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顕正会とは何か?頭がおかしいと言われる理由や実態について徹底解説!

顕正会とは、日蓮正宗から分裂した仏教系の新宗教団体です。

顕正会は、自らを「唯一の正しい仏法」と主張し、他の宗教や思想を批判したり、勧誘活動を強引に行ったりすることで知られています。

顕正会は「頭がおかしい」と言われることも多いですが、その真相とは何なのでしょうか?

この記事では、顕正会の歴史や教義、活動や問題点などについて紹介します。

顕正会の歴史と教義

顕正会は、1952年に日蓮正宗の僧侶だった戸田城聖(1909-1991)によって創設されました。

戸田城聖は、日蓮正宗の本山である大石寺の法主と対立し、日蓮正宗から破門されました。

その後、戸田城聖は自らを「法主」と称し、日蓮正宗から離れた信者たちとともに顕正会を結成しました。

顕正会の教義は、日蓮(1222-1282)が開いた法華経に基づく仏教です。

顕正会は、日蓮が唱えた「南無妙法蓮華経」という題目を唱えることで、仏の智慧や慈悲を得られると信じています。

また、顕正会は、戸田城聖を「現代の日蓮」として尊崇し、彼の言動や著作を絶対視しています。

顕正会の目的は、「世界平和」を実現することです。

顕正会は、「世界平和」を「人間革命」と呼びます。

人間革命とは、個人が自分自身を変えることで、社会や国家や世界も変えることができるという考え方です。

顕正会は、人間革命を達成するために、「信心」「学問」「行動」の三つの柱を掲げています。

顕正会の活動と問題点

顕正会の活動は、主に以下のようなものがあります。

  • 勧誘活動:顕正会は、「広布」と呼ばれる勧誘活動を積極的に行っています。広布とは、他人に法華経や題目を伝えることで、仏法を広めることです。顕正会は、広布を信者に義務付けており、家族や友人や知人などに声掛けしたり、街頭でパンフレットを配ったりすることが多いです。
  • 出版活動:顕正会は、「創価学会」や「公明党」などの他の宗教や思想を批判する出版物を多数発行しています。例えば、「創価学会批判資料集」や「公明党批判資料集」などです 。これらの出版物は、事実に基づかない誹謗中傷や偏見や差別を含んでおり、社会的な問題を引き起こしています。
  • 政治活動:顕正会は、「顕正会政治連盟」という政治団体を持っています。顕正会政治連盟は、顕正会の信者や支持者からなる組織で、自民党や公明党などの政党に対抗することを目的としています。顕正会政治連盟は、国政や地方選挙に候補者を擁立し、選挙運動を行っています。

顕正会の活動には、以下のような問題点があります。

  • 勧誘活動が強引で迷惑である:顕正会の勧誘活動は、しつこくて断りにくいという声が多くあります。顕正会の信者は、相手の意思や感情を無視して、法華経や題目を押し付けたり、入信させようとしたりします。また、勧誘された人は、断ると罵倒されたり、嫌がらせされたりすることもあります 。
  • 出版活動が名誉毀損や差別を助長する:顕正会の出版物は、他の宗教や思想を不当に攻撃する内容が多くあります。これらの出版物は、事実ではなく憶測や噂や捏造に基づいており、名誉毀損や差別を助長する恐れがあります。実際に、創価学会や公明党などは、顕正会の出版物に対して抗議や訴訟を起こしたことがあります 。
  • 政治活動が宗教と政治の分離に反する:顕正会の政治活動は、宗教と政治の分離に反するという批判があります。顕正会政治連盟は、顕正会の教義や方針に沿った政策を掲げており、信者に投票を呼びかけています。これは、宗教団体が政治的な影響力を持とうとする行為であり、憲法に違反する可能性があります。

顕正会とは何か?頭がおかしいと言われる理由や実態について徹底解説!【まとめ】

  • 顕正会とは、日蓮正宗から分裂した仏教系の新宗教団体です。自らを「唯一の正しい仏法」と主張し、他の宗教や思想を批判したり、勧誘活動を強引に行ったりすることで知られています。
  • 顕正会は「頭がおかしい」と言われることも多いですが、その理由は、勧誘活動が強引で迷惑であることや、出版活動が名誉毀損や差別を助長することなどです。
  • 顕正会の活動には問題点が多くあります。勧誘されたり出版物を見たりした場合は、注意してください。