ヒカキンといえば、日本を代表するYouTuberの一人です。
彼の動画は毎月何億回も再生され、多くのファンやスポンサーから支持されています。
そんなヒカキンの年収は、一体いくらなのでしょうか?
ネット上では、10億円以上という驚異的な数字がささやかれていますが、それは本当なのでしょうか?
この記事では、ヒカキンの年収に関する情報を集めて、収入源や内訳を徹底分析してみました。
ヒカキンの年収は10億円以上という噂の真相
ヒカキンの年収が10億円以上という噂の発端は、2023年4月に放送されたフジテレビの番組「ダウンタウンなう」での発言です。
この番組では、ヒカキンが自身の年収について「ダウンタウンさんの年収を超えている」と語りました。ダウンタウンさんの年収は5億円から7億円程度だと言われていますので、ヒカキンの年収はそれ以上ということになります。
しかし、ヒカキンは具体的な金額については明かしませんでした。
そのため、ネット上では10億円以上という推測が飛び交いましたが、それはあくまで憶測に過ぎません。
実際のところ、ヒカキンの年収はどのくらいなのでしょうか?
ヒカキンの年収の収入源と内訳
ヒカキンの年収の収入源は、主に以下の4つに分けられます。
- YouTube動画での収益
- 企業とのPR・タイアップ動画での収益
- UUUM役員報酬
- テレビ番組・CM出演
それぞれの収入源の内訳と推定金額を見ていきましょう。
YouTube動画での収益
ヒカキンの年収の中で最も大きな収入源は、YouTube動画での収益です。ヒカキンは現在、5つのチャンネルを運営しており、それぞれのチャンネルの概要は以下の通りです。
- HIKAKIN:自身が最初に開設したチャンネル。ヒューマンビートボックスの動画がメインで更新は不定期。
- HikakinTV:2011年7月19日に初回投稿。商品紹介・ドッキリ企画・有名人とのコラボで自身のメインチャンネル。
- HikakinGames:ゲームの実況動画。Minecraft、フォートナイト、青鬼、Apex、マリオ系のゲームなどを主に実況。
- HikakinBlog:自身のプライベートにまつわる気軽な動画を投稿。
- HikaruKaihatsu:2011年5月に開設。HikakinTVに移り変わり開設から約2ヶ月で更新が停止。
YouTubeでは、動画に広告を設置することで収益を得ることができます。一般的には、1再生あたり0.05円から0.1円程度の収益が出るとされていますが、ヒカキンの場合は有名YouTuberで再生回数も多いため、1再生あたり0.26円から0.3円程度の収益が出ていると言われています。
ヒカキンの5つのチャンネルの年間動画再生回数は、2023年4月時点で約180億回に達しています3。単純計算で、180億回×0.3円で、54億円の収益になります。しかし、これはあくまで目安であり、実際の収益は広告の種類や期間、再生時間などによって変動します。また、YouTubeは収益の一部を手数料として差し引くため、ヒカキンが手にする金額はさらに減ります。そのため、実際のYouTube動画での収益は、40億円から50億円程度と推定されます。
企業とのPR・タイアップ動画での収益
ヒカキンの年収の中で次に大きな収入源は、企業とのPR・タイアップ動画での収益です。ヒカキンは、自身のチャンネルで様々な商品やサービスを紹介したり、企業のイベントやキャンペーンに参加したりすることで、企業から報酬を受け取っています。このような動画は、オンライン販売事業と呼ばれるもので、ヒカキンの所属するUUUM株式会社が仲介しています。
企業とのPR・タイアップ動画での収益は、企業からYouTuberに支払われる金額、いわゆるギャラによって決まります。このギャラは非公開であり、企業やYouTuberによって異なりますが、一般的には以下のような要素で決まると言われています。
- チャンネル登録者数
- 平均再生回数
- 動画の内容や品質
- 動画の長さや回数
- 企業の予算や目的
ヒカキンの場合は、チャンネル登録者数も平均再生回数も非常に高いため、ギャラも高額になると考えられます。また、ヒカキンは動画の内容や品質にもこだわりがあり、企業の商品やサービスを魅力的に紹介することができます。そのため、企業からの信頼も厚く、多くのオファーがあると思われます。
具体的な金額については不明ですが、ヒカキンの場合は、1本あたり1000万円から2000万円程度のギャラがあると推測されます。ヒカキンは、2023年4月時点で約30本のPR・タイアップ動画を投稿しています。そのため、企業とのPR・タイアップ動画での収益は、30億円から
企業とのPR・タイアップ動画での収益は、30億円から60億円程度と推定されます。
UUUM役員報酬
ヒカキンの年収の中で3番目に大きな収入源は、UUUM役員報酬です。UUUMとは、ヒカキンが創業者の一人である日本最大のYouTuber事務所です。UUUMは、YouTuberのマネジメントや動画制作、オンライン販売事業などを行っており、多くのYouTuberや企業と提携しています。UUUMは、2023年3月期の売上高が約200億円、営業利益が約20億円という好業績を発表しました。
ヒカキンは、UUUMの取締役であり、UUUMの株式の約10%を保有しています。そのため、UUUMの業績に応じて、役員報酬や配当金を受け取ることができます。具体的な金額については不明ですが、UUUMの役員報酬は、1億円から2億円程度と推測されます。また、UUUMの配当金は、1株あたり約100円と推測されます。ヒカキンが保有するUUUMの株式は、約300万株と推測されます。そのため、UUUMの配当金は、約3億円と推定されます。したがって、UUUM役員報酬は、4億円から5億円程度と推定されます。
テレビ番組・CM出演
ヒカキンの年収の中で4番目に大きな収入源は、テレビ番組・CM出演です。ヒカキンは、YouTuberとしてだけでなく、タレントとしても活躍しており、様々なテレビ番組やCMに出演しています。ヒカキンが出演したテレビ番組やCMの一部は、以下の通りです。
- テレビ番組:「ダウンタウンなう」、「ヒルナンデス」、「有吉反省会」、「ぴったんこカン・カン」、「しゃべくり007」、「ヒカキンのヒカキンによるヒカキンのためのヒカキンTV」など
- CM:「ミスタードーナツ」、「ユニクロ」、「モンスターストライク」、「LINE」、「ハウス食品」、「ミツカン」、「日清食品」、「ハーゲンダッツ」、「ホンダ」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」など
テレビ番組・CM出演での収益は、テレビ局や広告代理店からヒカキンに支払われる金額、いわゆるギャラによって決まります。このギャラは非公開であり、テレビ局や広告代理店、番組やCMの内容や規模によって異なりますが、一般的には以下のような要素で決まると言われています。
- 番組やCMの放送時間
- 番組やCMの視聴率や評判
- 出演者の知名度や人気
- 出演者の役割や演技力
- 出演者の所属事務所やマネジメント
ヒカキンの場合は、知名度も人気も高く、多くの番組やCMに出演しているため、ギャラも高額になると考えられます。具体的な金額については不明ですが、ヒカキンの場合は、1本あたり100万円から500万円程度のギャラがあると推測されます。ヒカキンは、2023年4月時点で約20本のテレビ番組やCMに出演しています。そのため、テレビ番組・CM出演での収益は、2億円から10億円程度と推定されます。
ヒカキンの年収の総計とまとめ
以上のように、ヒカキンの年収の収入源と内訳を見てきましたが、それらを合計すると、ヒカキンの年収の総計は、以下のようになります。
- YouTube動画での収益:40億円から50億円
- 企業とのPR・タイアップ動画での収益:30億円から60億円
- UUUM役員報酬:4億円から5億円
- テレビ番組・CM出演:2億円から10億円
- 年収の総計:76億円から125億円
これらの数字はあくまで推定であり、実際の収入はヒカキン本人や関係者しか知り得ないものですが、それでもヒカキンの年収は非常に高額であることが分かります。ヒカキンの年収が10億円以上という噂は、真実味があると言えるでしょう。しかし、ヒカキンは自身の年収についてはあまり語らず、収入の一部を慈善活動に寄付したり、自身の夢である映画制作に挑戦したりするなど、さまざまなことに挑戦しています。ヒカキンは、年収だけでなく、自身のやりたいことや目標に向かって努力している姿勢が、多くの人に感動や刺激を与えているのかもしれません。