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ドライブマイカー最後はなぜ韓国?ラストのセリフや意味を考察【Netflix】

今回は、ドライブマイカー最後はなぜ韓国?ラストのセリフや意味を考察【Netflix】というテーマでお話します。

アメリカ映画界の最高峰とされるアカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」。

今回はそんな、「ドライブ・マイ・カー」に対し、

  • 最後はなぜ韓国?
  • ラストのセリフの意味は?
  • 時間がないからとりあえずポイント要点だけ知りたい!

そんな皆さんのために、「ドライブ・マイ・カー」のあらすじと内容や感想、そして考察などをネタバレありで、短く簡単にまとめました。

それでは、ドライブマイカー最後はなぜ韓国?ラストのセリフや意味を考察【Netflix】スタート!

アカデミー賞は2009年の滝田洋二郎監督の「おくりびと」以来の快挙です。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」の概要は?

 >>本編はこちら。

 

2023年4月12日からNetflixで配信スタート!

 

映画「ドライブ・マイ・カー」:概要

ドライブマイカー最後はなぜ韓国?ラストのセリフや意味を考察【Netflix】※出典:映画「ドライブ・マイ・カー」公式サイト

 

  • タイトル:ドライブ・マイ・カー
  • 原作:村上春樹
  • 脚本:濱口竜介 大江崇允
  • 監督:濱口竜介
  • 配給:ビターズ・エンド
  • PG指定:PG12
  • 上映時間:179分
  • 公開日:2021年8月20日公開
  • 出演:西島秀俊 三浦透子 霧島れいか 岡田将生 他

 

村上春樹原作の「ドライブ・マイ・カー」は、「女のいない男たち」と題して文藝春秋で連作された短編小説の一作目。

バラク・オバマ元米大統領が「2019年のお気に入りの本」に挙げたことでも話題となりました。

アカデミー賞受賞作品!

 

映画「ドライブ・マイ・カー」のあらすじ

舞台俳優であり演出家の家福かふくは、愛する妻のおとと満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう――。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。さらに、かつて音から紹介された俳優・高槻の姿をオーディションで見つけるが…。
喪失感と“打ち明けられることのなかった秘密”に苛まれてきた家福。みさきと過ごし、お互いの過去を明かすなかで、家福はそれまで目を背けてきたあることに気づかされていく。
人を愛する痛みと尊さ、信じることの難しさと強さ、生きることの苦しさと美しさ。最愛の妻を失った男が葛藤の果てに辿りつく先とは――。登場人物が再生へと向かう姿が観る者の魂を震わせる圧巻のラスト20分。誰しもの人生に寄り添う、新たなる傑作が誕生した。

※出典:映画「ドライブ・マイ・カー」公式サイト

 

ここからは映画「ドライブ・マイ・カー」のラストの考察に迫ります。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」の最後はなぜ韓国?

 

映画「ドライブ・マイ・カー」のラストシーンに言及しますので、未視聴の方はネタバレにご注意ください。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地は元々韓国の予定だった?

 

映画「ドライブ・マイ・カー」のラストシーンで、みさきはコロナ禍の韓国に住み、家福と同じ赤のサーブ900に乗り、車内にはあの韓国人夫婦の飼い犬に似た犬が乗っていました。

みさきはスーパーで買い物を終えて、これまでとは違う明るい表情で運転しながら映画は終わりを迎えました。

なぜラストシーンが韓国だったのでしょうか。

実は、映画「ドライブ・マイ・カー」は広島で撮影されていますが、当初の予定のロケ地は韓国の釜山の予定でした。

新型コロナ感染症の蔓延により、撮影が急遽変更となりロケ地が広島になったそうです。

ラストシーンだけでも元々予定していた韓国で撮りたかったのでしょうか。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」のラストのセリフの意味は?

ワーニャ伯父さん、生きていきましょう。長い長い日々を、長い夜を生き抜きましょう。 運命が送ってよこす試練にじっと耐えるの。安らぎはないかもしれないけれど、ほかの人のために、今も、年を取ってからも働きましょう。 そしてあたしたちの最期がきたら、おとなしく死んでゆきましょう。 そしてあの世で申し上げるの、あたしたちは苦しみましたって、涙を流しましたって、つらかったって。 すると神様はあたしたちのことを憐れんでくださるわ、そして、ワーニャ伯父さん、伯父さんとあたしは、明るい、すばらしい、夢のような生活を目にするのよ。
※出典:光文社古典新訳文庫「ワーニャ伯父さん」浦雅春訳 

 

映画「ドライブ・マイ・カー」のラストシーンのセリフは、劇中劇の中で、聾唖者であるイ・ユナによって手話で演じられました。

 

映画「ドライブ・マイ・カー」の考察は?

 

観る人の様々な観点から考察したくなる、まさに映画の醍醐味と言えるような作品です。

 

 

 

 

 

個人的な解釈ですが、ラストシーンが韓国なのは、劇中劇の「ワーニャ叔父さん」の結末をふまえると、お互いの傷を打ち明け、良き理解者となった家福(ワーニャ)とみさき(ソーニャ)が悲しい思い出が詰まった日本を離れて、心機一転異国の地である韓国で新たな人生を歩んでいると考えられます。

SNSでのラストシーンの考察の中には、

  • みさきは在日韓国人だった!
  • 家福とみさきが結ばれて韓国に行った!
  • 家福は緑内障を患って運転が困難になったため、みさきに愛車を譲った!

など様々な考察が見られました。

映画のラストシーンでは深くは語られなかったので、視聴者の捉え方次第というオチですね。

 

まとめ

 

今回は、ドライブマイカー最後はなぜ韓国?ラストのセリフや意味を考察【Netflix】というテーマでお話しました。

改めてまとまると

  • ラストシーンが韓国だったのは、元々ロケ地が韓国の予定だった!
  • 最後のセリフは劇中劇「ワーニャ叔父さん」のソーニャの長セリフ(手話)!
  • 視聴者の捉え方次第のラスト!

のようですね。人生の喪失と解放の映画です。

以上、ドライブマイカー最後はなぜ韓国?ラストのセリフや意味を考察【Netflix】でした!