イオンカードをお持ちの方に、「アカウント使用制限のお知らせ」というメールが届いたという報告が相次いでいます。
このメールは、イオンカードからではなく、詐欺師が送っているフィッシングメールです。フィッシングメールとは、個人情報やクレジットカード情報を盗むために送られる偽のメールのことです。
この記事では、イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールの内容と、詐欺メールの見分け方と対処法を紹介します。
イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールの内容
イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールは、以下のような内容で送られてきます。
- 件名:アカウント使用制限のお知らせです。
- 差出人:イオンクレジットサービス株式会社
- 本文:
〇〇@〇〇.co.jp様、
イオンカードご利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
(リンク)
■発行者
イオンクレジットサービス株式会社
東京都中野区中野4-3-2 テラススクエア
Reference: 2336066
このEメールは次のアドレス宛に送信されました:私のメアド
AEON CREDIT SERVICE CO., Ltd.
このメールは、あなたがイオンカードを不正に使われたかもしれないと不安にさせて、リンクをクリックさせようとしています。しかし、このリンクは詐欺師が用意した偽物であり、クリックすると個人情報やクレジットカード情報を入力する画面に誘導されます。そこで情報を入力すると、詐欺師に情報が渡ってしまう危険があります。
詐欺メールの見分け方
イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールは詐欺メールですが、それを見分ける方法はあります。以下のポイントに注意してください。
- 宛名が個人名ではなくメールアドレスだけになっている
- 差出人のメールアドレスがイオンカードと関係のないドメインになっている
- 本文に誤字や脱字が多く、文章が不自然になっている
- リンク先のURLがイオンカードと関係のないサイトになっている
- メールに添付ファイルがある
これらのポイントは、他のフィッシングメールにも共通しています。詐欺メールは、送信元や内容を偽装して、あなたの情報を騙し取ろうとしています。そのため、メールの内容に疑問を持つことが大切です。
詐欺メールに対する対処法
もし、イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールや他の詐欺メールを受け取ったら、以下の対処法をとりましょう。
- メールのリンクや添付ファイルを絶対にクリックしない
- メールに返信しない
- メールを削除する
- イオンカードの公式サイトやアプリからマイページにログインして状況を確認する
- 必要であれば、イオンカードのお客様相談室に連絡する
もし、誤ってリンクをクリックしてしまったり、個人情報やクレジットカード情報を入力してしまったりした場合は、すぐに以下の対処法をとりましょう。
- クレジットカード会社に連絡してカードの利用停止や変更を依頼する
- クレジットカード会社から不正利用の有無を確認する
- クレジットカード裏面に署名がない場合は署名する(署名がないと保障されない可能性がある)
- 個人情報が漏れたことで迷惑メールや不審な電話が増える可能性があるので注意する
イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールにご注意!詐欺メールの見分け方と対処法まとめ
- イオンカードアカウント 使用制限のお知らせメールは詐欺メールである
- 詐欺メールは宛名や差出人、本文やリンク先などで見分けることができる
- 詐欺メールには絶対に応じず、削除することが大切である
- 誤って情報を渡してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡することが必要である
イオンカードは便利でお得なカードですが、詐欺師も狙っています。不審なメールには気を付けて、安全に利用しましょう。