現在「ドバイ 出稼ぎ ヤギ案件」」というワードがSNSで騒がれています。
また、そのドバイでの出稼ぎでヤギの案件にインフルエンサーのtaiyonaちゃんが関わっているかもしれない、という情報も見かけたので、今回はその情報が本当なのかどうかを深掘りしていきます。
「ドバイ 出稼ぎ ヤギ案件」とは何?
まず、「ドバイ 出稼ぎ ヤギ案件」とは何?と思った方向けに、解説していきます。
「ドバイ 出稼ぎ ヤギ案件」とは、2025年4月頃から日本のSNSやインターネット上で話題になった、ドバイでの超高額報酬をもらえる出稼ぎに関する噂や都市伝説的な話です。
「ドバイ案件」とは?
Дубай
とんでもなく爆美女なドバイ出稼ぎロシア人女子が大量に出てくるからマジでインスタで検索してほしい pic.twitter.com/3jUE08gZfm
— ロビたん (@chingechansuki) April 29, 2025
「ドバイ案件」は、若い女性やインフルエンサーがドバイの富裕層(王族や石油王など)から高額報酬(数十万円から数億円とも言われる)で招待され、旅行やモデル活動、VIPパーティーへの参加などの名目で現地に赴くというものです。一部では「パパ活」や「王族案件」とも呼ばれ、豪華な生活や高収入を謳うSNSの投稿を通じて募集されることが多いとされます。
しかし、こうした案件には裏があるとされ、過激な性的要求や非人道的な行為を強要されるケースが噂されています。この中でも特にショッキングなのが「ヤギ案件」です。
「ヤギ案件」の内容
「ドバイのヤギってどんなんだろう」
待って怖すぎ思ってたのと違う pic.twitter.com/O8SmnJftqV
— みと|女の恋愛攻略 (@shiro_shirtmax) April 29, 2025
「ヤギ案件」とは、ドバイでの出稼ぎにおいて、女性が1億円などの高額報酬と引き換えにヤギなどの動物との性行為(獣姦)を強要されたという噂です。
具体的な内容として、以下のような過激なプレイが噂されています。
- ヤギ、犬、豚など動物との性行為
- 糞尿をかけられる
- 24時間男性との性的行為
- 爪を剥がされる、骨を折られるなどの暴力行為
- 土に埋められる、奇食を強要される
これらは「Porta Potty(ポルタ・ポッティ)」と呼ばれる、富裕層による性的搾取パーティーの一部として語られることが多く、女性として、いやもはや人間としての尊厳を著しく傷つける行為が含まれるとされています。
taiyonaがドバイのヤギ案件と関係がある理由
「あいつはドバイの出稼ぎ売春で衆人環視のもとヤギとセックスして大金稼いだ」という噂を流された美人インフルエンサー、とくに噂を否定するでもなく無言でSNS全消ししててあまりに闇深すぎる。 pic.twitter.com/4KyA98sue2
— 小山(狂) (@akihiro_koyama) April 26, 2025
ではなぜ、taiyonaさんがドバイ案件と関係があると噂されているのでしょうか。
主な理由を挙げていきます。
太陽奈さんはインフルエンサーとして、InstagramやTikTokでドバイでの豪華な生活(高級ホテル、ハイブランド品、ドバイの風景など)を投稿していた。
太陽奈(taiyona)「わたしはドバイが大好きです」 pic.twitter.com/N5ZH0gZSFG
— 新宿デレラ (@ShinjukuDerella) April 28, 2025
特に「わたしはドバイが大好きです」というTikTok動画が注目を集めた。これが「ドバイ案件」(高額報酬の裏仕事)のイメージと結びつけられた。
確かに、taiyonaさんはまだ25歳と若く、学生時代はアルバイトしていたと言われていますが、ただの学生のアルバイトの報酬と働き始めて数年の報酬で、ハイブランドのバッグやドバイでの高級旅行などの派手な生活を送れるはずもありません。
ただし、それだけでドバイの娼婦と決定づけるには証拠が薄すぎます。このドバイ案件が流れ始めた頃にちょうどtaiyonaさんのSNSアカウントに変化がありました。
2025年4月25~26日頃、太陽奈さんがInstagramとTikTokの投稿をすべて削除し、プロフィール画像を黒塗りに変更。

taiyonaのインスタグラムアカウント
このタイミングが「ヤギ案件」の噂が広まった時期と重なり、「何かやましいことがあるのでは?」と憶測を呼びました。
taiyonaさんのSNSの変化に気づいたフォロワーたちがそのことをSNSに投稿し炎上しました。
確かに太陽奈さんはまだ25歳そこそこ。若い年齢でドバイに不動産や高級車を所有しているように見える(真偽不明)点や、頻繁にハイブランド品を投稿していたことが、「収入源は何か?」という疑惑を持つのも無理はありません。
しかし、証拠もなければ、本人からの公式な発表もありませんので、この噂は憶測の域を出ませんのでご注意ください。
「ヤギ案件」は本当にあった話?
現時点で「ヤギ案件」の真偽は不明です。ただの噂や誇張なのではないかとも考えられます。
その理由はこちらです。
- 法的問題:UAE(アラブ首長国連邦)では獣姦や動物虐待は重罪であり、懲役や高額な罰金が科される可能性が高い。
- 報酬額があり得ない:1億円という報酬も非現実的で、100回分の高額案件に相当する。
- 証拠の欠如:具体的な被害者の証言や物的証拠がなく、匿名掲示板やSNSでの投稿が主な情報源。インフルエンサーのSNS削除が疑惑を増幅したが、明確な関連は証明されていない。
一方、ドバイでは「Porta Potty」と呼ばれるパーティーで性的虐待や高額報酬のやり取りが問題視されており、2025年3月にウクライナ人インフルエンサーのマリア・コバルチュクさんが重傷で発見された事件が関連づけて語られることもあります。ただし、警察は事故と発表し、直接の関連は否定されています。
ドバイで虐待されたウクライナ人女性

ウクライナ国籍のインフルエンサーマリア・コバルチュク(instagramより)
ウクライナ人インフルエンサーのマリア・コバルチュクさん(20歳)は、2025年3月にドバイで起きた衝撃的な事件で話題になりました。
2025年3月9日、マリアさんはモデルエージェントを名乗る2人の男性とともに、ドバイのホテルで開催されたパーティーに参加しました。その後、彼女は母親と連絡を取ったものの、3月11日に予定されていたタイ行きのフライトに現れず、行方不明となりました。家族が警察に通報し、捜索が始まりました。
3月19日、マリアさんはドバイの路上で重傷を負った状態で発見されました。彼女は腕、脚、脊椎を骨折し、血まみれで、鋭利な刃物による切り傷や性器の裂傷も確認されました。緊急搬送され、4回の手術を受けたものの、話すことができない状態が続いています。
ドバイ警察は、彼女が立ち入り禁止の建設現場に一人で入り、高所から転落したと主張し、事件性を否定しています。しかし、彼女の家族や一部の海外メディアは、ドバイで密かに行われる「ポルタ・ポティ(Porta Potty)」と呼ばれるパーティーでの性的搾取や虐待の被害者である可能性を指摘しています。これらのパーティーでは、巨額の金銭と引き換えにインフルエンサーらが搾取されるケースが問題視されています。人権専門家も、ドバイの法制度の隙間を突いたこうした行為の危険性を警告しています。
マリアさんの家族は警察の説明に疑問を持ち、彼女が何らかのトラブルに巻き込まれたと考えています。現在も調査は続いており、事件の真相は不明です。この事件は、インフルエンサーが直面するリスクやドバイの闇のパーティー文化に注目を集めています。
ドバイでは確かに、異常な人身売買が起こっているとみて間違いないようです。taiyonaさんが関係があったかどうかは定かではありませんが、無事で何よりです。
実際のリクルートDMを紹介
話題のドバイ案件ですが、一昨年わたしのインスタにも添付のような案内のDMが届きました。
わたし自身、ここ1年くらい海外出稼ぎをかなり取材していますが、ドバイに限らず海外案件はすべて違法で危険です。特にインフルエンサーやタレントの方、どんなにいい条件でも絶対に乗らないでください。 pic.twitter.com/ViLG1ZBhD3
— 渡辺ありさ漫画スワイプ2巻発売中 (@Arisaaa_w) April 29, 2025
上記の渡辺さんのインスタに届いたDMがまさにドバイなどの高級娼婦の案件だと思われます。
メッセージの内容(「ドバイで王族のパーティーに付き添い」「1日$1000保証」「1ヶ月滞在で380-400万円」など)は、一見魅力的に見えますが、高級娼婦(エスコート)やそれに関連する搾取目的の誘いである可能性が高いです。
- 非現実的な報酬: 1日$1000(約15万円)や1ヶ月で380-400万円という高額報酬は、通常のモデルやイベントスタッフの仕事としては現実的ではありません。
- 曖昧な仕事内容: 「王族のパーティーに付き添い」や「ドバイの夜を楽しむ」など、具体的な業務が不明確で、エスコートや性的サービスの可能性がある。
- 危険な条件: 「基本が酒なし、お触りなし」と書かれていますが、こうした約束は守られないことが多く、搾取や暴力のリスクが高いです。
渡辺さんは、海外出稼ぎ案件を取材した経験から、これが違法かつ危険であると明言しています。特にインフルエンサーやタレントがターゲットにされやすいとのことです。
ただ当然ですが、ドバイを訪れたインフルエンサー全員が「出稼ぎ」というわけではありません。
インフルエンサーから相次ぐ報告
インフルエンサーがドバイに旅行にいっただけで、出稼ぎとはなんの関係もないインフルエンサーが「この人もドバイに出稼ぎか」と勘違いされるケースもあるようです。それらのインフルエンサーから出稼ぎとは全く関係がないことを主張する投稿も増えています。
ドバイ旅行を楽しむ一般の女性やインフルエンサー(例:吉川ちかさん、あみち。さん、いけちゃんさん)が「ヤギ案件」と関連づけられ、否定する声が上がっています。

吉川chika instagram
4月28日、吉川チカさんは自身のインスタグラムで夫とドバイに行っただけで、ヤギ案件と混同されることに対し迷惑だ、と投稿しました。
まとめ
「ドバイ 出稼ぎ ヤギ案件」は、ドバイでの高額報酬を謳う出稼ぎに絡む過激な噂で、特にヤギとの性行為が話題になったものです。
しかし、証拠がなく、都市伝説や誇張の可能性が高い一方、富裕層による性的搾取パーティーの存在が完全に否定できない状況です。インフルエンサーや一般女性が風評被害を受けており、ドバイのイメージにも影響を与えています。
このような高額報酬の誘いには慎重な判断が必要で、公式な求人や信頼できるエージェントを利用するなど、報酬だけを重視せずに、自分の身を第一に考えて行動していただきたいですね。
