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【2023】周庭さんの現在とは?カナダに亡命との報道と香港民主化運動の女神の今

香港の民主化運動のシンボルとして知られる周庭さんが、2023年12月にカナダに亡命したと報道されました。

周庭さんは、2014年の雨傘運動や2019年の反送中運動で活躍し、香港国家安全維持法の違反容疑で逮捕されたこともあります。

現在はどのような状況にあるのでしょうか。周庭さんの人となりや経歴、亡命の理由や現在の活動などについてまとめました。

周庭さんとは

周庭さんは、1996年12月3日生まれの27歳です。

英語名はAgnes Chow Tingで、日本ではアグネス・チョウと呼ばれています。

香港生まれの香港育ちで、2017年までイギリス国籍を持っていましたが、立法会選挙に出馬するために放棄しました。

香港浸会大学の政治学部に在籍していましたが、政治活動に専念するために休学しました。日本語が堪能で、日本のメディアにも多く出演しています。

雨傘運動や反送中運動で活躍

周庭さんは、2014年の雨傘運動で一躍有名になりました。

当時17歳だった周庭さんは、香港の選挙制度改革に反対する学生団体「学民思潮」の広報担当として、中心的な役割を果たしました。

雨傘運動は、香港の行政長官選挙に中国政府の介入を許さないという要求で、数十万人の市民が中環や金鐘などの主要な場所を占拠し、79日間にわたって抗議活動を続けました。

周庭さんは、その間、メディアに対するスポークスパーソンとして、運動の目的や状況を伝えました。

2016年には、周庭さんは黄之鋒さんや羅冠聡さんとともに、香港の自決権を掲げる政党「香港衆志」を結成し、副事務局長に就任しました。

2017年には、立法会補欠選挙に出馬しようとしましたが、自決権の主張が香港基本法に違反するとして、選挙管理委員会によって立候補資格を剥奪されました。

2019年には、香港と中国本土の間で犯罪人引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案に反対する反送中運動が発生しました。

周庭さんは、この運動にも積極的に参加し、香港政府に対して条例の撤回や市民の自由や民主主義の尊重を求めました。

しかし、この運動は警察とデモ隊の衝突や暴力が激化し、多くの逮捕者や負傷者を出しました。

周庭さんも、2019年8月に警察本部を包囲したとして、公安条例違反の罪で逮捕されました。

カナダに亡命した理由と現在の活動

2020年6月30日、中国全人代常務委員会は、香港国家安全維持法を可決しました。

この法律は、分離主義やテロリズム、外国勢力の干渉などを国家安全保障上の脅威として定義し、それらに関与した者に対して重い刑罰を科すことを規定しています。

この法律は、香港の自由や民主主義、法の支配を脅かすものとして、国際社会や香港市民から強く批判されました。

周庭さんは、この法律の成立を受けて、香港衆志から脱退することを表明しました。しかし、2020年8月10日に、香港国家安全維持法違反の疑いで再び逮捕されました。

その後、保釈されましたが、パスポートを没収され、海外に出ることができなくなりました。

2020年11月23日、周庭さんは、2019年6月の警察本部包囲デモに関する公安条例違反の裁判で、起訴事実を認めて有罪となり、即時収監されました。

2021年6月12日に出所しましたが、刑務所内での生活は心身ともにつらいものだったと語っています。

2023年12月4日、周庭さんは、カナダに亡命したと報道されました。周庭さんは、香港国家安全維持法の適用を逃れるために、カナダ政府の支援を受けて密かに香港を脱出したということです。

周庭さんは、カナダでの生活や活動については明らかにしていませんが、香港の民主化運動に対する支持を表明しています。

【2023】周庭さんの現在とは?カナダに亡命との報道と香港民主化運動の女神の今まとめ

周庭さんは、香港の民主化運動の女神として知られる政治活動家です。

雨傘運動や反送中運動で活躍し、香港国家安全維持法の違反容疑で逮捕されたこともあります。

現在は、カナダに亡命したと報道されていますが、香港の自由や民主主義を求める姿勢は変わっていません。周庭さんの今後の活動にも注目です。