Netflix「不可殺」プルガサル9話のあらすじと伏線まとめ!韓国ドラマ内容を考察!
百年の間に人として死と転生を繰り返し、前世を記憶している女。
600年の間、不死身の存在、「不可殺」になって死ぬことができない男。
この物語はそんな女と男の互いに殺し合うべき運命を背負った、
悠久の時間を過ごす二人の復讐の物語です。
アジアの人間には深く理解ができるそんな輪廻転生の生死観の中で繰り広げられる、
Netflix韓国ドラマの本格ミステリー「不可殺」のあらすじと伏線をまとめてご紹介します
Netflix「不可殺」プルガサル第9話のあらすじ
サンウンはファルに「あなたの家族を殺したのは、ウルテなのよ」と衝撃の事実を伝えます。
「それは嘘だ、騙されるな!」激昂しサンウの首に手をかけるウルテですが、
それをファルが毒の注射を打ちウルテからサンウを救いだします。
逃げていたホユルも合流し、サンウン、ファル、はその場から逃げ出しました。
毒が体にまわり、弱くなる意識の中でウルテは思い出していました。
それは1000年前の記憶。
そのころウルテはホユルの息子でした。
父のホユルは村の有力者であり都会に出るため準備をしていましたが、
その上京につれていく家族は病弱な長男であったウルテでなく、
健康で勇猛な次男を選んでいたことに、深い恨みを抱いていました。
ある日その思いから実の弟を撲殺したのですが、その場にサンウンの姿をした
不可殺が現れ、ウルテはその時から不可殺にされてしまったのでした。
サンウンへの復讐の思いは、その1000年前からウルテには宿っていたのでした。
毒が体内をめぐりいつもより怪我の回復が遅いファル。
そんなファルをサンウンは優しく介抱を続けます。
自分の前世がファルの家族を殺してはいない、その可能性が出てきたことにより、
以前よりも気が楽になった、というサンウン。
ファルもそんなサンウンや共にすむシホ、ドユン、へソクたちとの関係にも少しづつ変化が起こり始めていました。
実はウルテから送られてきたスパイであったドユン。
彼は病気の兄の面倒を見てくれたウルテに対して恩義を感じていました。
そんななか、ウルテがドユンに「サンウンを連れてこい」と指示します。
その指示にどうしても気がすすまないドユンではありましたが、
他の一緒に生活する仲間たちの命を脅されることにより、
なくなくサンウンを連れ出すことに。
ただ良心が咎められ、サンウンには正直に連れ出した理由を伝えてしまいます。
そこに駆けつけたファル。ドユンがウルテのスパイだったことホユルから教えられていたので、ファルは強くドユンに詰め寄ります。
そしてもう二度と自分たちの前には現れるな、と伝え追い出したのでした。
行く宛てのないドユン、心配して電話してきたシホに自分のこれまでの過去を語りました。
そこである事実が。
それは病弱の兄と共にドユンも先天的な体の症状を持っていた、とのこと。
そしてそれは、「両目が見えない」というもの…。
ファルはその事実から、ドユンがかつての自分の息子であったアーチャンの生まれ変わりだと気づくのでした…
(第9話おわり)
Netflix「不可殺」プルガサル第9話の伏線考察
ウルテの過去
物語が後半になり、徐々にメインキャストたちの前世からのつながりがはっきりしてきました。
その中でも衝撃的だったのが、「1000年前、ウルテはホユルの息子だった」という事実。
過去にその父から愛情を受けていなかったことから実の弟を殺めてしまい、その瞬間で現れた不可殺(サンウンの姿)に呪われた…というもの。
これまで完全悪、としてのウルテの粗行を見せるシーンが多かったですが、
まだ1000年前のウルテは病弱で臆病な、しかし心も病んで弟を殺めてしまうような弱い人間だった様子が。
ウルテはアーチャンには心を開いたり、前世で父であったホユルをやはり殺さなかったり、など、
様々な優しさと残虐のギャップの理由がここにきてはっきりしてきましたね。
そしてどうも「ウルテの言っていること、サンウンへの復讐心」は実は間違いではないのでは?と思わされますね。このあとどうなっていくのでしょうか。
ちなみに弟を撲殺するシーンの、あの弟はファルではない別人?のようでしたが果たして…
ホユルの幼少時代の記憶
幼少時代、妹のソヒをかばうも、その生命を救うことができなかったホユル。
この現世での宿縁は果たしてどういうものなのでしょうか。
不可殺に狙われていた…ということはこのソヒはサンウンの生まれ変わり?
そして父と思われる男性はこの妹ソヒを牛乳に毒を入れ殺そうとしていましたが、
その正体は目の色の変化、「匂いでわかるぞ!」という発言からも、鬼物のようでしたが。
…となると、このホユル自身も実は鬼物なのでは?そして巫女ヘソクが予言した
「記憶を失っているものが記憶を呼び起こした際に、全員死ぬ」という意味は、
実はファルでもサンウンでもなく…?
ドユンの過去、前世がついに?
ファルにドユンの前世が息子アーチャンであった…と気づいた9話でしたが、
果たしてアーチャンにはどのようなこれまでの転生歴があるのでしょうか。
10年前、ウルテを連れ施設で衰弱していた兄の元に。
「兄さんを助けて」そうつぶやくドユンの目は「灰色の目」になっていました。
灰色の目のときは、これまでのサンウンやへソクがそうであったように
「過去生の記憶が体に宿っている状態」を現します。
兄を助けて。その言葉の意味はどのようなドユン(アーチャン)の過去と繋がっているのでしょうか。
シホは自分の前世は視れない
視聴者の多くが「シホ、さっさと記憶もどせよ!(笑)」と思っているところですが、
今回の9話ではやはり「自分自身の前世は視れない」ということが判明しました。
これは本当にそうなのか、または一時的なものなのか、定かではありませんが、ファルにとってはそのほうが都合がよいでしょうね。
(おまけ)家族団らんのファルにwww
唯一のコミカルなシーンのファル家での団らんシーン。
女子チームがケーキを食べる横にいるぎこちないファルの顔が笑えましたねw
Netflix不可殺プルガサルが観れるのはNetflixだけ
まとめ
Netflix「不可殺」プルガサル9話のあらすじと伏線まとめ!韓国ドラマ内容を考察!
六百年の間に人として死と転生を繰り返し、前生を覚えている女性。
600年の間、耳の不可殺になって死ぬことができない男。
果たして2人はどのような運命の螺旋に委ねられていくのか…?
引き続きNetflix「不可殺」のあらすじと伏線まとめをお楽しみください!