【鬼滅の刃】半天狗を倒したのは誰？分裂能力に苦戦した戦闘の経緯とは

鬼滅の刃の刀鍛冶の里編で、炭治郎たちが対峙した十二鬼月・上弦の肆・半天狗。半天狗は自分を若い頃の姿に分裂させる能力を持ち、炭治郎たちを苦しめました。

半天狗を倒したのは誰なのでしょうか？

また、半天狗との戦闘の経緯や見どころについても紹介します。

半天狗とは？分裂能力や性格、過去について

半天狗は十二鬼月・上弦の肆であり、鬼舞辻無惨からも高く評価されている強力な鬼です。しかし、その見た目や性格は老人のようで、常に何かに怯えています。卑屈で自分勝手な半天狗は、自分だけが危険な目に遭わないように生きてきました。

人間だった頃も目が見えないと嘘をつき、周りから同情や優しさを得ようとしていました。しかし、その嘘がばれて捕まり、処刑されそうになった時に鬼舞辻無惨と出会い、鬼になりました。その後も自分の欲望のままに人間を殺し食らってきました。

半天狗の最大の特徴は分裂能力です。首や胴体を斬られても消滅せず、自分を若い頃の姿に分裂させることができます。分裂体はそれぞれ喜怒哀楽という感情を表す文字が舌に刻まれており、個性や能力も異なります。分裂体は本体から離れても行動できますが、本体が死ねば消滅します。

半天狗と戦ったメンバーは？恋柱・甘露寺蜜璃の活躍も

半天狗と戦ったメンバーは、竈門炭治郎、竈門禰豆子、時透無一郎、不死川玄弥、甘露寺蜜璃の5人です。刀鍛冶の里で百壺から半天狗の存在を知らされた時透が先陣を切って斬りかかりますが、半天狗は分裂して逆襲します。その後、玄弥が合流し、さらに禰豆子も加わって3人で半天狗に挑みます。

しかし、半天狗の分裂能力に苦戦し、窮地に陥ります。そこに恋柱・甘露寺蜜璃が現れ、戦況を一変させます。甘露寺は特異体質で筋肉の密度が常人の8倍あり、半天狗の攻撃にも耐えることができます。さらに、戦闘中に痣を出現させて身体能力を向上させ、半天狗の分裂体を圧倒します。

甘露寺の加勢により、炭治郎は半天狗の本体を探すことに専念することができます。しかし、半天狗も最終手段として分裂体を吸収し、最終形態・憎珀天に変貌します。憎珀天は木の竜や音波や雷撃などの強力な血気術を使い、炭治郎たちを追い詰めます。

半天狗を倒したのは誰？最後の一撃を与えたのは炭治郎

半天狗を倒したのは、最後の一撃を与えた炭治郎です。半天狗は分裂能力で何度も逃げ延びようとしますが、炭治郎は鼻が利くことや禰豆子の血気術などを駆使して本体を見つけ出します。しかし、本体は首を斬られる前に恨の鬼という分身に隠れてしまいます。

恨の鬼は半天狗を巨大化させたような姿で、心臓の中に半天狗の本体を隠しています。恨の鬼は少しだけなら日光にも耐えることができますが、甘露寺が日輪刀で心臓を切り裂きます。その隙に炭治郎が隠れていた本体を見逃さず、斬殺します。これで半天狗は完全に消滅しました。

半天狗との戦闘の見どころは？分裂体や最終形態、血気術など

半天狗との戦闘は、分裂能力や最終形態、血気術など様々な見どころがあります。以下にいくつか紹介します。

• 分裂体：半天狗が若い頃の姿に分裂した4人はそれぞれ喜怒哀楽という感情を表しており、個性や能力も異なります。空喜は飛行能力や爪や音波で攻撃し、哀絶は十文字槍で突き刺す技で攻撃し、積怒は錫杖から雷撃で攻撃し、可楽は団扇から突風で攻撃します。分裂体同士も仲が良くなく、喧嘩したり嫉妬したりする場面もあります。
• 最終形態：半天狗が追い詰められると分裂体を吸収し、最終形態・憎珀天に変貌します。憎珀天は木の竜や音波や雷撃などの強力な血気術を使い、炭治郎たちを追い詰めます。