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禪院真希は死亡したのか?渋谷事変での覚醒とその後の行方

呪術廻戦の人気キャラクターの一人である禪院真希は、渋谷事変での激闘の末に死亡したという噂があります。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

この記事では、禪院真希が渋谷事変でどのような戦いを繰り広げたのか、死亡したとされるシーンや理由について考察します。

また、禪院真希が覚醒した際に手に入れた新たな力やその後の行方についても紹介します。

禪院真希とは?

禪院真希は呪術高専東京校2年生で、呪術界御三家の一つである禪院家の出身です。しかし、生まれつき呪力を持たず術式が扱えない体質だったために家族から蔑まれ、呪術師として認められることを目指しています。男勝りで反骨精神が強く、妹の禪院真依とは双子の関係です。

呪力がない代わりに人間離れした身体能力を持ち、呪力が込められた呪具を使って戦います。主な武器は眼鏡や屠坐魔(とざま)という短剣です。眼鏡は呪霊を見ることができる呪具で、屠坐魔は切れ味が非常に良い呪具です。

渋谷事変での禪院真希の活躍

渋谷事変は特級呪霊・両面宿儺(りょうめんすくな)を復活させようとする羂索(けんじゃく)率いる呪詛師たちと、それを阻止しようとする呪術師たちとの壮絶な戦いです。この戦いにおいて、禪院真希も多くの敵と対峙しました。

陀艮(だごん)との戦闘

陀艮は特級呪霊であり、水を操る能力を持っています。渋谷事変では羂索側につき、虎杖悠仁や伏黒恵らと交戦しました。その中で禪院真希も陀艮に挑みますが、水圧や水流によって圧倒されてしまいます。

しかし、禪院真希は屠坐魔で陀艮の水流を切り裂き、七海建人や直毘人らと協力して陀艮を追い詰めます。最後は伏黒恵が加勢して陀艮を祓いました。

漏瑚(ろこ)との戦闘

漏瑚は特級呪霊であり、炎を操る能力を持っています。渋谷事変では羂索側につき、陀艮が祓われた後に現れました。漏瑚は炎で周囲を焼き尽くし、禪院真希や直毘人らを襲いました。

禪院真希は屠坐魔で漏瑚の炎を防ごうとしますが、屠坐魔は溶けてしまい、禪院真希は上半身を焼かれてしまいます。直毘人も漏瑚に焼かれて死亡しました。この時点で禪院真希も死亡したと思われましたが、実際には生き残っていました。

禪院真希の死亡シーンと理由

禪院真希は渋谷事変での戦闘で重傷を負いましたが、死亡したという明確な描写はありませんでした。しかし、その後しばらく姿を見せなかったことや、他の呪術師たちが彼女の死を惜しんだことから、死亡したという噂が広まりました。

しかし、第144話で禪院真希は生存していることが判明しました。彼女は火傷跡を残しながらも伏黒恵や七海建人らと合流しました。その際に伏黒恵から禪院家の忌庫(きこ)に保管されている呪具を回収するように頼まれました。

禪院家の忌庫とは、呪術界御三家の一つである禪院家が所有する呪具や呪霊などを保管する場所です。伏黒恵は新たな禪院家の当主となったことで忌庫に入る権限を得ましたが、自分では入れないために禪院真希に依頼したのです。

真希の覚醒とその後の行方

禪院真希は伏黒恵の依頼を受けて禅院家に向かいましたが、そこで彼女を待ち受けていたのは実の父親である禪院扇(ぜんいんおうぎ)でした。禪院扇は五条悟の封印解除を企んだ者として伏黒恵や禪院真希らを謀反者と決めつけ、刀で襲いかかりました。

その際に禪院扇はすでに妹の禪院真依(ぜんいんまい)を殺害しており、その遺体を見せつけました。禪院真希は父親から顔や横腹を斬られて重傷を負いましたが、死亡することはありませんでした。

その後、第149話で禪院真希と禅院真依は父親によって2級以下の呪霊が跋扈する懲罰房に放り込まれました。そこで禅院真依は自分の命と引き換えに禅院真希に自分の呪力を全て与えることを決めました。

これにより禅院真希は完全な天与呪縛という呪術師になりました。天与呪縛とは、生まれつき呪力を持たない人間が、他者から呪力を与えられることで呪術師になる現象です。天与呪縛は非常に稀であり、その能力は不安定で危険です。

禪院真希は天与呪縛になったことで、自分の意思で呪力を操ることができるようになりました。また、禪院真依の遺志を受け継ぎ、彼女の眼鏡や屠坐魔を使って戦うことができるようになりました。さらに、禪院真依の特級呪霊・双葉(ふたば)という二つの頭を持つ蛇も禪院真希の仲間となりました。

禪院真希は天与呪縛となったことで、父親の禪院扇や他の禪院家の者たちに対抗する力を得ました。彼女は懲罰房から脱出し、禅院家の忌庫にある呪具や呪霊を奪い取りました。その中には伏黒恵が欲していた「黒閃(くろせん)」という特級呪具も含まれていました。

禪院真希は忌庫から脱出した後、伏黒恵や七海建人らと合流しました。彼女は伏黒恵に黒閃を渡し、自分が天与呪縛になったことや妹の死を伝えました。伏黒恵は禅院真希を慰め、彼女を新たな仲間として迎え入れました。

禅院真希の死亡説は誤りだった

以上のように、禅院真希は渋谷事変で死亡したわけではありませんでした。彼女は重傷を負いながらも生き延び、妹の遺志を受け継ぎ、天与呪縛という新たな力を手に入れました。彼女は今後も伏黒恵や七海建人らと共に呪術界の危機に立ち向かっていくことでしょう。

呪術廻戦の禅院真希は死亡したのか?渋谷事変での覚醒とその後の行方について考察しました。彼女は人気キャラクターの一人であり、今後も物語に大きく関わってくることが期待されます。彼女の今後の活躍に注目しましょう。