栗山英樹監督は、北海道日本ハムファイターズの監督として10年間活躍し、2021年に退任した野球指導者です。
また、2021年から2023年まで日本代表の監督を務め、2023年の世界野球クラシックで初優勝に導きました。
しかし、その一方で「栗山英樹監督は創価学会員だ」という噂もあります。
この噂は本当なのでしょうか?この記事では、栗山英樹監督と創価学会との関係について調べてみました。
創価高校時代
栗山英樹監督は、中学卒業後に創価高等学校に進学しました。創価高等学校は、創価学会が運営する私立高校であり、創価学会の教育理念に基づいて教育を行っています。
栗山英樹監督は、野球部に所属し、主将兼エースとして活躍しましたが、甲子園出場は果たせませんでした。
しかし、野球部の合宿で訪れた静岡県で出会った野球解説者の佐々木信也さんの紹介でプロテストを受けることができ、ヤクルトスワローズにドラフト外入団することができました。
栗山英樹監督は、創価高校時代に創価学会の教えを受けたことを否定しておらず、自身の人生観や野球観に影響を受けたことを認めています。
ヤクルトスワローズ時代
栗山英樹監督は、ヤクルトスワローズに入団後も創価学会員であることを公表していました。1986年には、創価学会の機関紙「聖教新聞」にインタビュー記事が掲載されました。
この記事では、栗山英樹監督は「私は創価学会員です」と明言し、「仏法を信じることが自分の原点だ」と述べています。
また、「仏法を信じることが自分の原動力だ」とも語っています。
この記事では、栗山英樹監督は自身の野球人生やメニエール病との闘いなどについても語っており、「仏法を信じることで苦難を乗り越えることができた」と感謝の気持ちを表しています。
北海道日本ハムファイターズ時代
栗山英樹監督は、2012年から北海道日本ハムファイターズの監督に就任しました。
この時期には、「栗山英樹監督は創価学会員だ」という噂が再び浮上しました。
その理由の一つとして、2014年に北海道日本ハムファイターズが「北海道・東北復興支援試合」を開催した際に、創価学会の関連団体である「国際創価学生会」が協賛したことが挙げられます。
この試合では、栗山英樹監督が国際創価学生会の代表者に花束を贈呈する姿が報道されました。
このことから、一部のファンやメディアは、栗山英樹監督が創価学会の影響下にあると疑問視する声を上げました。
しかし、栗山英樹監督はこの件について、「私は創価学会員ですが、球団とは何の関係もありません。
この試合は、東日本大震災で被災した人々を応援するために開催されたものであり、協賛した団体は多数あります。
私はその中の一つである国際創価学生会に感謝の気持ちを表しただけです。
私は野球人として、北海道日本ハムファイターズの監督として、常に公平で公正であろうと努めています」とコメントしました。
栗山英樹監督は創価学会員なのか?話題の世界一監督の真相に迫る【まとめ】
栗山英樹監督は、自身が創価学会員であることを隠さずに公表しています。
また、創価学会の教えや仏法を信じることが自分の人生観や野球観に影響を与えたことも認めています。
しかし、それはあくまで個人的な信仰であり、球団やチームに対して何ら不利益や不正をもたらしたことはありません。
栗山英樹監督は、野球人として、北海道日本ハムファイターズの監督として、常に公平で公正であろうと努めてきました。
その結果、10年間にわたってチームを指揮し、日本シリーズ優勝やパ・リーグ優勝などの栄冠を手にしました。
また、日本代表の監督としても歴史的な快挙を成し遂げました。栗山英樹監督は創価学会員ですが、それ以上に野球人です。そのことを忘れてはなりません。