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「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!

今回は、「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!というテーマについてお話しします。

現在、世界中で高い人気を集めている漫画「スパイファミリー」。

今回は、そんな「スパイファミリー」について舞台は東ドイツではないかといったといった説があります。

今回は、この説について深堀をしていきたいと思います。

果たして、「スパイファミリー」の舞台のモデルは本当に東ドイツなのか。

皆さんとともにみていきましょう。

それでは、「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!スタートです!

スパイファミリーの舞台は東国(オスタニア)

そんなスパイファミリーの舞台となるのは東国(オスタニア)です。

この東国(オスタニア)は隣国である西国(ウェスタリス)と戦争状態となり、この東国の内部を調べるために主人公のロイド・フォージャーが西国より派遣されました。

実は秘密警察のいる独裁国家

そんな 東国(オスタニア)ですが、実は秘密警察が横行し、少しでも疑わしい行動をしているものや、不審な人間は通報され逮捕されるという世界でした。

なんと20代後半の独身というだけで女性が捕まるといったようなかなり、独身者にとって世知辛い世界となっています。

ヒロインの一人であるヨル・フォージャーは、こういったことから表向き夫婦になることで世間の目をごまかし暗殺者としての稼業を続けようとしていくのでした。

またヨルの弟であるユーリは秘密警察の一人でもあります。

と、このように普通に秘密警察による監視・管理がされているまさにデストピアな世界であったのです。

「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!

 

スパイファミリーの舞台のモデルは東ドイツ

そんなスパイファミリーですが、舞台となった 東国(オスタニア)のモデルは東ドイツではないかといわれています、

これについては、出てくる車両が同じであったりするので、東ドイツがモデルとなった可能性は間違いなく高いといえるでしょう。

現在では、東西ドイツという区分はなくなり東西が統一しております。

またちなみにですが、単行本7巻で登場キャラたちがピクニックに行った際に東国からピクニックと称して第三国経由で西国に亡命を行っていることが増えているというセリフがありました。

これは、実際の東ドイツでもよくあったといわれています。

かつて、ドイツは東西に分裂していた

第二次大戦が終焉した1945年には当時アメリカに対抗するほどの強い勢力のあったソビエト連邦(現・ロシア連邦)がありました。

第二次大戦後はこのアメリカ陣営とソビエト陣営の間で「冷戦」が行われていました。

ドイツは、かつてアドルフ・ヒトラーがいた時代にアメリカ・ソビエト双方と交戦していたため、アメリカを含めた西側を筆頭にした西ドイツ、ソビエトの事実上植民地的な扱いにいた東ドイツで分裂していました。

もしも、日本も原爆が落とされず本土決戦を行っていた場合、ソ連の参戦を許し、日本とソ連それぞれの陣営でわかれていた可能性が非常に高いわけです。

だから、他人事ではなかったのですね。

しかし、東ドイツの後ろ盾と言っていい存在だったソビエト連邦の衰退などもあり、1990年10月3日には東ドイツことドイツ民主共和国が、西ドイツことドイツ連邦共和国に統合される形で東西が統一されました。

この日以降、ドイツはEUのなかでも最も高い影響力を有する経済大国として君臨しています、

しかし、近年ではドイツ第一主義をかかげる極右政党「ドイツのための選択肢」が増長していることからまたドイツ国内が不安定になるのではないかといった噂もあります。

東ドイツにも秘密警察がいた

スパイファミリーの舞台となった東国(オスタニア)では、秘密警察がひそかに国民を監視して密告を待っているという設定になっていました。

この秘密警察は東ドイツにも存在しており、日々、国民を監視していたといわれています。

この秘密警察は、国内治安機関「シュタージ」と称され、市民・国民からの密告を頼りに様々な人間をひそかに監視し、不満分子などがいれば逮捕していたともいわれています。

 

「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!

 

【考察】では、スパイファミリーのラストはどうなるのか

それでは、スパイファミリーのラストは一体どうなってしまうのでしょうか。

今回は東ドイツのたどった末路、リアリティー的な目線などを踏まえて、スパイファミリーという作品が改めてどういった末路を迎えていくのか考察していきましょう。

東西の統一

まず考えられるのは、東国が西国との戦争を行う前に疲弊し、西国との統一を果たすという展開ですが、現在わかっているのは東国と西国という国があるものの、かつては同じ国だったかはよくわかっていないということです。

東西ドイツはソビエトの衰退から統一されるというある意味平和的な形で終わりましたが、スパイファミリー原作の東国や西国がそういった平和的な解決で終わるかというと疑問があります。

最悪の場合は、西と東の間の最終戦争を止めることができずに終わってしまうかもしれません。

仮にドイツの例のように平和的な統一が行われ、ロイド・ヨル・アーニャの3人が本当の家族になっていく…というオチであればいいのですが、現時点ではなんともいえません。

主人公たちが逆に粛清される可能性

もう一つ考えられるのは、主人公ロイドの存在です。

ロイドは西国のスパイです。

当然、いろんな弱みも抱えている彼は、東国にみつかり最終的に処刑されてしまうという末路もあります。

また、仮に東西が統一したとしても、西国のスパイでありながら、東国を知り尽くしたロイドの存在は、次第に両国にとって目障りな存在になっていく可能性があります。

となると、西国・東国が和解した際にはロイドは不要となってしまう可能性があります。

双方の国家秘密を知り尽くしたロイドが粛清されてしまう…という可能性は無きにしもあらずといえます。

ユーリ・ブライアは殺される・処刑される可能性

スパイファミリーのヒロインであるヨルですが、彼女には弟のユーリがいます。

ユーリは、東国の秘密警察として日々働いています。

姉であるヨルを溺愛するユーリは、次第にロイドがスパイであることに気が付き、彼と対立するかあるいは殺しあう世界になるかもしれません。

その際に、主人公であるロイドにはかなわなく、殺されてしまうという展開は多いにあります。

あるいは、ヨルの幸せを思ってロイドのスパイに協力してしまい、最終的には彼そのものが東国に始末される可能性もあります。

また、東西ドイツよろしく、西国に併合されることで、何らかの過去にやった罪がばらされてしまい投獄されてしまうか、社会的に批判される末路をたどるかもしれません。

いずれにせよ、ユーリのたどる末路はどれも悲惨そのものといえるかもしれません。

 

「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!

 

まとめ

 

今回は、「スパイファミリー」の舞台は東ドイツ?舞台になった国や時代背景を徹底解説!というテーマについてお話ししました。

今回わかった情報をまとめると、以下のようになります。

  • スパイファミリーの舞台は東国(オスタニア)で西国(ウェスタリス)と戦争しそうになっている
  • 東国(オスタニア)のモデルは秘密警察がいること、似たような亡命事件が起きていたことから東ドイツと思われる
  • スパイファミリーのラストは東西統一により、ロイドが粛清されるか、ヨルの弟ユーリが粛清される展開がありえる

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!