Netflix「不可殺」プルガサル4話のあらすじと伏線まとめ!韓国ドラマ内容を考察!
百年の間に人として死と転生を繰り返し、前世を記憶している女。
600年の間、不死身の存在、「不可殺」になって死ぬことができない男。
この物語はそんな女と男の互いに殺し合うべき運命を背負った、
悠久の時間を過ごす二人の復讐の物語です。
アジアの人間には深く理解ができるそんな輪廻転生の生死観の中で繰り広げられる、
Netflix韓国ドラマの本格ミステリー「不可殺」のあらすじと伏線をまとめてご紹介します
Netflix「不可殺」プルガサル第4話のあらすじ
遂にサンウンを見つけたファル。
しかし運命のいたずらか、そのサンウンの妹シホは今世では元妻のソルの転生であることがわかり困惑するファル。その場でサンウンを殺すことはあきらめ立ち去るのでした。
シホはサンウンに妊娠したことを告げ、この逃亡生活を終わらせたいと詰め寄ります。
それを聞いたサンウンも覚悟を決め、もう一度15年前に自分たちを匿ってくれた叔母のいる病院を訪れます。今は痴呆を患いまともな会話ができなくなった叔母ですが、
サンウンの「どうすれば不可殺を殺すことができるのか?」という問いに対し
「不可殺は不可殺で殺す」という謎の言葉を告げるのでした。
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ダンソル将軍の転生として今世でも不可殺を追うホユル。
彼は幼き日に自身の妹が不可殺に殺された過去を背負っており、今もずっと見えない相手の不可殺を追っていたのでした。
探偵仲間の情報から不可殺と思われる人物、関係する女性(サンウン)の元を訪れたホユルの前に、ドユンという若者が現れます。ファルにつきまとう彼もまた不可殺であるファルとの奇縁がある人物なのでした。
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サンウンの魂を狙う存在。多くは鬼物が転生したものたちでしたが、その中でも特別な鬼物がいました。
「黒い穴」と呼ばれるその男。実は彼こそ、長き1000年を超える時間を生きる不可殺の1人でした。
今回サンウンを発見した鬼物のグスンセを利用し、彼にはファルを襲わせ、自分はサンウンの元に近づきます。
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サンウンを殺すためにファルは彼女の元を訪れ、ついにその彼女の喉に自分の手をかけるところまでいきました。
しかしその時の会話から、サンウンに600年前の自分の家族を殺した記憶がないこと、
さらにサンウンが母と姉を殺したのがファルだと思っていたことは誤解で、実はもうひとりの不可殺がいることに気づくなど、
2人の思い込んでいた恨みや想像が食い違っていたことに気づくのでした。
そしてサンウンは確信するのでした。
「不可殺を不可殺で殺す」「不可殺を殺す剣」
この2つの意味はまさにファルという存在が「不可殺に対抗する剣」なのだと。
しかしそんな2人の元を、まさに今回の2人の宿縁の元凶である、もうひとりの不可殺が訪れます。
圧倒的なパワーを持つその不可殺に敗北を期すファル。
サンウンも危うく殺されかけますが、なぜか彼女が不思議な力がその時に発動。
不可殺の動きを封じます。
サンウン、ファル、そしてもうひとりの不可殺。
この宿縁と因縁に結ばれた人物たちがいまこうして出逢い、激しい闘いが始まるのでした。
(第4話おわり)
Netflix「不可殺」プルガサル第4話の伏線考察
ついに、もうひとりの不可殺であるオク・ウルテが現れ、物語の中枢を貫く1つの真実が明らかになりました。
サンウンの魂と必要とするファル、そしてそれは彼だけでなく、もうひとりの不可殺ウルテも同じ欲望を抱いています。
複雑に絡みあう運命が遂に幕を開けましたね。
シホ、ついにファルの体に触れる…
人の過去を映像として認知できる能力を有するソルの転生であるシホ。
今世ではサンウンの妹として、今は妊娠をしています。この赤ん坊がどうなるのか、
600年前に流産となった子供と同じ運命にならねばよいのですが…。
その彼女がついにファルの体に触れました。
ただ、600年前に夫婦であったことまでは認知できなかった様子。
彼女のこの能力が今後どのように物語に絡んでくるのでしょうか。
ドユンはやはり…
彼の左目の血走った眼球。
ファルに思わずおんぶで飛びつく、まるで子供のような行動。
これらはやはり、600年前にファルの息子で目に傷を負っていたアーチャンの転生と考えて間違いないでしょう。
ただ転生の判別として死んだ時の容姿の記憶が大半を占めるようであり、ファルはまだドユンとの宿縁には気づいていないようです。
もうひとりの不可殺
3話までで、どうもすっきりしなかった不可殺の宿縁。
ファルをそのお腹に宿した母は「不可殺の恨みを買った」という理由で子供の出産をためらっていました。
つまりファルの産まれる前にすでに不可殺の因縁があったということ。
またその不可殺であるウルテの発言にも「1000年」という言葉があり、
ファルの600年よりもっと前にこの宿縁はスタートしていたのでしょう。
ただそうなると、サンウンの運命はいったいどこから始まったのか?
まだ様々な謎のピースが噛み合わない、しかし大きな運命がそこにあることを予感させる4話でしたね。
妖怪グスンセ
ここでのお化け「グスンセ」は韓国済州島の伝統お化けなので、津軽方言のように標準語では聞きにくい済州島の方言を使います。 「チュサリ」という韓国の藁屋呪術造形物から生まれた鬼なので、済州島の象徴的な韓国の伝統妖怪です。私が済州島の道民です。ww pic.twitter.com/MdXVHVu6nt
— 라쿠n🐾₍˄·͈༝·͈˄₎◞ ̑̑ (@fkznss) September 18, 2021
韓国、済州島の妖怪グスンセ。雨の日に罠を仕掛け、人々だましたり、自殺をさせたり、などの悪行を行う妖怪。
雨の中だとパワーアップ!だからスプリンクラーで一気に形勢逆転!というあたりが、なかなかヒーロー物アクションのようで個人的には楽しかったですね。
ただ今世でもその鬼物の性格から主に子供の女性を襲う(練習)をしていたとのこと。
その目印となる傘の数に背筋が凍りました。
ダンソル将軍→ホユルという転生から
今世において刑事を辞職、探偵として不可殺を追っているホユル。
その幼き日に妹を不可殺によって失っているのですが、この妹が転生前のサンウンなのかはまだはっきりしません。
ただ、サンウンは今回、シホと姉妹となる運命を選んでいることからも、不可殺に縁の深い人物たちと血縁関係を結ぶ転生を繰り返しているようです。
巫女→へソクとして転生
不可殺になってしまったファルに600年前、多くの宿縁の説明をした巫女。
彼女は転生で今回その姿をやっと現しましたね。
それもファルに協力敵な人物として、普段は動物の血を提供し、そして
「復習を済ませたサンウン→不可殺」を閉じ込める通称「井戸」と呼ばれる場所の監視役として、
今世では関係を築いています。彼女と50年前にどのような密約があったのか、これもまた伏線の1つとして今後あきらかになるでしょう。
ヘアバンドの意味
劇中に何度も登場した赤いヘアバンド。
これはまさに、中国をはじめ東アジア地域で広く知れ渡っている「運命の赤い糸」がそのモチーフになっているとのこと。
中国の南北朝時代の伝説にもある、運命の男女、宿縁のある人間同士を赤い糸でつなぐ仙人、「月下老人」がその出典のようです。
日本でもこの「赤い糸」という意味はすんなり受け入れられますね。
サンウンの残したヘアバンドを手にはめたファル。同時にサンウンも新しいヘアバンド(これも赤色)をはめて…。
2人の宿縁が結ばれたこの4話でもありました。
Netflix不可殺プルガサルが観れるのはNetflixだけ
まとめ
Netflix「不可殺」プルガサル4話のあらすじと伏線まとめ!韓国ドラマ内容を考察!
六百年の間に人として死と転生を繰り返し、前生を覚えている女性。
600年の間、耳の不可殺になって死ぬことができない男。
果たして2人はどのような運命の螺旋に委ねられていくのか…?
引き続きNetflix「不可殺」のあらすじと伏線まとめをお楽しみください!