ファッションをテーマにした少年漫画として人気を博した『ランウェイで笑って』が、2021年7月14日発売の『週刊少年マガジン』33号で最終回を迎えました。
作者の猪ノ谷言葉さんは、ツイッターで「4年という長くも短くもあった間お世話になりました！」と感謝のメッセージを投稿しました。今回は、『ランウェイで笑って』の最終回の内容や感想、結末についてまとめてみました。
『ランウェイで笑って』とは
『ランウェイで笑って』は、猪ノ谷言葉さんによる日本の漫画作品です。『週刊少年マガジン』（講談社）にて、2017年26号から2021年33号まで連載されました。全22巻。累計部数は370万部を突破しています。
この作品は、ファッションデザイナーを目指す少年・都村育人と、低身長ながらもトップモデルを目指す少女・藤戸千雪が、夢を追いかける姿を描いています。ファッション業界の裏側や魅力、登場人物たちの成長や恋愛などが織り交ぜられたストーリーで、多くの読者から支持されました。
最終回の内容
最終回は第194話「これは2人の物語」です。この話では、育人が立ち上げたファッションブランド「EGAO」が10年間の歩みを特集する雑誌の記事が、各コマに添えられています。記事によると、「EGAO」はパリファッションウィークに初出展し、モデルに合わせて服を直すスタイルやモデルが笑顔で歩くスタイルなどで業界に衝撃を与え、ムーブメントを巻き起こしたということです。
物語は10年後のパリに移ります。育人は「EGAO」の新作コレクションを仕上げたばかりです。そこへ千雪が現れます。千雪は「EGAO」の専属モデルとして活躍しており、育人とは仕事上のパートナーでもあります。千雪は育人に今日のショーでどんな風に歩けばいいかと尋ねます。育人は「笑って」と答えます。そして物語は終わります。
感想や結末
最終回は単純な展開ではありましたが、それだけに感動的でした。育人と千雪がそれぞれ夢を叶えて成功している姿を見ることができて嬉しかったです。また、最後の「笑って」というセリフは、作品タイトルやブランド名にも通じるもので、物語全体を象徴するような言葉でした。
一方で、最終回では恋愛面については明確な描写がありませんでした。育人と千雪が付き合っているのかどうかは読者の想像に委ねられているようです。また、他の登場人物たちのその後も描かれていませんでした。これらの点については、打ち切りや休載の影響があったのかもしれません。
まとめ
『ランウェイで笑って』の最終回の内容や感想、結末についてまとめてみました。その結果、以下のことが分かりました。
- 最終回は第194話「これは2人の物語」。育人と千雪が10年後のパリで「EGAO」のショーを成功させる。
- 感想は感動的だが、恋愛面や他の登場人物のその後は描かれなかった。
- 結末は育人と千雪が付き合っているかどうかは不明。読者の想像に任せられた。
『ランウェイで笑って』は、ファッションをテーマにした少年漫画として名作となりました。育人と千雪が夢を追い続ける姿に共感したり、ファッション業界の魅力に触れたりすることができました。最終回や完結に関する情報は事実ですので、ぜひ単行本で読み返してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
