調査官クギョンイ1話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!
10月30日よりスタートした新ドラマ「調査官ク・ギョンイ」。
警察出身の保険調査官ク・ギョンイ(イ・ヨンエ)が、事故に偽装された疑惑の連続殺人事件を解き明かすミステリードラマです。
その内容はスリラー、ミステリー、そしてコメディなど様々なジャンル含んだ非常に見応えのあるドラマです。
ネタバレも含みますのでまた視聴されていない方はご注意ください!それでは早速どうぞ!
調査官クギョンイ1話のネタバレ!あらすじ
「死んで当然の男だ」
「望みどおりに殺したのに」
「殺すべきだ」
「救うべき?」
「誰が?」
「猜疑心、証拠、引きこもり」
「自分勝手?」
「何なの?笑える」
「気になる?」
「…全員死んだ」
「夫殺し…あなたは誰?」
「怪しいわ」
「人は生きるべき?」
「生きるべきだ。…なぜ?」
そんなタイトルコールから、この「調査官クギョンイ」の物語は始まります。
~
子猫のいる、ある学校の教室。
怪しげな赤い液体で何かを調合しているその少女。
彼女の名はイーギョン。
どこにでもいる?ような彼女ですが、その瞳の奥に宿る怪しい光は…
血のようなしたたる液体、
「捕まえた…」その言葉には、少女のそれ、とは違う、妖しい響きが宿るのでした…。
場面は変わり、薄暗いある部屋。
「死ね」「死ね」「殺せ」「殺せ」と連呼しながらネットゲームに没頭するその姿、
そしてビールの空き缶やゴミだらけ、ゴキブリだらけのその部屋は、まさにネット廃人の様相。
ゲームに勝利し「ついに勝った!」と叫ぶ、その女性こそ、この主人公クギョンイなのでした。
~
ここはNT生命保険のオフィス。保険調査を仕事とする部署。
チーム長であるナ・ジョ匕は困っていました。
自分の元を離れ昇進していく部下、またチーム自体の成績も落ち目、
最後に1人残った部下のギョンスはマイナス思考で…
この逆境を乗り越えるには、誰も手をつけない怪しい高額案件、
「キム・ミンジュの保険金案件」に着手することにします。
乗り気でないギョンスをけしかけ、そしてさらにある人物に協力を仰ぐことに決めるのです。
~
その相手こそが、クギョンイでした。
ハエがたかるような腐女子である彼女を連れ、食堂でなんとか協力を依頼するナジョ匕。
ナジョ匕はクギョンイの性格・素養を熟知しているため説得に成功します。
彼女がめっぽうお酒を愛し、飲んだ瞬間に覚醒することも、
お金も無く、仕事をせざるを得ない状況も。
今回の事件の概要を説明し、なんとか自殺として処理したいナジョ匕の企みを、
一瞬で看破するクギョンイ。
ただ持ち前の疑い深さ、推理力ですでにこの事件の怪しさにも気づきます。
協力をだししぶるクギョンイですが、ふとした会話、
「元気な人がいきなり自殺することもあるのは…」
そこでお互い息を呑み気まずい空気になってしまいます。
それぞれには心当たりのある、ある事件が思い起こされたのでした。
長い間、引きこもっていたクギョンイ、自分の部屋の暗所番号すら忘れていますが、
それすらも知っているナジョ匕。彼女はクギョンイの何から何まで熟知しているのです。
なかなか協力の首を立てに振らないクギョンイ、部下ギョンスには冷たい対応など、をしますが、
ナジョ匕が用意した最新のゲーミング環境に魅了され、結局最後は協力することになるのでした。
(ちなみにこの時クギョンイが持っていた所持金は銀行2つあわせて14万円、それに対して部屋のクリーニング代は11万でしたw)
そして流れで、ゲーム仲間の顔も見たことがなかった相手、サンタを自分の運転手としてスカウトします。
~
場面はまた女子校の風景に。ここはポン・ベク女子校の演劇部教室。
教室におかれた「ギョンへ」と置かれた謎の箱。
いぶかしげるクラスメートたちですが、そこを開けると顔に猫の掻き傷をつけながらサプライズをするイーギョンが。
友達想い?すこし素行が変?そんなイーギョンの一部が表現されています
~
クギョンイは事件を調べるために現場の街に。
今回の依頼人、キムミンジュの妻は地元でも評判の良妻。
港で聞き込みをするクギョンイですが、そこである噂話を。
ある工場(ヒョンチャン・バイオ)で働く工員たちが次々の死んでいる、今回のキムミンジュもその工場で働いていた、と。
そしてクギョンイは教会でキムミンジュの妻、ヨンジェヨンに近づきます。
名前を彼女の娘、キム・ソンミと偽って…。
~
舞台は女子校。
廃炉にまとめられた猫の死体に泣きわめく女生徒たち。
その犯人は誰なのか、その手口は…女子高生とは思えない推理力で、イーギョンは犯人が用務員であると見抜きます。
そして彼女は、その夜学校に忍び込み、マッコリの中に毒を混入、用務員を殺そうとするのでした。
~
クギョンイはナジョ匕たちの調査からキムの死後三ヶ月目のある日に一度だけ通話履歴があることを怪しみ、位置情報からその場所へ。
そこはモーテルがひしめきあう、売春エリアでした。
そこで捜査の結果、ある日の顔をマスクで隠した男性がいたことを突き止めます。
その日が通話履歴のあった当日であったこと、
娘の絵日記には明らかに父キムの存在をほのめかす記述があったこと、
妻のヨンジェヨンの車の中には、その夫のために勝ったであろうお菓子があったこと、
などから、クギョンイはキムが実は生きているのだた、と確信するのです。
キムの家に潜入し彼を探しますが見つかりません。
しかしサンタが家のなかにあったトランシーバーをみつけ、そこからキムが隠れていた納屋を見つけます。
そして実際そこに潜んでいたキムを追いかけ、暗い森を追跡するクギョンイ。
なぜかそこには夜行塗料に光る道しるべがあり、それをたどりついに廃屋の中にキムを追い詰めます。
するとなぜか突然屋根がくずれおちドアが塞がってしまい、キムの姿がわずかに扉のスキマから見えるだけ。
そこにはすで服毒死しているキムの姿が。
その姿に狼狽するクギョンイですが、そんな彼女を屋根の上から見下ろすある人物が。
月明かりに照らされたその姿は、なんと成長したイーギョンでした。
クギョンイとイーギョン。実はこの出逢いはここが初めてではありませんでした。
実はクギョンイはかつては敏腕警察官として、女子校で起こった用務員の未遂事件を調査に来たその本人だったのです。
まだ明かされない物語の秘密や伏線と共に、時空を越えてまた出逢ったこのクギョンイとイーギョン。
これから一体どうなっていくのでしょうか。
(第一話おわり)
調査官クギョンイ1話のネタバレ!感想と考察
一話からかなり見応えのある作品でしたね!最後の5分くらいは、
「ぁーー、そう繋がるの???」という驚きと、これからはじまるであろうクギョンイと(K)との闘い、その序章のような展開でしたね。
すでにこの第一話で気になる伏線が散りばめられtいました。
今回はそのいくつかについてまとめてみます。
蛍光グリーンの光
- クギョンイが殺し合いのゲームで夢中になっている際に装着しているヘッドセットのランプ、
- (K)の女子校での用務員を殺害するため、ドアが開かないように押さえていた廊下の灯り、
- キムを導き、結果自殺させた納屋へと続く夜道の蓄光マーカーの色、
これら全て、「蛍光グリーン」の色が印象的でした。
そして全てに共通するのが、クギョンイ、(K)、双方に「殺意」がある時に現れる光色であったこと。
物語を通じて表現される伏線であると思われます。
キムを殺したのは?その死因は?
廃屋に逃げ込んだキム、追いつき土で埋まった扉を開き覗くとそこには口から汚物を吐いて死んでいるキムが。
この死に方はまさに、(K)が高校時代に用務員への殺人未遂時に遂行した毒殺の症状と同じ…と思ったのですが、
第2話で、その死因は小屋に充満した硫化水素の毒ガス死でした。それを実行したのは…
ナジョ匕との関係
第一話では名言されていませんが、彼女はクギョンイの警察時代の後輩でもありました。
そんな2人ですが、ナジョ匕が先輩のクギョンイを説得する際、食堂でナジョ匕が一瞬首元のネックレスをさわるような仕草をみせます。
一瞬の動きですが、これは後々伏線として回収されるポイントでしょう。
369369
クギョンイがしばらく引きこもっていたため、忘れてしまった自分の部屋の暗証番号。
それをナジョ匕は簡単に「369369*」と押して解錠します。
スピリチュアルの世界では、ニコラス・テスラの強運の数字とも言われる「369」を意味するのか、
または韓国の「山手線ゲーム」のような一般的に知られるグループで遊ぶリズムゲームの「369ゲーム」をもじっているのか。
これもまたなにかしらの伏線の可能性がありますね。
サンタは本当に話せない?
クギョンイにスカウトされ、助手となるサンタ。
「ゲームの世界での数万回共に戦ってきた仲間」とクギョンイが評するサンタ。
劇中では、なぜかクギョンイ自宅近くのゴミ拾いを公園でしていたり、
と思ったらおもむろにポケットからヤクルト(のようなドリンク)を取り出し聞き込みのフォロー、
話せないはずですが、ゲームチャットの際には音声で会話していたり…
キムの妻と会話していたクギョンイの元になぜかコーヒーを提供するウェイター(いつのまに??)になっていたり…
彼の行動には何かしらの深い理由がありそうです。
そして第2話では…
演劇部の練習科目
「生きるか死ぬか」
シェイクスピアの「ハムレット」の有名な一節ですが、この文字通りの言葉が、
将来(K)となる若き日のヘジュンの思想を表す端的な言葉であると思われます。
彼女の演技力は本物?偽物?それは第2話でも…
不凍液
あまり日本では馴染みはありませんが、極寒の季節の韓国や、日本でも寒冷地域では
車のエンジンに凍結を防ぐための「不凍液」を冷却水に使用するのが一般的です。
これを普段から常備している、またそれを猫のツナ缶に混入させ猫を毒死させることができるのは用務員だ…
ヘジュンの推理が冴え渡っていたシーンでした。
MIRO NET
マスクをかぶったキム、そして売春婦がやりとりしていたスマホアプリ。
履歴や足跡が残らない出会い系チャットアプリの「ミロネット」。
韓国語でミロ(미로)は「迷路」の意味です。そんな怪しいアプリですが、そこのわずかな情報から、今回はキムの生存の証拠をつかんだのでした。
バイアグラ
男性の性欲向上、勃起力アップの代名詞と言えばバイアグラ。のような薬を出前持ちの男性から購入していましたが、けしてバイアグラ自体は違法ではありません。
ただあの地域を出前持ちする彼にしてみれば、当たり前の販売オプション品なのでしょう。
犬のマスクをかぶったキムが、あせってマスク越しに薬を飲もうとするところが、
なんとも男の哀愁があって、私は好きなシーンです(笑)
SNS写真
もうこれはネタなんでしょうが、クギョンイが聞き込みをした売春婦の女性、
その女性のスマホの待ち受けに見えた、彼女自身のモリモリに盛りまくった、もはや別人の写真が、
なんともSNS時代を象徴していて笑ってしまいましたwww
まとめ
調査官クギョンイ1話のネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!というテーマでまとめてみました。
引き続きこちらでは「調査官クギョンイのネタバレ!あらすじ感想と考察まとめ!」をお楽しみください。