呪術廻戦に登場する特級呪術師の一人で、劇場版では主役を務めた乙骨憂太(おっこつゆうた)。
幼なじみの祈本里香(おりもとりか)が特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)になって自分に取り憑いたことで、その強大な力を使えるようになりました。
しかし、里香の呪いを解くことで、その力を失ってしまったのではないかと心配するファンも多いでしょう。
そこで、この記事では乙骨憂太の現在の強さや術式、能力について、里香解呪前と解呪後の違いを比較しながら解説していきます。
乙骨憂太のプロフィール
まずは乙骨憂太の基本情報をおさらいしておきましょう。
- 名前:乙骨憂太
- 生年月日:2001年3月7日
- 身長:178cm(推定)
- 所属:東京都立呪術高等専門学校2年
- 階級:特級呪術師
- 術式:リカ
- 好きな食べ物:塩キャベツをごま油で炒めたもの
- 嫌いな食べ物:ステーキの脂身
- 出身地:宮城県仙台市
乙骨憂太は五条悟(ごじょうさとる)の推薦で呪術高専に入学した特級呪術師です。
彼は菅原道真(すがわらみちざね)の子孫であり、五条とも遠い親戚関係にあります。
菅原道真は日本三大怨霊の一人であり、その血筋からも乙骨憂太の実力は高いことが伺えます。
里香解呪前の乙骨憂太の強さ
乙骨憂太が初めて登場したのは、本編よりも前日譚となる「呪術廻戦0巻」です。
この作品では、乙骨憂太が幼なじみの祈本里香と再会し、彼女が特級過呪怨霊になって自分に取り憑いていることを知ります。
里香は交通事故で死亡した後、乙骨憂太を守るために怨霊化しましたが、その姿は人間離れした怪物でした。
里香は乙骨憂太に危害を加える者は誰でも容赦なく攻撃しましたが、乙骨憂太は次第に里香を制御することができるようになりました。
また、里香から貰った指輪を通じて、彼女の無限とも言える呪力を分け与えられました。
この呪力を使って、乙骨憂太は相手の術式をコピーすることができました。
このコピーは無条件であり、リスクもなく、複数の術式を同時に使うことも可能でした。
里香解呪前の乙骨憂太の強さは、五条悟や夏油傑(げとうすぐる)といった特級呪術師とも互角以上に渡り合えるほどでした。
特に、夏油傑が自身の持つ特級呪霊プラス4000もの呪霊を一つにまとめてぶつけた奥義「極ノ番 うずまき」に対して、里香の力を全開にして撃破したシーンは圧巻でした。
乙骨憂太はこの戦いの後、里香の呪いを解くことに成功しましたが、その代償として自分の力も失ってしまったと思われました。
里香解呪後の乙骨憂太の強さ
里香解呪後の乙骨憂太は、一時的に4級呪術師に格下げされましたが、数か月で特級呪術師に返り咲きました。
彼は里香から外付けの術式と呪力の備蓄を残されており、それを使って新たな術式「リカ」を使えるようになりました。
リカは里香と同じく人間離れした怪物の姿をしており、乙骨憂太と主従契約を結んでいます。
リカから呪力を供給されることで、乙骨憂太は相手の術式をコピーすることができますが、解呪前と違って条件があります。
その条件はリカが相手の体の一部を取り込むことだと思われますが、詳細は不明です。
また、リカから呪力を供給される時間は5分間に限られていますが、その間は五条悟よりも多い呪力量を持ちます。
里香解呪後の乙骨憂太の強さは、渋谷事変で再登場した際に見せました。
虎杖悠仁(いたどりゆうじ)や伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と共闘し、特級呪霊や呪詛師たちと戦いました。
その中でも印象的だったのは、反転術式や領域展開を使って見せたシーンです。
反転術式は自分や他人の体を治癒したり、相手の術式の効果を反転させたりすることができます。
領域展開は自分の心の中の空間を展開することで、自分に有利な状況を作り出すことができます。乙骨憂太はこれらの高度な技術を使いこなし、敵を圧倒しました。
乙骨憂太の現在の強さまとめ
乙骨憂太は特級過呪怨霊だった祈本里香から得た力で、相手の術式をコピーする能力や底なしの呪力量を持っています。
里香解呪後もその力は失わず、新たな術式「リカ」
を使って戦闘に挑みます。乙骨憂太の現在の強さは、特級呪術師の中でもトップクラスと言えるでしょう。
乙骨憂太は、呪術廻戦の中でも最も魅力的なキャラクターの一人です。
幼なじみの里香を救うために、自分の命や力を賭けて戦いました。
その結果、里香との別れは避けられませんでしたが、彼女から残された力を使って、仲間や世界を守るために奮闘しています。
今後の活躍に期待しましょう。