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神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について

今回は、神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について!というテーマについてお話します!

大人気漫画「るろうに剣心」に登場するキャラクターであり、作中最大のヒロインでもある神谷薫が果たして死亡してしまったのか。

また、ラストシーンに隠された意味について様々な情報を調べてみました。

今回は、大人気漫画「るろうに剣心」の主人公である剣心のハートを射止めた神谷薫の死の真相について情報を深掘りしていきますので、最後までお楽しみください。

それでは、神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について!スタートです!

神谷薫とは誰か

では、一体神谷薫とは誰なのでしょうか。

神谷薫は、漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」に登場する女性キャラクターです。

神谷薫は元々、神谷活心流という剣術道場の師範代をしていました。

年齢は19歳で身長は155㎝と小柄なのですが、剣術道場の師範をしているだけあり、剣術の腕は確かであり、街のごろつきが束になっても敵わない程度の戦闘力をしています。

元々は、流浪人として各地を転々としていた剣心と出会い、彼を善意から一夜だけ宿を与えていました。

しかし、その際に土地を奪おうとやってきた比留間兄弟にリンチされているところを剣心に救われたことで彼と生活を共にすることを選びました。

最終的に、薫と剣心はお互いに愛し合うことになっていきやがて剣心を襲うトラブルに巻き込まれて行くのでした。

 

 

アニメ版と原作では薫の役割が違う

 

そんな薫ですが、 実は1990年代に放送された旧アニメ版と原作版においてはかなり性格・役割が全く異なっています。

旧アニメ版で、薫は剣心に交じり、なんどか戦闘をすることもありました。

また、柔道や相撲といった各種武道にも心得があり、そういった技術を披露するなど戦闘に長けている一面がクローズアップされることがしばしばありました。

ところが原作における薫の戦闘シーンは少なく、あっさりとしたもので京都編で十本刀と戦うシーンを除けば淡泊で終始敵の人質にされることで周囲の足を引っ張っているお荷物なキャラにしかなっていませんでした。

 

神谷薫はアンチが多い

 

そんあ神谷薫ですが、実はアンチがかなり多い事でも有名です。

この理由は、上記でも言った通り神谷薫は原作コミックにおいては周囲人質的にさらわれるキャラでしかありませんでした。

実際こういうキャラは男性読者・女性読者からも嫌悪されてしまいます。

さらに、コメディパートでは剣心を殴ったりと暴力的な一面をのぞかせます。

このように古き良き日本漫画のテンプレキャラなのですが、それが古臭さを感じあまり好意的にみられないという理由になってしまうのでした。

 

神谷薫は死亡したのか、原作とアニメの違い

 

では、そんな神谷薫は果たして死亡してしまったのでしょうか。

今回は、神谷薫のたどった運命について、原作とアニメにおける末路の違いをご紹介します。

 

神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について

 

原作では死亡に見せかけられていた

 

神谷薫は原作後半のエピソード「人誅編」で、なんと剣心に恨みを抱く剣客・雪代縁の手で殺されてしまいます。

この事にショックを受け、完全に精神がやられてしまう剣心でしたが、実はこれは縁の策略で、死亡していたとみせられていたのは雪代縁の仲間である外院が製作した人形であったのでした。

剣心たちは、薫がまだ生きているとわかると、雪代縁を倒すためにそして人質となった薫を助けるために最後の戦いに挑むのでした。

つまり、原作漫画においては死を偽造されていたということになるのでした。

アニメでは実際に死亡した

 

それでは、アニメにおいては最終的に神谷薫はどうなってしまうのでしょうか。

るろうに剣心のアニメ版の最期のエピソードを描いた「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 星霜編」では、なんと神谷薫は剣心とともに梅毒にかかり、死んでしまうという末路を迎えてしまいます。

剣心が抱えた闇ともいえる梅毒、それを剣心一人に背負わせるのは酷として、何と薫は彼とともに梅毒になって死んでしまうのでした。

このオチは原作ファンでは賛否が分かれています。

神谷薫のラストシーンの真相

それでは、神谷薫のラストシーンについて、原作アニメそれぞれの意味というのはどういったものがあるのでしょうか。

先ほどまでの記事では神谷薫の原作とアニメにおける違いをクローズアップいたしましたが、次は原作とアニメにおける神谷薫のラストシーンの違いについて検証していきます。

 

神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について

原作では剣心と幸せに生きている

 

原作におけるラストシーンは剣心と薫が、二人の間に生まれた子供をまじえながら談笑するというハッピーエンドを迎えました。

原作者の和月さんはハッピーエンドが大好きというこだわりをもっているため、こういったある種王道的なオチにしたのかもしれません。

しかしながら、1部では「ハッピーエンドにしては地味すぎる」といったような評価も多くあります。

 

神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について

 

アニメでは剣心の傷が消えたことを知り、死亡した

 

では、アニメ版るろうに剣心の最終章ともいえるOVA作品「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 星霜編」では一体どのようなラストを迎えていったのでしょうか。

その最期は、梅毒にかかってしまい姿を消していた剣心が、薫の元に現れ二人は再会を喜びながらお互いに抱き合いながらも、とうとう寿命の限界がやってきてた剣心そのまま息を引き取るという内容になっていました。

その際に、薫は剣心のトレードマークともいえる頬に残った×の傷が消えていくのをみて、「もう終ったのね」そう言い涙を流すと、彼女も死んでいくのでした。

このように悲劇的な最期を迎えたことで、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 星霜編」は非常に賛否の別れるOVA作品として現代では多く議論がされています。

しかし、るろうに剣心の映像作品としては、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 星霜編」を推す声も多く、ある種の時代劇アニメとしての最高傑作として本作をあげる声も多くあります。

まとめ

 

今回、神谷薫は死亡するのか?ラストシーンに隠された意味について!ということでお話します。

今回、わかったことをまとめると以下のようになります。

  • 神谷薫は人気漫画「るろうに剣心」のヒロイン
  • 神谷薫は原作漫画と90年代に製作されたアニメの最終章を描いたOVAでは最期が違う
  • 神谷薫の原作におけるラストシーンは剣心との子供と談笑するシーン
  • 神谷薫のOVAにおけるラストシーンは剣心とともに病死して、その死の最期に剣心の罪が清算されるというオチ

最期まで読んでいただき、ありがとうございました!