ライブ配信中に倒れたシーンが話題になったアニソン歌手の黒崎真音さんが、2023年2月16日に亡くなっていたことが所属事務所から発表されました。
黒崎真音さんは、2021年9月にライブ配信中に硬膜外血腫で倒れて緊急手術を受けていましたが、その後も持病の悪化により容態が安定せず、最期は家族に見守られながら息を引き取ったということです。
黒崎真音さんの死因や持病について、詳しく見ていきましょう。
黒崎真音とは
黒崎真音さんは、1988年1月13日生まれの35歳でした。
東京都出身で、2006年からユニットでライブ活動を始め、2008年から秋葉原ディアステージでソロ活動を本格化させました。
2010年にテレビアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のエンディングテーマを収録したアルバム『H.O.T.D.』でメジャーデビューしました。
その後も、テレビアニメ『とある魔術の禁書目録II』や『東京レイヴンズ』などの主題歌を担当し、人気アニソン歌手として活躍しました。
また、m.o.v.eのmotsuやfripSideの八木沼悟志と共に結成したユニットALTIMAや、神田沙也加と結成したユニットALICesでも活動していました。
黒崎真音の死因は硬膜外血腫が原因の硬膜下血腫
黒崎真音さんが亡くなった理由は、持病の悪化によるものだと所属事務所が発表しています。しかし、具体的にどのような持病だったのかは明らかにされていません。ただし、過去に公表された情報から推測すると、黒崎真音さんは慢性的な頭痛を抱えていた可能性が高いと言えます。
2021年9月18日に行われた配信ライブ『MAON KUROSAKI LIVE 2021 -RE:INCARNATION-』の最中に、黒崎真音さんは突然倒れてしまいました。この時の様子は動画で残されており、黒崎真音さんは「頭が痛い」と言ってステージから退場しようとしますが、途中で力尽きて床に倒れ込んでしまいます。この時点では意識はあったようですが、その後救急搬送された病院で硬膜外血腫と診断され、そのまま緊急手術を受けました。
硬膜外血腫とは、頭部外傷によって頭蓋骨と硬膜（脳を覆う最も外側の膜）の間に出血が起こることで、圧迫された脳が機能障害を起こす病気です。黒崎真音さんはライブ中に頭を強打したことで、硬膜外血腫を発症したと考えられます。手術は成功し、容態も安定したと報告されましたが、その後も回復に向けて最低でも2か月以上の療養期間が必要だと言われていました。
しかし、黒崎真音さんの容態は思わしくなく、2023年2月16日に亡くなってしまいました。この時の死因は、硬膜外血腫が原因で発生した硬膜下血腫だったと推測されます。硬膜下血腫とは、硬膜と軟膜（硬膜の内側にある膜）の間に出血が起こることで、圧迫された脳が機能障害を起こす病気です。硬膜外血腫の手術後に硬膜下血腫が発生することは稀ですが、可能性はあります。黒崎真音さんは、持病の悪化によって血液の凝固能力が低下していた可能性があり、それが硬膜下血腫の発生につながったのではないかと考えられます。
黒崎真音の死に対する反響
黒崎真音さんの死去の報道を受けて、ファンや関係者からは悲しみや驚きの声が相次ぎました。黒崎真音さんが担当したアニメ作品の公式アカウントやスタッフ、声優なども追悼のメッセージを寄せました。また、黒崎真音さんと共にユニットを組んでいたmotsuや八木沼悟志、神田沙也加なども哀悼の意を表しました。黒崎真音さんは、多くの人々に愛されるアニソン歌手であり、その歌声や人柄は今もなお心に残っています。
まとめ
- アニソン歌手の黒崎真音さんが2023年2月16日に亡くなっていたことが所属事務所から発表された。
- 黒崎真音さんは2021年9月にライブ配信中に倒れて硬膜外血腫で緊急手術を受けていたが、その後も持病の悪化により容態が安定せず、最期は家族に見守られながら息を引き取った。
- 黒崎真音さんの死因は持病の悪化によるものだと発表されているが、具体的には硬膜外血腫が原因で発生した硬膜下血腫だったと推測される。
- 黒崎真音さんの死去に対して、ファンや関係者からは悲しみや驚きの声が相次いだ。黒崎真音さんは多くの人々に愛されるアニソン歌手であり、その歌声や人
