ディズニーのアニメーション映画『リトル・マーメイド』の実写版が製作されていることは、多くのファンにとって待ち望まれるニュースでした。
しかし、新型コロナウイルスの影響で撮影が遅れたり、キャストやスタッフに批判が集まったりと、トラブルに見舞われることもありました。
そんな中、一部のメディアでは実写版『リトル・マーメイド』が中止になったという噂が流れましたが、本当なのでしょうか?
この記事では、実写版『リトル・マーメイド』の最新情報をお伝えします。
実写版『リトル・マーメイド』は中止になったのか?
結論から言うと、実写版『リトル・マーメイド』は中止になっていません。
2021年7月14日、主演のアリエル役を務めるハル・ベイリーが自身のインスタグラムで撮影が終了したことを報告しました。
彼女はアリエルに扮し、海で人魚らしいポーズを取っている幻想的な写真を投稿し、「ついにやった!」と達成感をにじませました。
彼女によると、オーディションを受けたのは19歳になる直前の18歳のときだったが、新型コロナの影響で撮影に時間がかかり、撮影が終わったいまは21歳になったということです。
実写版『リトル・マーメイド』が中止になったという噂は、2020年12月にインターネット上で拡散されました。
その原因は、ディズニーが2020年12月10日に開催した「ディズニー・インベスター・デイ」で発表した映画やテレビ番組のラインナップに実写版『リトル・マーメイド』が含まれていなかったことです。
しかし、これは実写版『リトル・マーメイド』が中止になったことを意味するものではありませんでした。
実際に、ディズニーは2021年3月12日(日本時間3月13日)に第95回アカデミー賞で実写版『リトル・マーメイド』の本予告を公開しました。
この予告は24時間で1億800万回以上再生されました。
実写版『リトル・マーメイド』のキャストやスタッフは誰?
実写版『リトル・マーメイド』の監督はロブ・マーシャルです。
彼は『シカゴ』や『メリー・ポピンズ リターンズ』などのミュージカル映画で知られています。脚本はデヴィッド・マギーが担当しました。彼は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』や『メリー・ポピンズ リターンズ』などの作品で有名です。音楽はアラン・メンケンとリン=マニュエル・ミランダが担当しました。メンケンはアニメ版『リトル・マーメイド』の音楽も手がけたレジェンドであり、ミランダは『ハミルトン』や『モアナと伝説の海』などの作品で知られる人気のミュージシャンです。
実写版『リトル・マーメイド』のキャストは以下の通りです。
- アリエル: ハル・ベイリー
- アースラ: メリッサ・マッカーシー
- エリック王子: ジョナ・ハウアー=キング
- トリトン王: ハビエル・バルデム
- フランダー: ジェイコブ・トレンブレイ(声)
- スカットル: オークワフィナ(声)
- セバスチャン: ダヴィード・ディグス(声)
- ペルラ: ロレーナ・アンドレア
- カリーナ: カイサ・モハマー
- インディラ: シモーヌ・アシュリー
- タミカ: シエナ・キング
- マラ: カロリナ・コンチェット
- カスピア: ナタリー・ソレル
- ヴァネッサ: ジェシカ・アレクサンダー(演・声)、ハル・ベイリー(声)、メリッサ・マッカーシー(声)
- セリーナ女王: ノーマ・ドゥメズウェニ
- グリムスビー卿: アート・マリック
実写版『リトル・マーメイド』の公開日はいつ?
実写版『リトル・マーメイド』の公開日は、2023年5月26日(米国)[3]、2023年6月9日(日本)です。当初は2020年に公開される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で撮影が遅れたため、延期されました。しかし、ファンは長い間待ち望んだ作品をやっと観ることができるでしょう。
実写版『リトル・マーメイド』のあらすじや特徴は?
実写版『リトル・マーメイド』のあらすじは、基本的にはアニメ版と同じです。海の王トリトンの娘である人魚のアリエルは、人間の世界に憧れています。ある日、海辺の王国の王子エリックに一目惚れしたアリエルは、海の魔女アースラと契約して人間になります。しかし、その代償として自分の美しい声を失ってしまいます。アースラは、アリエルが3日以内にエリックにキスされなければ、自分のもとに戻ってくるという条件をつけます。アースラは実はトリトン王の妹であり、海の支配権を奪おうと企んでいるのです。