調査官クギョンイ8話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!
10月30日よりスタートした新ドラマ「調査官ク・ギョンイ」。
警察出身の保険調査官ク・ギョンイ(イ・ヨンエ)が、事故に偽装された疑惑の連続殺人事件を解き明かすミステリードラマです。
その内容はスリラー、ミステリー、そしてコメディなど様々なジャンル含んだ非常に見応えのあるドラマです。
ネタバレも含みますのでまた視聴されていない方はご注意ください!それでは早速どうぞ!
調査官クギョンイ8話のネタバレ!あらすじ
自分の味方であり、最愛の存在だった叔母を失い、失意の(K)ことイーギョン。
「無実の人間を殺さない」その行動理念が完全に崩壊してしまったこの事件。
この唯一、人間的な愛の関係があった叔母がこの世から居なくなったことにより、
イーギョンにはある感情、いえ、それは以前から彼女を包んでいた潜在的な存在、
「彼女の殺意を後押しする黒い影」がはっきりと彼女に現れはじめるのでした。
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クギョンイは、コ・ダム殺害事件の時、きっかけとなった小型ロボットの配置を結果的に手伝っていたサンタに対し疑念が浮かんでいました。
そこで彼が熱を出し寝込んでいる際に彼の財布と携帯を調べ、その彼の名前サンタは偽名だったこと、また携帯には関係者しか番号がないこと、などをサンタに問いただしました。
サンタは「全てを見せます」、と伝え自分の家にクギョンイを案内しますが、
その家にはこのクギョンイたちとの関係以外にはなにもない、ある意味殺風景な部屋でした。
黒い人形もありましたが、それは(K)の感情を理解するため、
クギョンイの飲んだお酒の空き瓶は、自分が心温まったアイテムだったから、
そんな思い出の品、という説明しかありません。
アルバムには最後のページに、死んだクギョンイの夫の写真が。
そんなサンタに対し、クギョンイは、
「疑いが消えない。もう会うことはないわ。」と言い残し、部屋から立ち去るのでした。
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(K)の調査チームは解散となり、メンバーはバラバラになります。
クギョンイは相変わらず部屋に引きこもり、
ギョンスは保険調査のAチームに転属、
そしてナジョ匕はなんとヨン理事の元、息子の選挙戦のチームに女性補佐官として抜擢され、活躍の場を与えられていました。
選挙戦を戦う上での広告塔としてヨン理事の思惑のもと抜擢されたナジョ匕ですが、
テレビでも雄弁に語るそのナジョ匕の姿は、結果として(K)の眼にとまり、
今回のコ・ダムと叔母の殺害事件の黒幕がヨン理事であることに気づく結果となるのでした。
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保険チームに復帰したギョンスですが、その異動に納得はしていませんでした。
持ち前の記憶力からコ・ダム事件当日の様子を思い出すことにより、
イーギョンの仲間ケオンの存在、そしてナジョ匕がヨン理事に内通していた事実を
クギョンイと共に突き止めるのでした。
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叔母の死後以降、イーギョンは明らかに変化しました。
それは計画的でなく、衝動的に殺人を行いはじめ、時に暴走すること。
ケオンはそんな彼女をなんとか説得しようとしますがうまくはいきません。
結果、自分の懇意にしていた同僚ダホとの関係を精算してまでも、
イーギョンとの関係を維持することに決めるのでした。
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クギョンイは家に引きこもり、またゲーム漬けで過ごしていました。
そこにゲームチャットを通じてサンタからの連絡が。
しぶしぶ反応すると、それはなんとサンタではなく(K)からの通話。
焦るクギョンイと、ホテルでの待ち合わせを提案します。
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ホテルでのクギョンイと(K)との待ち合わせ。
直接の対峙ではなく、通話でのやりとりですが、
そこでクギョンイは、(K)の目的が「叔母を殺した犯人」を確認することであることに気づき、説得を試みます。
ギョンスやサンタを配置し(K)の捕縛も狙ってはいましたが、一枚上手の(K)は
その場からなんなく逃げてしまいます。
ホテルにはたまたまいたナジョ匕もいたことから、
(K)はすべてを知り、この接触を計画してきたのだともクギョンイは知ります。
ナジョ匕とクギョンイのチームメンバーたち。
お互いの疑いをぶつけ、ナジョ匕は殺害には関与するつもりはなかった、と告白しますが、
チームとの溝はもはや埋めることはできませんでした。
同時に(K)は、そんなナジョ匕にも直接近づきます。
娘を愛し、その生活のために動いているナジョ匕。
そのナジョ匕の家にまで(K)は現れ、ついにナジョ匕に手をかけます。
こうして一人づつ、徐々に(K)は叔母殺害の真実を突き止めるため、
確実に歩みを止めず近づいてきているのでした。
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ヨン理事は今日も行きつけの憩いの場である山の中にあるレストラン「狩人の家」で食事を。
直接話そうとして訪れてきたクギョンイの、コ・ダム殺害の真相を訊かれますが、
相変わらず腹をみせずにあしらいます。
ただ、「ナジョ匕を表に出したことにより、存在が気づかれますよ、(K)があなたを殺しに来ます」
という発言に顔を変えるヨン理事。
意外、と思ったクギョンイですが、そこには背後になんと、まさに(K)が立っていたのでした。
首にはナジョ匕のスカーフを巻いて…。
(第8話おわり)
調査官クギョンイ8話のネタバレ!感想と考察
この8話に来て、ついに物語の核心に向かい、様々なキャストが動き出した大切な回になりましたね。
クギョンイ、イーギョン、そしてヨン理事が遂に同じ場に出逢うラストシーンはしびれました。
ついにサンタの正体が…
サンタの本名きたーー!っと思いましたが、それは対してどうでもいい情報のようでしたね。
「ハン・グァンウク」
この名前だけでは、誰か他のキャストと肉親関係?というのもわからず。
そしてあのサンタの部屋の異様な「関係者以外の情報がまったくない、という逆の怪しさ」。
観覧車の装飾もありましたが、あれは4話での観覧車での搭乗シーンで思いとどまった、
そんななにか思い出の伏線なのでしょうか。
黒い影は一体なんなのか?
イーギョンの殺意が湧き上がる時、そのイメージの中に現れる黒い影。
幼少の頃にすでにそれは現れていましたが、今回唯一の自分を「愛」で見守ってくれていた叔母が死んだことにより、その「黒い影」のリミッターが外れてしまったようです。
子供を虐待する女性をくしゃみ一つで殺してしまう、(K)の殺意を簡単に援助する、
この「黒い影」はどこまでイーギョンにこのあと影響を与えてくるのか、が一つの大切な要素です。
個人的には、8話まで観た限りでは、それはそのシルエットからも
「死んだ実の母親の、歪んだ娘への愛の形」
のように思えてなりませんが、実際はどんな答えがまっているのでしょうか。
BLが切ないよ!!
イーギョンとの関係がおかしなケオンを心配したダホ。
「なんでも正直に言ってくれ、受け入れるから」なんてもー愛の塊の発言!
しかし、そんな彼をイーギョンから守るため、切ない演技でごまかしたケオン。
ここに来てせつないBLですが、ダホの立場からすればこれで終わるとはとても思えませんね。
きっとケオンを信じ、守るためこのあとも登場するのでしょうが、
これまでたくさんの殺人を幇助してきたケオン。
人として報われる結末があるのか…と想像すると、不安になりますね。
キム部長、切ないサラリーマン
第7話で、コ・ダム殺害の際に如才ない手際で完全犯罪を行った、ある意味凄腕の、ヨン理事の部下、キム部長。
彼のヨン理事の忠誠には、彼のアメリカにいる娘の存在があることもわかりました。
お父さん頑張って!
しかし、この8話の時点では、確かになぜコ・ダムは選挙妨害の失脚でなく、殺害にまで至ったのでしょうか。
7話でコ・ダムは殺害される直前、「秘密は墓場まで持っていきます」とヨン理事に懇願していましたが、その秘密、というのがこの殺害の原因であることは間違いないでしょう。
コ・ダムのモデル:ヤン・ジンホの事件
今回登場したコ・ダム社長の存在で、多くの韓国人はそのモデルを「ヤン・ジンホ」とイメージしたようです。
ポルノ映像を流出させ、削除申請に対応をしない、部下にパワハラ、など報道された内容と今回のコ・ダムの行動がまさに合致していたようです。
ギョンスすごいぞ!
チームが解散となりクギョンイにとっても苦境ではありましたが、
そんな中でやはり頼れる男、ギョンス!
その抜群の記憶力から事件の解決の糸口に…っといいたいところですが、
このケオンの入れ墨の記憶自体は、今回はたいした糸口にはなりませんでした笑
しかし、すごい記憶力だギョンス!
その記憶力に驚いたクギョンイが、ケオンの似顔絵、バイクの逃走経路、
そして当日ナジョ匕が正面玄関から逃げていなかった…その記憶まで呼び出しつなげたことに、事件の解決は進展したのも事実でした。
ナジョ匕…あなたは、どうしたいの?
イーギョンに3話に殺されかけ、それ以来「スカーフ」を巻いていたナジョ匕。
クギョンイからのプレゼント、ではありましたが、その意味は、
「傷…内に秘めた秘密」を隠すための、スカーフ。
「首輪…ヨン理事の手先飼い犬」その象徴としての、スカーフ。
この2の意味があるように思えます。
完全に選挙戦への協力体制に移行していますが、それとは別に
コ・ダム殺害の決定的瞬間とその証拠画像を撮影していたこと…
まだ生死はわかりませんが、
スカーフが(K)に奪われたナジョ匕はどのような行動に出るのでしょうか。
まとめ
調査官クギョンイ8話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!というテーマでまとめてみました。
引き続きこちらでは「調査官クギョンイのネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!」をお楽しみください。