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漫画『NANA』は何巻まで発売されているのか?連載再開の可能性はあるのか?

漫画『NANA』は矢沢あいによる少女漫画で、2000年から『Cookie』で連載されていました。

しかし、2009年から作者の療養のため休載中です。現在までに発売されている単行本は21巻で、物語は途中で終わっています。

多くのファンが待ち望む連載再開の可能性はあるのでしょうか。

この記事では、漫画『NANA』のあらすじや登場人物、単行本の情報や連載再開の見通しについて紹介します。

漫画『NANA』とはどんな作品?

まずは、漫画『NANA』がどんな作品なのか、簡単に紹介していきましょう。

ふたりの“ナナ”が主人公の少女漫画

漫画『NANA』は、ふたりの“ナナ”が主人公の少女漫画です。小松奈々と大崎ナナ、2人の“ナナ”は同じ年で同じ名前ですが、性格や生き方は正反対です。偶然にも同じ新幹線に乗り合わせたことをきっかけに出会い、その後同居することになります。2人を中心に、彼女たちに関わっていくことになる2つのバンドBLACK STONESとTRAPNESTのメンバーたちの交錯する人間関係や想いを描いていきます。

映画化やアニメ化されるなど国内外で人気

漫画『NANA』は、2005年と2006年に実写映画化され、2006年から2007年にかけてテレビアニメ化されました。また、イメージアルバムやトリビュートアルバムなども発売されました。国内だけでなく海外でも人気が高く、多数の国で翻訳版が出されています。2002年には第48回小学館漫画賞を受賞しました。2019年時点で累計部数は5000万部を記録しています[^1^]

漫画『NANA』は何巻まで発売されている?

次に、漫画『NANA』の単行本について見ていきましょう。

既刊21巻で休載中

漫画『NANA』は現在既刊21巻で休載中です。最新刊となる第21巻は2009年3月発売で、その後作者が急病により入院したことが発表されました[^2^]。その後も作者の体調回復を待って連載再開を期待する声が多く寄せられていますが、現在まで具体的な予定は発表されていません。

単行本未収録分も存在

単行本第21巻までに収録されているのは、『Cookie』2008年10月号までのエピソードです。しかし、その後も『Cookie』2009年2月号まで連載が続いていたため、単行本未収録分が存在します。この部分は電子書籍版の第21巻に収録されています[^3^]。また、『Cookie』2009年8月号には特別編として作者の手紙が掲載されました[^4^]

漫画『NANA』の連載再開の可能性はあるのか?

最後に、漫画『NANA』の連載再開の可能性について見ていきましょう。

作者は復帰を希望している

漫画『NANA』の作者である矢沢あいは、2013年に自身のブログで復帰を希望していることを明かしました[^5^][5]。また、2016年には『Cookie』で新作読み切りを発表しました。これらのことから、作者は完全に引退したわけではなく、体調が許す限り漫画を描き続けたいという気持ちがあることがわかります。

編集者も再開を待っている

漫画『NANA』の編集者である松村武は、2017年に自身のTwitterで再開を待っていることを語りました。また、2020年には『Cookie』で『NANA』の特集が組まれ、作者からもコメントが寄せられました。これらのことから、編集者も再開を諦めていないことがわかります。

ファンも再開を望んでいる

漫画『NANA』のファンも再開を望んでいます。SNSやネット上では、連載再開を願う声や応援する声が多く寄せられています。また、2020年にはファン有志によって『NANA』の連載再開を願う署名活動が行われ、約2万人の署名が集まりました。これらのことから、ファンも再開を待ち続けていることがわかります。

漫画『NANA』は何巻まで発売されているのか?連載再開の可能性はあるのか?まとめ

漫画『NANA』はふたりの“ナナ”が主人公の少女漫画で、国内外で人気を博しています。現在既刊21巻で休載中ですが、作者や編集者、ファンは連載再開を希望しています。物語は途中で終わっていますが、いつか完結する日を信じて待ちましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。