生理予定日が過ぎても生理が来ないと、妊娠したのではないかと不安になることがあります。
しかし、生理が来そうな症状があるのに来ない場合は、どうなのでしょうか。
今にも生理きそうなのに来ない状態が続くと、妊娠の可能性は高いのでしょうか。
この記事では、今にも生理きそうな状態が続く原因や、妊娠の可能性を判断する方法について解説します。
1. 今にも生理きそうな状態が続く原因は?
今にも生理きそうな状態とは、下腹部痛や胸の張り、イライラやだるさなど、生理前によくあるPMS(月経前症候群)のような症状があることを指します。しかし、これらの症状は、妊娠初期にも起こりやすいものです。では、どうして今にも生理きそうな状態が続くのでしょうか。その原因は以下のようなものが考えられます。
1-1. 妊娠している場合
妊娠している場合、子宮や卵巣周辺の血流が増えたり、ホルモンバランスが変化したりすることで、下腹部痛や胸の張りなどが起こります。また、つわりや睡眠不足などでイライラやだるさを感じることもあります。これらの症状は、生理前と似ていますが、生理が来ることでおさまるのではなく、妊娠初期から中期にかけて持続することが多いです。
1-2. 妊娠していない場合
妊娠していない場合でも、今にも生理きそうな状態が続くことはあります。その原因としては以下のようなものが考えられます。
- ストレスや不安:ストレスや不安は自律神経やホルモンバランスに影響し、生理周期を乱したり、PMSのような症状を引き起こしたりします。
- 生活習慣の変化:睡眠不足や過度のダイエット、運動不足や過度の運動、食事バランスの乱れなどは、体内時計やホルモン分泌に影響し、生理周期を乱したり、PMSのような症状を引き起こしたりします。
- 病気や薬:子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの婦人科系の病気や、甲状腺機能障害や高プロラクチン血症などの内分泌系の病気は、生理周期を乱したり、PMSのような症状を引き起こしたりします。また、ピルやホルモン剤などの薬も、同様の影響を与えることがあります。
2. 今にも生理きそうな状態が続くと、妊娠の可能性はどれくらい?
今にも生理きそうな状態が続くと、妊娠の可能性はどれくらいなのでしょうか。実は、これには一概に答えることができません。なぜなら、妊娠の可能性は、個人差や生理周期の長さや安定度、セックスのタイミングや避妊法の有無などによって変わるからです。しかし、一般的に言えば、以下のようなことが言えます。
- 生理予定日が過ぎても生理が来ない場合は、妊娠の可能性が高いです。特に、生理周期が安定していて、避妊をしていなかったり、受胎可能期にセックスをしたりした場合は、妊娠している可能性が高まります。
- 生理予定日より前に今にも生理きそうな状態が続く場合は、妊娠の可能性は低いです。特に、生理周期が不安定だったり、避妊をしていたり、受胎可能期以外にセックスをしたりした場合は、妊娠している可能性は低くなります。
3. 今にも生理きそうな状態が続くときにすべきことは?
今にも生理きそうな状態が続くときにすべきことは以下のようなものです。
3-1. 妊娠検査薬で確認する
今にも生理きそうな状態が続くときに一番確実な方法は、妊娠検査薬で確認することです。妊娠検査薬は、尿中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンを測定することで、妊娠の有無を判定します。hCGは受精卵が着床すると分泌されるホルモンで、着床から約2週間後に最高値に達します。そのため、生理予定日から1週間以上経っても生理が来ない場合は、朝一番の尿で妊娠検査薬を使ってみましょう。陽性反応が出れば、ほぼ確実に妊娠しています。
3-2. 病院で診察を受ける
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合や、陰性反応が出ても生理が来ない場合や不正出血がある場合は、病院で診察を受けましょう。
今にも生理きそうなのに来ない…妊娠の可能性はどれくらいについて徹底解説!まとめ
今にも生理きそうなのに来ない…妊娠の可能性はどれくらいについて述べてきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。