調査官クギョンイ3話のネタバレ！あらすじ感想と考察まとめ！
10月30日よりスタートした新ドラマ「調査官ク・ギョンイ」。
警察出身の保険調査官ク・ギョンイ（イ・ヨンエ）が、事故に偽装された疑惑の連続殺人事件を解き明かすミステリードラマです。
その内容はスリラー、ミステリー、そしてコメディなど様々なジャンル含んだ非常に見応えのあるドラマです。
ネタバレも含みますのでまた視聴されていない方はご注意ください！それでは早速どうぞ！
調査官クギョンイ3話のネタバレ！あらすじ
エレベーターの前でついにお互いをしっかりと見つめ、認識しあった
クギョンイとイーギョン。
しかしそれは初めての対峙ではなく、過去の出来事からすでに2人はその運命のつながりをもっていたのです。
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過去の高校での用務員の死亡事件。
その尋問においてすでに2人はお互いの思考と概念をぶつけあっていました。
そこでのクギョンイの洞察のするどさ、
イーギョンの巧みにかわす頭の良さ、
そんな会話の後、クギョンイは言います。
「認めたくないけど…夫がいうとおりね…似ているの。私たち…。」
同じ手癖、手遊びをしてしまう2人なのでした。
~
「初対面のフリ？」
強く言い放つクギョンイですが、夫が死んだこと、その時
自分がイーギョンに言ったセリフ、
「死んで、楽になったでしょ？」
いたずらな目で言い放つイーギョンのその言葉をうけ、
記憶が呼び出され心が崩壊、その場から逃げ出すクギョンイ。
それを確かな、そして冷ややかな目で見つめるイーギョン。
クギョンイは夫を夢の中でみます。
優しい夫、しかしその夫はいまは死んだ人間、その言葉がさらに
クギョンイの心を苦しめるのです。
その姿をみたイーギョンは嘲笑と共にさらにクギョンイへの照準を合わすのでした。
~
ナジョ匕には娘と、その娘を看てくれている父がいます。
シングルマザーでもあるナジョ匕にはやはり目の前の必要なお金、
仕事を失った恐れがありました。
この（K）への捜査の報酬をヨン理事に訪ねますが、そんなナジョ匕の事情も看破するヨン理事。
「お金ではなく権力を追えばお金は後からついてくる、いまは耐えなさい」とつたえます。
「威張らず、頭を下げることを覚えなさい」と。
NT生命の社長に土下座するナジョ匕。今はチームが苦境でもこの状況を乗り越えるため、
またヨン理事の言葉を受け、彼女は土下座すら厭わずチームの存続を確保するのでした。
チームの部屋は地下の倉庫室に異動とはなるのですが…。
クギョンイ、サンタも合流、あらたなチームの基地となる倉庫の部屋。
ここで今回の事件の顛末、経過状況をチーム全員で共有します。
警察からの資料を（おそらくヨン理事の計らいで）、さらに
ウイスキーも入手しクギョンイは今回の推理を披露します。
ナジョ匕の部下ギョンスもその独自の推理を披露しますが、空回り。
しかし彼の活躍の場はここではありません…。
クギョンイは話します。
「被害者には共通点はない」そのため考えることは、
「なぜこのひとたちなのか？」。
それを考えることで、ある仮説が浮かぶのでした。
~
食堂で叔母とご飯を食べるイーギョン。
その食堂にあるテレビでは、ある事件がニュースとして流れていました。
多くの女性と交友、その恋人たちの姿を盗撮しネットで流す、
そんな犯罪を繰り返している男性。
その男を許せない、とつぶやく叔母の言葉に、（K）としての意識が開くイーギョン。
彼女の次のターゲットはこの男に決まった瞬間でした。
~
（K）の殺しのための手段と方法。
その方法が徐々に明かされていきます。
警備会社「MEK」の監視カメラ員であるケオン。
「黒い人形」を所持するコミュニティーで構成された人々。
「君の番だ。」ミロネットを通じて送られる指示の数々。
彼らに的確な指示を出し、イーギョンはターゲーットの殺人を
完全なままに実行しているのでした。
今回はターゲットの男・パクの携帯情報をケオンが警備会社の立場を利用して入手、
メッセージを盗聴し、大学祭にパクを誘い出します。
相変わらず盗撮癖のあるパクがまんまと大学祭に。
しかしそこはイーギョンによって完全に仕掛られた殺人遂行の場所でした。
ポテト、シャボン玉、水風船、そして点鼻薬。
それらを複合したことにより発生する毒による殺人。
計画は完璧に遂行されましたが、
そこにタイミングを同じくしてパクを恨む女性が現れ、なんとパクを刺殺します。
死んだのはイーギョンによる毒殺だったのですが、多くの人間から観られたその光景は、
イーギョンが望んだ殺人ではなかったのでした。
そこでイーギョンはある行動に出ます。
それは、ネット配信により、「パクを殺したのは私だ」と宣言したのです。
この行為に共謀のケオンは焦りますが、そんな彼の心配をよそにイーギョンは平気な顔。
しかしこの行為により、クギョンイは気づくのです。
1：事故や自然死を装った殺人であること
2：過去に罪をおかしていること
3：その死を望んだものを、容疑者にはさせない
この3点が全て共通することでわかったのです。
この殺人が、今、自分たちがおっている（K）の仕業であると。
死体の解体監査室にもこともなげに潜入し、クギョンイは今回の物的証拠の中に、
隠しカメラを見つけます。そこから事件の関係者を割り出し、
「黒い人間」でつながったグループの存在に一歩近づいたクギョンイのチーム。
しかしそれは同時に（K）であるイーギョンにもチームのメンバーが知られる結果に。
地下駐車場でゴミを捨てるチームのサンタ。
彼の背後に近づく人間が…それは彼女、（K）なのでした。…
（第3話おわり）
調査官クギョンイ3話のネタバレ！感想と考察
この3話でこのイーギョンがいかに殺人を遂行しているのか、
その全体像が明らかになってきましたね。
クギョンイとイーギョンの出逢い
これは冒頭、そしてラストシーンでも表現されていました。
過去にすでにそのお互いの存在を意識していたこと。
クギョンイの発言「夫が言っていた意味がわかった…似ているのね、私たちは…」
まさに物語のメインとなるこの2人の女性の闘いを象徴するセリフでした。
死者の面影
推理の考察やアルコールが入ると、クギョンイは多くのイメージを頭の中で描きます。
特に死者（殺された人々）や、その自身の夫のイメージを、です。
それらが明確に視えているクギョンイ。
これは今後のまだまだ死者がでるストーリーにおいて、重要なセンスになってくると思われます。
ヨン理事の表裏の顔
これがよくわかるシーンが、孤児院への寄付取材を受けているシーン。
子供を笑顔で抱きつつも、暑さをカバーするたくさんの扇風機ｗ
笑顔の取材の後のナジョ匕との会話が、そのギャップに彼女の底の深さを象徴しています。
叔母のなにげない一言から、殺人がスタート
食堂で流れていたニュースにボツりとつぶやいた言葉。
そこからイーギョンの（K）としての暗黒面が開きます。
シーンとしては扉が開き、黒い影のイメージが部屋を覆う…というものですが、
このシーンで敢えて字幕の入る「牛の血」という看板の言葉が、それらを象徴しています。
生贄の血、神に捧げる崇高な死という犠牲。
イーギョンの根底を流れる殺人思想を表現したシーンでしたね。
叔母はこの3話の冒頭で「（私の）姪になんてひどいこというのよ…」とクギョンイにつぶやいています。
これはまた、イーギョンの殺人のターゲットがクギョンイに向かう、その伏線でもあるのでしょう。
メドューサの物語
自らの姿を自らが眺め、世界にさらして死んだ、という演劇演目の流れにそって、殺された今回のパク男性。
しかしその計画が最後に乱れたからこそ、クギョンイの捜査が進展するきっかけとなったのです。
あれ？ケオンはボーイズラブ？？？
MEK警備会社に務めるケオン。彼の仕事と活躍が大いに（K）の殺人を助けていること、アリバイ消しに役にたっているのかが顕著にわかる3話でした。
そしてさらに気になるのが、同僚の男性との関係。ぽっちゃりの彼と、ジョギングデートやサウナデートｗなどなど。
どうもボーイズ・ラブの伏線を張ってはいますが、はたして今後どうなるのでしょうね。
金正男の死因
韓国人にとってこれって、オブラートに包まなくていいの？っと日本人からも思いましたが、
あの事件に関しては、日本以上に情報が出回り討議されている内容。
2017年2月、マレーシアの空港で、暗殺されたと言われる事件。
あちらも事実として、顔にかけられた毒「VX」が原因とされていますし、日本でもオウム事件の際に使用された毒がこの同じくVXでしたね。
黒い人形の組織
2話の考察でもお伝えしましたが、やはりこの黒い人形が、イーギョンの殺人をサポートする、信頼関係のある人間のグループであることが語られています。
1話の犠牲者・キムの家にもこの人形があったことは、あのキムもまたこの組織の一員であった可能性が示唆されていますね。
牛のような、血のようや赤い目をした、黒い人形。
こちらがこの物語のキーアイテムのひとつです。
そして組織はどのような人間たちで構成されている？
最後もまたクギョンイとイーギョンの過去の回想が。
バレずに人を殺す方法はありますか？そんなイーギョンの質問に冷静に答えるクギョンイ。
・相手がどんなひとか把握すること
・事故を装う方法を探すこと
・自分の手は汚さないこと
そして、
・絶対裏切らない人を共犯者にすること
この発言が結果として完全犯罪者（K）を産み出す結果となったことに、
クギョンイはこのあと気づき、どのように感じるのでしょうか。
まとめ
調査官クギョンイ3話のネタバレ！あらすじ感想と考察まとめ！というテーマでまとめてみました。
引き続きこちらでは「調査官クギョンイのネタバレ！あらすじ感想と考察まとめ！」をお楽しみください。
