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私も「古代戦士ハニワット」の魅力に取り憑かれ、すでに何回も読みかえしています。
当たり前ですが…打ち切りなんかには絶対させません!応戦しまくります!!
「古代戦士ハニワット」、その重厚なストーリー、濃厚な設定、飛び出す難解な用語の数々など、この作品の魅力はたくさんありますが、
その最たる部分は私たち「日本人がもう遺伝子的に夢中になってしまう!」
- その圧倒的な設定資料に基づく歴史感
- 幼少の頃から刷り込まれてきた「ヒーロー物」に対する躍動感
そして
- この令和の時代に息づく私たち自身への人生観
に強く訴えかける傑作である点です。
今回はこの漫画の大ファンとして、その1~2巻・第一部の舞台となった長野の各場所を、ファンなら訪れるべき聖地探訪の内容を考察とともにご紹介していきます。
それではどうぞ!
『ハニワット設定考察』聖地・長野編!
1~2巻の第一部舞台を紹介!
古代戦士ハニワットが面白すぎ〜
いろんな切り口から楽しめて語り合うことができる良作品かと
ウルトラマン的変身ヒーローの話でもあり、エヴァ的な未知の驚異との戦いの話でもあり
個人的には神仏との関わりとか伝統継承という観点で楽しんでます
Kindleで一気読み!紙本も買う!#ハニワット pic.twitter.com/bPFlrlAIGw— 大沢富士夫|社会保険労務士 (@fujiokay) September 11, 2021
第一巻、第1話の、いきなりのドグーン対ハニワットという魅せ場シーンからはじまる今作、
その舞台のなった長野の風景はとてもリアルでしたよね。
今回は実際のモデル、舞台となったその場所場所をご紹介していきます。
と、その前に…
ハニワットって一体どんな作品なの?
進撃×エヴァ pic.twitter.com/Huxj6hsQOX
— のらりんサン (@sun_shingeki) January 23, 2021
「次にくるマンガ大賞2019」にノミネート!された今作品!(って時間は経過してしまっていますが…)ポスト・「進撃の巨人」などとも評される今作。
いや、それだけ世間より数年先のムーブメントを先取りしていた?ということでしょうか、やっと時代がハニワットに追いついてきたのです笑
2021年に入りその人気はじわじわと広がりを見せ、日本を代表するオタクのカリスマこと・おたキング、岡田斗司夫さんも大絶賛、また一部書店でも熱烈な推し現象が生まれているなど、まさに今ブレイクしようとしている漫画の一つです。
- 1990年代の「新世紀エヴァンゲリオン」
- 2000年代の「進撃の巨人」
などと同じ、昭和、平成、と、各時代・年代の、当時の日本に漂っていた空気感と合致していた人気漫画たち。
それらと同じような雰囲気を持つのがこの「ハニワット」だと思います。
それは、時代と強く和合(シンクロ)していた作品群であり、
そしてこの「令和」の時代を代表する作品となるのが、この「古代戦士ハニワット」なのです。
ハニワットのあらすじは?
『古代戦士ハニワット』全巻揃ったぞー!
読みます!!😆#ハニワット#古代戦士ハニワット pic.twitter.com/VhECaLtZyZ— 宙希(ユーキ) (@PLASTICLABEL05) September 9, 2021
時は現代、長野県長野善光寺境内に、なんの前触れもなく突如巨大な土偶が現れます。
静かに、しかしそこから加速的かつ圧倒的に街を破壊し、立ち塞ごうとする人間たちを次々に圧倒しながら進撃するその土偶。
機動隊も歯が立たないこの土偶を止めれるのは、謎の神社装束の集団と、「埴輪土(ハニワット)」なる謎の戦士だけなのです。
この異形の敵?の目的は一体?
またいかにしてハニワットは彼らと対峙していくのか?
埴輪人(はにわと)、神主に巫女、寺社会議という組織の面々、そして一般の人間、また謎の青年、などなど、様々な人間模様と共に、事件はその後も日本全国を巻き込み、物語は緊迫しながら進行していくのです。。。
ハニワット1~2巻の第一部舞台・聖地巡礼「長野市内」
衝撃の第一巻、第1話は長野市、善光寺、その古井戸からドグーンの出現するところより事件は始まります。
今回はドグーンが実際に歩いたコース、及びそこに配置された各スポットと出来事を実際の場所となるべく合わせ時系列にそって進めていきます。
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ①善光寺 正面
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
善光寺(ぜんこうじ)は、長野市内のランドマークの一つ、その系統は無宗派ということで宗派に関係のない霊場という珍しい寺社仏閣です。
本尊は一光三尊阿弥陀如来像という寺の住職すら見ることができない絶対秘仏。
全国に秘仏という一般の人には公開されない仏像があり、実のところこの「秘仏」というものは様々なものがあり(定期的に公開されるものから数十年単位で公開が制限されているものなど)その霊験も様々ですが、ここ善光寺の「秘仏」は別格と言われています。
現実でも漫画内でも、寺院から門前町へと多くの参拝者で賑わうこの寺院から全ての物語は始まります。
このハニワットの聖地巡礼を行うのであれば、まずこの善光寺からスタートするのが最適でしょう。
善光寺へのアクセス
- 所在地:長野県長野市元善町491
- 車・タクシー:JR長野駅下車 善光寺1番口より車で8分
- 徒歩で約30分
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ②古井戸
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
善光寺正面より右手、そこにこの古井戸はあります。
実際の金網は円形のため上から覗き込むのは困難です。
この子供、そのよだれ、つばが落とされたことにより、土偶の怒りのスイッチが入ったのかもしれません。
けして罰当たりなことはしないように!
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ③善光寺山門
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
そのドグーンの重量感からの門柱の破壊、そしてその直後の第一の犠牲者が出る山門とその石段です。
ここから物語の狂気性がゆっくり始まりましたよね。
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ④善光寺門前町
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
のどかだった門前町がにわかに緊張感が走ります。
ちなみにこの高田屋銘産店さんは明治14年創業とのこと。
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ⑤善光寺・仁王門
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
休暇中だった仁とクマリがドグーンとまさかの遭遇する場所。
「蚩尤(しゆう)だ…!」
第一話の最終コマのこのシーンより物語はさらに加速していくのです。
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ⑥善光寺中央通り・大門交差点
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
「奴の横を…すり抜けていくっ!!」
仁とクマリ、柔里とコトを乗せた車がドグーンの横を刹那のコマ割りの中ですり抜けていった交差点。
緊迫の瞬間でしたね。
またこちら交差点は冒頭の仁の運転の荒さにGを感じていた交差点でもあります。
埴輪人たる人間、特に仁の性格の荒さ、引いてはその後のその性格ゆえに起こる展開につながる表現の伏線でもありました。
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ⑥商店街アーケード入り口
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
実際の名前は「権蔵」ではなく「権堂」商店街です。
この「商店街青年団」によるドグーンへの攻撃は、大人男子の団体の力では全く歯が立たない、という結果として悲しい証明をしてしまう場所です。
昭和ノスタルジーのある商店街ですが、お蕎麦、ラーメンの人気店がたくさんあるお食事どころでもあります。
訪れた際には是非散策してみてください。
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ⑥朝日生命・八十二銀行ビル
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
アーケードからすぐの場所、しかしここで起こった攻撃には多くの方が「ぎゃ!」っと思ったのでは?
レーザーといえば、ナウシカの巨神兵、エヴァ、シン・ゴジラ、などの庵野監督へのオマージュを感じ、ぞくぞくするファンも多いことでしょう。
そしてあのドグーンの「光撃型」フォーム。
作者の武富先生いわく、ウルトラマンの「ゼットン」「エレキング」などから着想を得たフォルムであるとも語られています。
#もしレイオニクスになったら仲間にしたいウルトラ怪獣を晒し見た人もやる
イフ
エレキング
ゼットンorハイパーゼットン
戦闘するより可愛がりたい pic.twitter.com/x8EOXpkuoY— マーボー (@marbledoorfoo) May 11, 2020
ハニワット1~2巻の第一部舞台 ⑥善光寺中央通り・新田町交差点
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
レーザー光線で破壊された、自分の想い出の地の光景に激昂した仁。
しかしその心境ではして仕合い(しあい)をしてはいけないドグーンとの対峙において、
御衣乃陣九郎より権禰宜(ごんねぎ)を通じて指令が!
「仁…蹲踞(そんきょ)だ!!」
その声に我に返り、神と向き合う礼の姿勢でもある蹲踞の姿勢をとり、平常心を取り戻す仁。
この場の気が清浄に鎮まったところから、一気にこの仕合いは展開していくのです。
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
しかし、まだ「未熟」であった仁は破れ、そしてドグーンの怒りはそれでは収まらず、街を再度レーザーで焼き払り、惨事はさらに大きくなっていくのです。
…大惨事!!
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
…ほっ!この穏やかな景色。
(c)武富健治/双葉社/古代戦士ハニワット
…、ほっ。テレビ塔も無事。😂
ほんと漫画で良かった…(汗)
まとめ
古代戦士ハニワット、岡田斗司夫氏がポスト進撃の巨人と推してたのでアンリミで1〜3巻読んだら夢中になって既刊全部購入 なんこれ…完全に新しいタイプの漫画であり、且つあらゆる過去創作の智慧も入っている 特に諸星大二郎を強く感じたけど古代近代から積み重なった「今」に描かされてる物語で必読書 pic.twitter.com/gI9q1zHKTv
— mappappi (@mappappi) September 4, 2021
ハニワット聖地探訪・長野編!1~2巻中に登場した場所を紹介!というテーマでここまでまとめてみました。
ストーリーとしては仮具土のハニワット、仁がドグーンに破れたあたりまでの、各シーンと実際の場所を見比べてみました。
こうしてみると、もう完全にシンクロ、日本の一都市の風景を完全に写し取り、その中での虚構のドグーンが暴れまわる姿に、現実の風景とが相まって戦慄を覚えますね。
このあともまだまだ長野の土地においての戦闘や貴重なシーンが盛りだくさんなので、この続きは「ハニワット聖地探訪・長野編②」でまとめていきます!乞うご期待!
そしてなにより…打ち切りになんかさせません!強く強く、この作品を応援していきます!
さらにおまけ:やっぱりあの〇〇が気になる…
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