れいわ新選組は、2019年に元俳優の山本太郎さんが設立した政党です。
社会的弱者や若者の声を国会に届けることを目的とし、ベーシックインカムや障害者手当などの社会保障制度の拡充を主張しています。
しかし、この政党は一部の人から「やばい」と批判されています。なぜ、れいわ新選組はやばいと言われているのでしょうか?
この記事では、れいわ新選組がやばいと言われる理由について解説します。
れいわ新選組がやばいと言われる理由① 政策の具体性と実現性が乏しい
れいわ新選組がやばいと言われる理由の一つは、政策の具体性と実現性が乏しいという点です。れいわ新選組は、以下のような政策を掲げています。
- ベーシックインカム(月額10万円)の導入
- 障害者手当(月額10万円)の支給
- 消費税廃止
- 財政赤字削減
- 原発ゼロ
これらの政策は、一見すると魅力的に見えますが、その財源や具体的な方法については明確にされていません。例えば、ベーシックインカムの導入には年間約150兆円の財源が必要ですが、それをどこから捻出するのかは不明です。また、消費税廃止によって減少する税収をどう補うのかも不明です。さらに、財政赤字削減と原発ゼロは相反する政策であり、どちらも実現することは困難です。
このように、れいわ新選組の政策は現実離れしており、実現することはほぼ不可能です。そのため、一部の人からは「空想」「非現実的」「無責任」と批判されています。
れいわ新選組がやばいと言われる理由② 山本太郎の問題発言と行動
れいわ新選組がやばいと言われる理由のもう一つは、代表である山本太郎さんの問題発言と行動です。山本太郎さんは、以下のような発言や行動をしてきました。
- 2015年に安倍晋三元首相に対して喪服姿で数珠をつけ焼香の仕草をした
- 2019年に福島県産の食品に対して「ベクレてる」と発言した
- 2020年に東京都知事選挙で立候補した際に「コロナウイルス感染者数を増やす」と発言した
- 2021年に天皇陛下に対して片手で手紙を渡そうとした
これらの発言や行動は、多くの人から非難されました。特に喪服姿で焼香をした行為は、故人への冒涜と受け取られ、参議院議長から厳重注意を受けました。また、福島県産の食品に対する発言は、風評被害に苦しむ福島県の人々を傷つけました。さらに、コロナウイルス感染者数を増やすという発言は、感染拡大の危機にある中で不適切でした。そして、天皇陛下に対する手紙の渡し方は、礼儀知らずと批判されました。
このように、山本太郎さんは、度々問題発言や行動をしており、れいわ新選組のイメージを損なっています。そのため、一部の人からは「非常識」「無礼」「暴走」と批判されています。
れいわ新選組がやばいと言われる理由③ 身体障がい者を利用している疑惑
れいわ新選組がやばいと言われる理由のもう一つは、身体障がい者を利用している疑惑です。れいわ新選組は、身体障がい者や難病患者などを候補者として擁立しています。これは、社会的弱者の声を国会に届けることを目的としていますが、一方で、これらの候補者を政治的なパフォーマンスとして利用しているという疑惑もあります。
例えば、2019年の参議院選挙で当選した舩後靖彦さんは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を患っており、呼吸器や人工栄養などの医療機器に頼って生活しています。しかし、山本太郎さんは舩後さんを「ALS患者」と呼んだり、「ALS患者が国会議員になった」と発言したりしています。これは、舩後さんの人格や能力ではなく、病気に焦点を当てていることになります。また、舩後さんが国会議員になったこと自体を売り物にしていることにもなります。
このように、れいわ新選組は身体障がい者や難病患者を候補者として擁立することで、自分たちの政党の存在感や正義感をアピールしようとしているという見方もできます。そのため、一部の人からは「利用」「利己的」「偽善」と批判されています。
まとめ
この記事では、れいわ新選組がやばいと言われる理由について解説しました。れいわ新選組がやばいと言われる理由は、
- 政策の具体性と実現性が乏しい
- 山本太郎の問題発言と行動
- 身体障がい者を利用している疑惑
の3つです。これらの理由から、れいわ新選組は一部の人から「空想」「非常識」「利用」と批判されています。
しかし、これらの批判はすべて正しいというわけではありません。れいわ新選組にも良い点や評価され