岸田文雄首相が就任以来、防衛費や海外支援などのために増税を繰り返す方針を示しています。
しかし、国民の多くは増税に反対しており、岸田首相は「増税メガネ」という揶揄されるようになりました。
なぜ岸田首相は増税にこだわるのでしょうか?
そして、国民はどう感じているのでしょうか?
今回は、岸田首相の増税路線と国民の反応について解説します。
岸田首相の増税路線とは?
岸田首相は、2023年1月に自民党総裁選で当選し、同月7日に第101代内閣総理大臣に就任しました。
岸田首相は、就任後から防衛費や海外支援などのために増税を繰り返す方針を示しています。
具体的には、以下のような内容です。
- 防衛費を2024年度までに5兆円以上にするために、消費税率を10%から12%に引き上げることを検討している。
- ウクライナやアフガニスタンなどの国々に対して、約1兆1000億円の支援金を提供することを表明している。
- 退職金や通勤手当などの所得からも所得税を徴収する「サラリーマン増税」を導入することを否定しなかった。
これらの増税案は、岸田首相が「安全保障と外交の強化」を掲げる政権運営の柱としていることから出てきたものです。
岸田首相は、中国や北朝鮮などの脅威に対抗するために防衛力を強化し、国際社会で日本の存在感を高めるために積極的な支援活動を行うことが必要だと考えています。
国民の反応は?
しかし、岸田首相の増税路線に対して、国民の多くは反対しています。
日本テレビが2023年8月21日から23日まで実施した世論調査では、「防衛費増額のための消費税率引き上げ」に賛成する人は25%にとどまり、反対する人は63%に上った。
また、「サラリーマン増税」についても、「賛成」と答えた人はわずか9%で、「反対」と答えた人が86%と圧倒的だった。
国民は、岸田首相が推進する増税案が自分たちの生活や経済に悪影響を及ぼすと感じています。新型コロナウイルスの感染拡大や物価高などで苦しんでいる国民にとって、増税はさらなる負担となります。
また、国内の問題に対しても十分な対策を取っていないのに、海外にばかり金をばらまくのは不公平だという声もあります。
岸田首相の増税路線に対する国民の不満は、インターネット上でも表れています。岸田首相がメガネをかけていることから、「増税メガネ」という揶揄されるようになりました。
この言葉は、2023年8月25日にトレンドワード入りし、多くの人が批判や皮肉を込めて使っています。
増税メガネとは?岸田総理の増税路線に国民の怒り心頭な状況について徹底解説!【まとめ】
以上のように、岸田首相の増税路線は、国民の反発を招いています。
岸田首相は、「増税メガネ」という揶揄されるようになり、内閣支持率も低下しています。
岸田首相は、自分の政治信念に固執するあまり、国民の声を聞かなくなっているのでしょうか?
それとも、国民の理解を得るために説明や対話を努めているのでしょうか?
岸田首相の増税路線は、今後も日本の政治と経済に大きな影響を与えそうです。