「内部者たち(インサイダーズ)」での流行語であった「モルディブに行ってモヒート一杯やろうか」からの引用です。
当時公開されたこちらのインスタには、プールでポーズを取るイ・ビョンホンの姿が写し出されていました。
その彼がその後のネタバレで仮面をとって、フロントマンはイ・ビョンホンである、という伏線は、たくさんのファンを驚き喜ばせましたね。
ラストシーン、ギフンとの電話での会話
ラストシーンの空港搭乗口、もうまさに娘のいるアメリカ行きの飛行機に乗ろうとした瞬間。
携帯で電話をするギフンの会話。
事務的な電話口の受付の男性の声に対して、
「おれは馬じゃない!」
そのギフンの言葉を受けて、相手の声が変わります。
「飛行機に乗れ。それがあなたの為だ。」
この声はしっかりイ・ビョンホン、でした。日本の吹き替えもちゃんと変わっています。
これはつまり、
- まだイ・ビョンホンは運営にいる
- ギフンが飛行機に乗ろうとしている、その行動はすでにずっと監視されている
という意味です。
シーズン2では、きっとイ・ビョンホンがかなりのキーマンとして活躍してくることでしょう。
>>イ・ビョンホンの日本語吹き替えのあのイケメンボイスはこの人!
弟、ジュノ刑事は?
崖で弟に銃口を向け、そして発泡した兄、イ・ビョンホン。
しかし、その落下の音はしても死体の映像はありませんでした。
これは完全に、シーズン2への弟の復活登場の伏線です。
どのような形で復活してくるのか、とても興味深いですね。
登場した印象に残る脇役たちの意味は?
左から、ジュノ、セビョク、パキスタン人のアリ、そしてミニョ。
女性3人は完全に死亡していると思われますが、
パキスタン人のアリ、に関しては不明です。
第6話のビー玉ゲームでサンウに騙され負け確定、射殺されますが、そのときは後頭部に銃口を向けられているのですが、
第7話の冒頭で棺に入れられているシーンでは、顔に傷がないのです。
同じ展開で老人イルナムもこのゲームでは殺されていなかった点からも、
また棺が仮に火葬されても、あの底抜け仕掛けのある火葬場では、生かされている可能性もあります。
また怪我をした指、そこから発するストーリーの展開が今回はありませんでした。
これはシーズン2に登場する、と十分考えられる伏線だと思われます。
四角マークの幹部、
こちら、じつはちゃんとした有名な俳優さん、イ・ジョンジュンです。
View this post on Instagram
- 名前:イジョンジュン
- 生年月日:1999年 3月22日(22歳)
わずか10秒の顔みせ、その際にはセリフなし、なのにとても印象に残る出演でしたね。
彼の関係する展開(あのときの…私は彼の妹なのよ!)的なキャストがシーズン2続編に登場しそうな予感がします。
まとめ
イカゲーム黒幕はおじいさんのイルナム?犯人に関する伏線もご紹介!というテーマでお話しました。
黒幕はイルナムおじいさんだけでなく、まだまだ世界中にいる、ということから、回収されなかった伏線につながり、それがシーズン2へとつながると思われます。
あと、最大の伏線がもう一つ。
それは第1話での冒頭の「イカゲームとは何か?」という白黒の少年時代の回想シーン。
その説明で、
「勝った瞬間にはバンザイというのだ」というセリフ。
今回のシーズン1では一度も誰もバンザイ、と言っていません。
それはシーズン2以降への伏線なのでしょう。
シーズン2では誰が最後に本当の「バンザイ!」と言うのか。
イカゲーム黒幕はおじいさんのイルナム?犯人に関する伏線もご紹介!
この続きは是非シーズン2で!