今回はベルセルク作者(54才)の死因は?未完のラスト受け継き連載再開!ということでまとめています。
2021年に突如この世を去ってしまった、人気漫画「ベルセルク」の原作者である三浦健太郎さん。
多くの読者が未完に終わるのではないか、と危惧していましたが結局のところ連載再開となりました。
では、その連載再開の詳細について、また今後予想される展開について考察していきたいと思います。
また、作者であった三浦健太郎さんの死因についても調査していますので、最後までご覧になってください。
というわけで、ベルセルク作者(54才)の死因は?未完のラスト受け継き連載再開!スタート!
ベルセルクの概要について
新垣結衣さんの結婚よりも何よりも、三浦健太郎さんが亡くなられたが何百倍もショック。
ベルセルクは未完か…
辛過ぎて何とも言えない。 pic.twitter.com/9eONU0AUjp— 中村ひろじ / 162(ヒロジ) (@162works) May 20, 2021
ベルセルクは漫画雑誌『ヤングアニマル』にて、連載中の人気漫画です。
そのジャンルはダークファンタジー。
元々は、『ヤングアニマル』の前身雑誌であった、月刊アニマルハウスで、1989年から連載されていました。
そう、なんと、30年以上前から連載されていたのです。
そして単行本は現在全41巻。
残酷描写や性的な描写もありのダークな世界観が、好評を集めていました!
ベルセルクの作者の死因について
三浦健太郎さんの死因、急性大動脈解離だったのですね
数年前に同じ病気で高校時代からの親友を失くしました
僕をパチンコ屋に招き入れた張本人であり、本音をぶつけ合える数少ない友人の一人でした
三浦建太郎さんのご冥福をお祈りすると共に、改めて心と体の健康第一をここに誓います
— 青りんご (@aono1019) May 20, 2021
そんなベルセルクですが、原作者の三浦健太郎さんが、2021年に突如この世を去りました。
多くのファンは今度こそ完結!と期待していた矢先の訃報。
突然の急死に、多くのファンが悲しみました。
その三浦さんは54歳という若すぎる年齢で、お亡くなりになりました。
そんな三浦氏の死因についてですが、急性大動脈解離が死因となったといわれています。
国際医療福祉大学主任教授である、志賀隆氏はこの病について、以下のように語っています。
「心臓から足の方まで伸びている一番大きな血管、これが大動脈です。この大動脈の内側に裂け目ができてしまい、その裂け目に血液が入り膨らむことによって起きる病気です。時には脳へと伸びる血管や心臓へ血液を送る血管や他の内臓などを巻き込むケースがあります」
(出展:https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/aortic-dissection )
志賀氏は、
「高齢者に起こりやすいイメージがあるが40-50代でも発症し死亡するケースもある」
ということを語っていました。
また、この病気は事務や座って作業をする人間が、かかりやすい病気であるといわれています。
つまり漫画家という職業の三浦さんは、この病気にかかる可能性が高かったみたいですね。
ベルセルク原作者・三浦健太郎氏のプロフィール
大ベルセルク展〜三浦建太郎 画業32年〜名古屋 圧倒的な世界観 狂喜の緻密画に感嘆しました! 良い時も 悪い時も三浦先生の「ベルセルク」と共にあり 三浦先生ありがとうございます!そして 森先生 作画アシスタントさんのベルセルクの意志を引継ぐことを応援しています。
#ベルセルク #三浦健太郎 pic.twitter.com/QqBF0iQk0t— Kei (@Kei82693680) August 24, 2022
では、そんな「ベルセルク」の作者であった、三浦健太郎さんについてご紹介していきたいと思います。
- PN:三浦健太郎
- 本名:不明
- 生年月日:1966年7月11日
- 没年:2021年5月6日(享年・54歳)
- 出身:千葉県
- 最終学歴:日本大学藝術学部美術学科卒
1966年にデザイナーの両親の間で生まれた三浦氏は、幼いころから漫画を描いていました。
両親もそれを応援していました。
その後、日本大学藝術学部美術学科に入学しながら…漫画を描き続けてました。
学生時代から、少年マガジンの新人賞などで、既に商業デビューをしていました。
さらに、このころからすでに、ベルセルクの構想は持っていたみたいです。
卒業後は、本格的に、漫画家を目指すようになりました。
そして、1989年には白泉社からでていた月刊アニマルハウスで、「ベルセルク」の連載をスタートさせました。
1992年には「アニマルハウス」が休刊になり、それ以降は「ヤングアニマル」へうつりました。
三浦健太郎さんは、「北斗の拳」で知られる原哲夫さんや、「デビルマン」で知られる永井豪さんの作風に影響を受けていました。
しかし、近年は休刊が続くようになり、「ハンター×ハンター」の富樫義博などと同様に「休載が多い」と揶揄されていました。
本人も少し、気にしていたのか…2021年の技来静也さんとの対談で
――『ベルセルク』は30年以上、『セスタス』も20年以上連載が続いていますが、連載を始めた時にはどのくらいまで構想を持たれていたんですか?三浦:『セスタス』は終わるまでの流れやイメージはあるの?技来:そこが問題なんだよね(笑)。ぶっちゃけ聞くけどさ、『ベルセルク』は構想の何%くらい消化してるの?
三浦:これから畳もうかなという予定ではあるけど(笑)。これからは広げずに畳もうとは思ってる。
技来:こっちは構想の半分にもまだ行ってないんだよ。どうしよう?
三浦:そうなると健康との戦いだな。
技来:命が尽きる前に終えられないことがわかってきちゃって。
三浦:まあ人生100年とかいうから、気を付けていけば。90歳でもバリバリに働いている人もいるんだから。
(出展:http://iroirosokuhou.com/archives/28792460.html )
と、ストーリーを終焉させることについて、語ってました。
また、自身の健康問題も気にかけていたみたいです。
三浦氏のご冥福をお祈りします。
三浦さんは結婚していたのか?子供はいたのか?
明日は『三浦健太郎』先生の・・・#三浦健太郎 #ベルセルク #ガッツ #グリフィス pic.twitter.com/Q2AhP97d4R
— 🇯🇵🌴kojipataya🌴🇹🇭 (@kojipataya) May 4, 2022
そんな三浦健太郎さんですが、私生活では結婚していたのでしょうか。
子供はいたのでしょうか。
実は、これらについてですが、なにもわかっていないみたいです。
プライベートについては、かなり何も明かされていなかったみたいです。
恐らく、漫画一筋のストイックな性格をしていたのかもしれません。
ベルセルクは未完にならず連載再開している
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 https://t.co/XzJk3Wzra8 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46
— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022
そんなベルセルクですが、未完になることはなく連載再開が予定されています。
2022.06.07、ベルセルクを連載していた、白泉社のHPに下記の文章が掲載されました。
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開するのでお知らせいたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部及び森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。
読者のみなさまへ
『ベルセルク』を再開いたします。
長らくご案内が出来ず申し訳ありませんでした。
(出展:https://www.hakusensha.co.jp/information/63802/ )
なんと、2022年6月24日発売のヤングアニマル13号以降、連載が再開されることが発表されました。
そして、その発表どおり、現在連載中になっています。
では、そんなベルセルクが、なぜ連載再開できたのでしょうか。
それはとある人物が、三浦氏の意思を受け継ぐと語ったからでした。
三浦氏の友人が引き継ぐ
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 https://t.co/XzJk3WhhW0 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/IgWcK3bha3
— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 12, 2022
三浦健太郎さんの意思を、引き継ぐことになったのは、三浦氏と長い間、交友関係を結んでいた「ホーリーランド」の原作者である森恒二さんでした。
森恒二さんは生前、三浦さんからベルセルクの最終回の構想、について聞かされていたとのことです。
森さんは三浦さんの作画スタジオであった、「スタジオ我画」のスタッフとともに、ベルセルクの連載を監修していくことを発表しました。
こうして、ベルセルクは未完のまま終わることにならずに、済んだのでした。
未完で終わらずに、本当によかったですね。
ラストはどうなる
大ベルセルク展〜三浦建太郎 画業32年〜名古屋 圧倒的な世界観 狂喜の緻密画に感嘆しました! 良い時も 悪い時も三浦先生の「ベルセルク」と共にあり 三浦先生ありがとうございます!そして 森先生 作画アシスタントさんのベルセルクの意志を引継ぐことを応援しています。
#ベルセルク #三浦健太郎 pic.twitter.com/QqBF0iQk0t— Kei (@Kei82693680) August 24, 2022
では、そんなベルセルクですが、そのラストの結末はどうなるのでしょうか。
これについては、三つほど説があるといわれています。
- ガッツとグリフィスが相討ちになる
- ガッツとグリフィスが和解する
- 世界が滅亡する
では、これらの説について検証していきましょう。
ガッツとグリフィスの相打ち
ベルセルクの結末はまぁガッツとグリフィスが三度目の正直って感じにタイマン張って相打ちで死んでキャスカが2人を許してやるって感じで終わると思う
— crytina (@crytina4512) March 17, 2022
まず一つ目の、ガッツとグリフィスが相打ちになる、という結末予想について考察しましょう。
そもそもガッツの目的は、グリフィスへの復讐であることは有名ですね。
しかしながら、ガッツは決して善人ではありません。
他人の命を戯れに奪うことはしませんが、と同時に世界をよくしようとか、弱者を守ろう、という正義感はこれっぽっちもありません。
あるのは、かつての友人への復讐だけです。
また、過去に何の罪もない貴族の少年アドニスを殺してしまった過去があります。
このことから、彼は決して天国に行けるような人物ではないことがわかります。
つまり、ガッツはアンチヒーローなのです。
アンチヒーローとは、美しくない・カッコよくない・正しくない・正義漢ではないといった要素を持つ主人公を、アンチヒーローといいます。
ハリウッド映画でいうと、アル・パチーノの「スカーフェイス」や、日本の漫画でいうと「闇金ウシジマくん」のウシジマなどが有名です。
これらに共通しているのは、主人公の死で終わることです。
往々にして、アンチヒーロー物の結末は主人公の死で、終わります。
となると考えられるのは、グリフィスとガッツが相打ちで終わる。
あるいは、グリフィスを倒したガッツがその後死ぬ…という展開が最も想像がつくでしょう。
個人的にはこの説が一番当たってると思います。
ガッツとグリフィスの和解
三浦健太郎が生前「ベルセルクはハッピーエンドで終わる」と語ってた説が出てるみたいだけど、どー足掻いても想像が付かんな…
使徒と骸骨騎士が相打ち、ガッツキャスカとグリフィスも相打ち、ガッツの命もそこで尽きるぐらいがせいぜいや…— 『D』 (@Redsnakesrepo) July 13, 2021
もう一つ人気がある説は、ガッツとグリフィスの和解です。
グリフィスは、人間でしたが自身の野望のためにガッツたち傭兵団たちを売り飛ばし、魔人「ゴッド・ハンド」へ変貌しました。
そのことで、ガッツはグリフィスを恨んでいます。
この時点で、二人に和解などありえないでしょう。
しかし、ゴッドハンド以上の存在として「神」が出てきて、それを前に二人は共闘するという説は非常に根強く人気があります。
それに相当する存在として、グリフィスを裏で操っていた、地獄に存在する神「魔のイデア」と呼ばれる存在が単行本未収録の話に出てきます。
この存在には謎が多く、まだすべてはわかっていません。
とはいえ、今までの流れから和解はまず無理に近いので、可能性としては低いですね。
世界が滅亡する
ボイドは髑髏の騎士(相打ち)
スランはガッツ
ユービックとコンラッドはグリフィスと新生鷹の団の裏切りにより殺られる。
最後はガッツとグリフィス。
勝手に想像してみた。 https://t.co/CLxEEprT0p— 等々力 (@todo6ki1) May 21, 2021
もう一つ考えられる可能性は「世界滅亡」という結末です。
ベルセルクが連載されていた80年代-90年代には、ノストラダムスの大予言がまだ強く信じられており、独自の終末観あふれる作品もありました。
本作もそれらの影響を受けていれば、世界滅亡というオチもありえるでしょう。
ベルセルクのアニメやゲームがあった
2022年7月6日よりMMORPG『リネージュW』と映画『ベルセルク 黄金時代篇』およびTVアニメ『ベルセルク』とのコラボがスタート(~7月27日まで)ガッツやグリフィスをはじめとした『ベルセルク』のキャラクターが『リネージュW』の世界に登場!
詳細はこちら→ https://t.co/sD8x07AbxZ#berserk pic.twitter.com/Ej7kslRihh— TVアニメ「ベルセルク」公式 (@berserk_anime) July 6, 2022
そんなベルセルクですが、過去にアニメを幾度もされています。
元々ベルセルクの中でも、人気の高い過去編を描いたTVアニメ版「剣風伝奇ベルセルク」。
2012年に公開された、劇場版で過去編を三部作形式で描いた、「ベルセルク 黄金時代篇」三部作などが存在しています。
さらに2016年7月より2017年6月までに、放送された「ベルセルク」もありました。
アニメだけではありません、ゲームも展開していました。
1999年に製作された、ドリームキャスト用ソフトの「千年帝国の鷹篇 喪失花の章」、2004年に製作された、プレイステーション2専用ソフトの「千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章」、などがありました。
さらには人気シリーズである、「無双シリーズ」とのコラボ作品である、「ベルセルク無双」などもありました。
新旧で声優が違う?
最近huluでベルセルク流しながら仕事してた。アニメ化を放送当日、テレビ欄で知ってびっくりしたのは高校の時だったな。なのでやっぱキャスカは宮村優子なんだよなぁ… pic.twitter.com/lcGM0EHQ8E
— アントンシク (@touxi) April 4, 2014
そんなベルセルクですが、実はアニメ・ゲームが製作された時期で声優が違っています。
1990年代~2000年代までに、制作されたテレビアニメの「剣風伝奇ベルセルク」やゲーム版の「千年帝国の鷹篇 喪失花の章」では、主人公のガッツ役は神奈 延年さんでした。
そして、ヒロインであるキャスカ役の声優は「新世紀エヴァンゲリオン」のアスカ役で有名な宮村優子さんでした。
しかし、2010年代以降に製作された「黄金時代編三部作」では声優はほとんど一新されました。
ガッツ役は俳優で有名な岩永洋昭さんに変更、キャスカ役は行成とあさんに変更しました。
新アニメの声優も素晴らしい方はそろっていますが、旧作シリーズのほうが声優はやはり豪華だったしキャラにあっていたとおもいます。
何よりも不死のゾッドは「北斗の拳」のラオウで有名な内海賢二さんでした!
個人的には声優を変えてほしくはなかったし、旧声優のままで断罪篇以降のシリーズをみてみたかったです。
何よりも、宮村優子さんのキャスカがかわいくてかっこよかったのに残念ですw
まとめ
「ドラゴンころし」という名の「剣」の再発明。
『ベルセルク』はなぜゲームの世界に永遠に消えない衝撃を残したのか【追悼・三浦建太郎】https://t.co/yyk2wiq0aiFF7のバスターソード、モンハンの大剣…巨大なモンスターに「物理で殴る」形で戦うための剣は、ゲームが欲していた画期的な答えだった pic.twitter.com/0r38rFTw2v
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) July 20, 2021
今回はベルセルク作者(54才)の死因は?未完のラスト受け継き連載再開!ということでまとめてみました。
今回はわかったことをまとめると
- ベルセルクの原作者は三浦健太郎さん
- 三浦健太郎さんは2021年に急性大動脈解離が原因となり死去
- 三浦健太郎さんは結婚していない
- ベルセルクは6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開している
- 三浦健太郎さんの死後は、森恒二さんが引き継いでいる。
- ベルセルクのラストは諸説あるが、ガッツとグリフィスの相打ちで終わることが予想されている
- ベルセルクは過去にアニメやゲームなどでフランチャイズが展開されている
以上、ベルセルク作者(54才)の死因は?未完のラスト受け継き連載再開!でした!