『響け！ユーフォニアム』は、武田綾乃の人気ライトノベルを原作とするアニメや映画のシリーズです。
京都アニメーション制作の美麗な映像と、吹奏楽部に所属する少女たちの青春を描いた物語が魅力です。
しかし、『響け！ユーフォニアム』はアニメと映画の順番が分かりにくいという問題があります。
そこで、この記事では、『響け！ユーフォニアム』を見る順番を時系列に沿って紹介します。また、各作品の見どころや特徴も解説します。
『響け！ユーフォニアム』を見る順番
『響け！ユーフォニアム』を見る順番は、以下の通りです。
– テレビアニメ第1期『響け！ユーフォニアム』
– テレビアニメ第2期『響け！ユーフォニアム2』
– 劇場版『リズと青い鳥』
– 劇場版『響け！ユーフォニアム～誓いのフィナーレ～』
– 劇場版『響け！ユーフォニアム～アンサンブルコンテスト～』
– テレビアニメ第3期『響け！ユーフォニアム3』（2024年4月放送予定）
公開順＝時系列順になっているので、公開順に見ていくのがおすすめです。各作品の詳細は、次の見出しで紹介します。
テレビアニメ第1期『響け！ユーフォニアム』
『響け！ユーフォニアム』を見る順番の最初は、テレビアニメ第1期『響け！ユーフォニアム』です。これは、2015年から2016年まで放送されたテレビアニメで、全13話あります。原作第1巻から第4巻までの内容がアニメ化されており、『響け！ユーフォニアム』の世界観やキャラクターの魅力を存分に楽しめます。『響け！ユーフォニアム』の特徴である吹奏楽の演奏シーンや、部員たちの日常や感情の描写なども見どころです。『響け！ユーフォニアム』の基礎となる作品なので、見る順番は必ずここから始めましょう。[^1^]
主人公である黄前久美子は、中学時代に吹奏楽部だったが、高校では吹奏楽から離れようと考えていた。しかし、同じクラスの加藤葉月や川島緑輝に誘われて吹奏楽部の見学に行くと、そこでかつての同級生でオーボエを担当する鎧塚みぞれや、トランペットを担当する高坂麗奈の姿を見かける。葉月や緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。久美子は自分の担当するユーフォニアムを持って部室に行くと、そこで部長の田中あすかや顧問の小笠原晴香と出会う。晴香は部員たちにコンクール出場を目指すことを宣言するが、それに反発する部員もいた。久美子は吹奏楽部に入部することを決めるが、部内の雰囲気は不穏なままだった。
テレビアニメ第2期『響け！ユーフォニアム2』
『響け！ユーフォニアム』を見る順番の次は、テレビアニメ第2期『響け！ユーフォニアム2』です。これは、2016年から2017年まで放送されたテレビアニメで、全13話あります。原作第5巻から第7巻までの内容がアニメ化されており、『響け！ユーフォニアム』の世界がさらに深まります。『響け！ユーフォニアム』の衝撃的なエピソードであるあすかの卒業や、久美子と麗奈の関係など、感動と波乱が詰まった物語です。『響け！ユーフォニアム』を見る順番では、第1期の後に第2期を見るのがおすすめです。[^2^]
久美子たち北宇治高校吹奏楽部は、コンクールの予選で金賞を受賞し、全国大会への切符を手にする。しかし、その喜びも束の間、部内には新たな問題が起こる。あすかが部活を休むようになり、その理由が明らかにならない。久美子はあすかに近づこうとするが、あすかは久美子を拒絶する。一方、麗奈は久美子に対して特別な感情を抱いていることに気づき、久美子に告白する。久美子は麗奈の想いに応えられないが、友達として麗奈を大切に思っている。久美子はあすかや麗奈との関係に悩みながらも、全国大会に向けて練習に励む。やがて、あすかの卒業と全国大会が迫る。
劇場版『リズと青い鳥』
『響け！ユーフォニアム』を見る順番の次は、劇場版『リズと青い鳥』です。これは、2018年に公開された劇場版映画で、約90分の長編作品です。原作第5巻の一部をベースに
したオリジナルストーリーが映画化されており、『響け！ユーフォニアム』の世界がさらに深まります。『響け！ユーフォニアム』の新たな視点であるオーボエの吹奏楽部員・黒沢紗英とフルートの吹奏楽部員・加藤莉奈の関係を描いた作品で、彼女たちの友情や恋心など、見どころ満載のエピソードが描かれます。『響け！ユーフォニアム』を見る順番では、第2期の後に劇場版を見るのがおすすめです。
紗英と莉奈は、同じ吹奏楽部に所属する仲良しの先輩と後輩だった。しかし、紗英は莉奈に対して特別な感情を抱いていることに気づき、莉奈との距離を置こうとする。一方、莉奈は紗英との関係に不安を感じるが、紗英の気持ちには気づかない。紗英と莉奈は、部の演奏会で吹く曲「リズと青い鳥」のソロパートを担当することになるが、その曲は紗英と莉奈の関係に重なる物語だった。紗英と莉奈は、音楽を通して自分の想いを伝え合うことができるのだろうか。
