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前田吟の前妻とは?50年間連れ添った妻の死と再婚の経緯を追う

前田吟といえば、映画『男はつらいよ』シリーズで寅さんの妹・さくらの夫・諏訪博役でおなじみの俳優です。

しかし、前田吟には50年間連れ添った前妻がいたことをご存知でしょうか?

この記事では、前田吟の前妻とは誰なのか、どんな人生を歩んだのか、そして前田吟が再婚した理由や相手についてわかりやすく解説します。

前田吟の前妻・椙子さんとは?

前田吟の前妻は椙子さんという名前です。椙子さんは前田吟より2学年上であり、高校時代に出会いました。当時、前田吟は俳優を目指して上京するために通信教育で高校卒業資格を取得しようとしていましたが、椙子さんはその勉強を手伝ってくれたそうです。

1964年に結婚した二人は、その後も俳優座養成所や東京芸術座研究所などで演技を学ぶ前田吟を支え続けました。椙子さんは自分も女優になりたかったそうですが、夫の仕事を優先して家庭に専念しました。

二人には3人の息子がおり、次男の淳さんは父親と同じ俳優になりました。四男の亨さんは競技ダンス選手になりました。長男と三男は芸能界とは無関係な職業に就きました。

前田吟の前妻・椙子さんが亡くなった理由とは?

前田吟の前妻・椙子さんは2021年4月19日に亡くなりました。享年77歳でした。死因はすい臓がんでした。

椙子さんがすい臓がんと診断されたのは2010年のことでした。当時、椙子さんは胃痛や食欲不振などの症状に悩まされており、病院で検査を受けたところ、すい臓がんの末期だと告げられました。

医師から余命半年と宣告された椙子さんでしたが、手術や抗がん剤治療などを受けて奇跡的に回復しました。しかし、その後も再発や転移を繰り返し、最後まで闘病生活を送りました。

前田吟は妻の病気を公表せず、自分の仕事を続けながら妻の介護をしました。妻の最期の日も、仕事を終えて家に帰ると、妻が息を引き取っているのを見つけました。前田吟は「50年間、本当にありがとう」と妻に感謝の言葉を述べたそうです。

前田吟が再婚した理由と相手とは?

前田吟は妻の死から約1年半後の2022年6月に再婚しました。再婚相手は歌手の箱崎幸子さんで、前田吟より4歳年下です。

箱崎幸子さんは、1970年代に人気歌手だった箱崎晋一郎さんの元妻です。箱崎晋一郎さんは2009年に心不全で亡くなりました。箱崎幸子さんは夫の死後も歌手活動を続けており、スナックで歌っているところを前田吟に見初められたそうです。

前田吟と箱崎幸子さんは、渋谷のハチ公前で待ち合わせて山手線に乗り、一周してお互いのことを語り合ったそうです。その後も何度かデートを重ねて交際に発展しました。

前田吟は再婚について、「一人で生きていく自信がなかった」と語っています。また、「亡くなった奥さんも喜んでくれると思う」とも話しています。

前田吟の前妻とは?50年間連れ添った妻の死と再婚の経緯を追うまとめ

前田吟は50年間連れ添った前妻・椙子さんをすい臓がんで亡くしましたが、その後に歌手の箱崎幸子さんと再婚しました。前田吟は再婚相手との出会いや交際の経緯、再婚の理由などを明かしています。前田吟は現在も俳優として活躍しており、元気な姿を見せています。