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夜蛾正道の死亡理由とは?楽巌寺嘉伸に殺された真相を徹底解説!

『呪術廻戦』は芥見下々先生による人気漫画で、2021年にはアニメ化もされました。

この作品に登場する夜蛾正道(やがまさみち)は、呪術高専東京校の学長であり、傀儡呪術学の第一人者です。

彼はパンダやキャシィなどの可愛らしい呪骸を作り出すことができますが、その裏では呪術界の上層部から狙われる存在でもありました。

そして物語の中盤である渋谷事変後に、彼は楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)という刺客によって殺されてしまいます。

この記事では『呪術廻戦』の夜蛾正道の死亡理由と、楽巌寺嘉伸に殺された真相について徹底解説します。夜蛾正道のプロフィールや強さ、パンダとの関係なども紹介します。

また、夜蛾正道のモデルとなったプロレスラーについても触れます。

夜蛾正道のプロフィールと強さ

夜蛾正道は『呪術廻戦』に登場する重要なキャラクターの一人です。彼は以下のようなプロフィールを持っています。

  • 所属:東京都立呪術高等専門学校学長
  • 年齢:47歳
  • 等級:1級呪術師
  • 趣味:サングラス集め、かわいいもの作り・収集
  • 好きな食べ物:いぶりがっこ
  • 嫌いな食べ物:甘い酒
  • 生得術式:傀儡呪術学
  • 声優:黒田崇矢

夜蛾正道はサングラスがトレードマークで、強面な外見とは裏腹に可愛いものが好きな一面もあります。彼は自作の人形を呪骸として使役し戦いますが、すべての人形にどこか可愛い雰囲気があります。

夜蛾正道は傀儡呪術学の第一人者であり、呪力を自己補完できる「完全自立型人工呪骸」を作れる唯一の人物です。その代表作が呪術高専2年のパンダで、彼は夜蛾正道にとって我が子であり、親子同然の関係です。夜蛾正道はパンダに体術を教えたり、彼の悩みを聞いたりするなど、優しい父親のような存在です。

夜蛾正道は過去には五条悟や夏油傑などの担任を務めており、彼らの実力を認めていました。しかし、夏油傑が呪詛師となって皆殺し事件を起こしたことにはショックを受けており、五条悟にも責めることはせずに寄り添っていました。また、虎杖悠仁にも呪術師になりたい理由を問いただし、入学を許可するなど、「気付きを与えるのが教育」というモットーを持つ立派な指導者でもあります。

夜蛾正道は傀儡呪術学の第一人者であるだけでなく、肉弾戦も得意としています。彼は自分の呪骸に守られていることで、術者本人にダメージが及ぶこともありません。そのため、彼は1級呪術師として高い戦闘力を持っています。

夜蛾正道が死罪となった理由

夜蛾正道は『呪術廻戦』の中盤である渋谷事変後に、呪術総監部から死罪となりました。その理由は以下のようなものでした。

  • 夜蛾正道が五条悟と夏油傑を唆し渋谷事変を起こしたとして死罪を認定する
  • 夜蛾正道がパンダのような完全自立型人工呪骸を作れることで危険視される

渋谷事変後の第137話で、呪術総監部からの通達が出されているシーンがあります。その中には夜蛾正道に対する処置も記載されており、それによると夜蛾正道は渋谷事変を引き起こした大元の人物として死罪が決定されていました。

しかし、この通達は明らかに不当なものであり、呪術界上層部が腐りきっていることが分かります。例えば、「五条悟を渋谷事変共同正犯とする」や「虎杖悠仁を即時処刑する」などの条項もありました。そのため、この通達から逆に夜蛾正道の内通者疑惑が薄れ、呪術総監部は何かしら夜蛾正道を殺したい理由があったと推察されます。

夜蛾正道の死亡シーンと楽巌寺嘉伸の正体

夜蛾正道は渋谷事変後に呪術総監部から死罪となり、牢屋に拘束されていました。しかし、彼はパンダに会いに行くために脱走を試みます。その途中で呪術総監部の追手に遭遇し、戦闘になります。その追手の中には、京都校の学長である楽巌寺嘉伸も含まれていました1

楽巌寺嘉伸は夜蛾正道とは友人であり、交流会後には2人で語り合っているシーンもありました2。しかし、彼は呪術総監部の命令で夜蛾正道を殺すために刺客となっていました3。彼は夜蛾正道がパンダの製造方法を教えなかったことに怒りを覚えており、また呪術総監部からの圧力も受けていました4

楽巌寺嘉伸は夜蛾正道との戦闘で圧倒的な強さを見せます。彼は「音響呪術」という術式を使い、音波や振動を操って攻撃します。彼は音響呪術で夜蛾正道の呪骸を破壊し、さらに夜蛾正道自身にも致命傷を与えます。夜蛾正道は楽巌寺嘉伸に敗れて死亡し、最期にパンダと話すこともできませんでした。

楽巌寺嘉伸は夜蛾正道を殺した後、自分の行為に後悔や苦悩を感じます。彼は夜蛾正道が自分の友人であったことや、彼がパンダと親子のような関係であったことを知っていました。しかし、彼は呪術界の秩序や上層部の意向に従うことを選びました。彼は自分が「呪術師」として生きることを決めた人物であり、その代償として友人や感情を捨てることも厭わなかったのです。

夜蛾正道とパンダの関係

夜蛾正道とパンダは親子同然の関係でした。パンダは夜蛾正道が作った完全自立型人工呪骸であり、彼の最高傑作です。パンダは意思や感情を持ち、人語も話せます。パンダは夜蛾正道のことを「マサミチ」と下の名前で呼び、彼から体術や呪術などを教わりました。

夜蛾正道もパンダのことを我が子のように愛しており、彼の悩みや成長を見守っていました。彼はパンダが自分以外の人間と交流することや、自分の意思で行動することを応援していました。彼はパンダに対して過保護になることもなく、彼の自立を尊重していました。

夜蛾正道とパンダは互いに信頼し、尊敬し、愛し合っていました。しかし、彼らは渋谷事変後に呪術総監部から狙われることになります。夜蛾正道は死罪となり、パンダは捕まって拷問を受けます。彼らは再会することもできず、別れを告げることもできませんでした。

夜蛾正道の死亡後、パンダは彼の亡骸を抱きしめて悲しみに暮れます。彼は夜蛾正道のことを「父さん」と呼び、彼が自分に与えてくれたものに感謝します。彼は夜蛾正道の遺志を継ぎ、呪術師として生きることを誓います。

夜蛾正道のモデルとなったプロレスラー

夜蛾正道のモデルとなったプロレスラーは、蝶野正洋(ちょうのまさひろ)です。蝶野正洋は「黒のカリスマ」と呼ばれる人気プロレスラーであり、新日本プロレスやWWEなどで活躍しました。

夜蛾正道と蝶野正洋は名前や容姿が似ているだけでなく、見た目と趣味でギャップがあるところも共通しています。夜蛾正道は強面な外見とは裏腹に可愛いものが好きですが、蝶野正洋も強面な外見とは裏腹にアイドルやアニメが好きです。

また、夜蛾正道は0巻で「ガッデム」という決め台詞を言っていますが、これも蝶野正洋の決め台詞です。作者の芥見下々先生は、「『ガッデム』もなんとなく呪術にあっていたので」と明かしています。

まとめ

  • 夜蛾正道は呪術高専東京校の学長であり、傀儡呪術学の第一人者です。
  • 夜蛾正道は渋谷事変後に呪術総監部から死罪となり、楽巌寺嘉伸に殺されました。
  • 夜蛾正道が死罪となった理由は、パンダのような完全自立型人工呪骸を作れることで危険視されたからです。
  • 夜蛾正道とパンダは親子同然の関係でしたが、再会することも別れを告げることもできませんでした。
  • 夜蛾正道のモデルとなったプロレスラーは、蝶野正洋です。名前や容姿だけでなく、見た目と趣味でギャップがある点や決め台詞も共通しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。