秋本治の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公である両津勘吉は、警視庁新葛飾警察署地域課に所属する巡査長です。
しかし、彼の年齢については作品中で一貫した設定がなく、諸説があります。
この記事では、両津勘吉の年齢に関する情報をまとめてみました。
両津勘吉の生年月日
両津勘吉の誕生日は3月3日であり、作品中では一貫しています。
しかし、出生年については連載当初から変更されてきました。
- 連載当初は1943年生まれとされており、戦中派と揶揄される場面もありました1。
- 一時期は1952年生まれに変更されました。
- 2008年には45年前(1963年)から小学生の勘吉たちがタイムスリップしてきており、50代とも取れました。
- 『別冊マーガレット』2011年9月号に掲載された「13誌出張版」によると昭和30年代に浅草野中学校3年A組在学とあり、昭和15-25(1940-1950)年生まれ、61-71歳となりました。
- 2013年に開始されたアニメ版では「脱脂粉乳の世代」と呼ばれています。
- 2023年に連載された「希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」では「オレ6年生でお前3年生だろ、完全にお前の勝ちだ」と上級生から言われており、最近では1954年度生まれ設定になっています。
両津勘吉の作中での年齢
両津勘吉の作中での年齢も一貫していません。初期設定では36歳であり、39歳に達するまでリアルタイムで加齢していました。しかし、長期連載に伴って現実との乖離が大きくなり、頻繁に設定変更が行われるようになりました。
- アニメ版では第110話「浅草物語」にて、小学3年生(9歳)時に転校した村瀬賢治との再会が30年ぶりという言及があり、39歳であることが明確に描かれています。
- 『週刊少年ジャンプ』2006年42号「こち亀30周年企画」では、「常に35歳」という設定で明確な言及を避けています。
- アニメでは大原が上司を20年以上していると発言したことがあります。
両津勘吉の年齢はいくつ?作品中で諸説があることについて徹底解説!まとめ
両津勘吉の年齢については作品中で一貫した設定がなく、諸説があります。
誕生日は3月3日ですが、出生年は連載当初から変更されてきました。
作中での年齢も初期設定では36歳から39歳でしたが、長期連載に伴って現実との乖離が大きくなり、頻繁に設定変更が行われるようになりました。
現在では「常に35歳」という設定で明確な言及を避けています。
最後までお読みいただきありがとうございました。