『チェンソーマン』は、藤本タツキによるダークファンタジー漫画です。
悪魔と契約してチェンソーマンに変身する少年デンジと、彼を支配する謎の女性マキマの物語が展開されます。
この作品には、多くの読者から注目されるキャラクターが登場しますが、中でもマキマは特に人気が高いキャラクターです。マキマは、公安対魔課の課長であり、デンジや他の悪魔ハンターたちを指揮する立場です。
しかし、彼女はその正体や目的を隠しており、作中では様々な謎や伏線が張られています。
その中でも、マキマの目が見えないのではないかという説が話題になっています。
マキマは目が見えないのでしょうか?その理由や根拠について、この記事では徹底解説していきます。
マキマは目が見えないという説の根拠は?
マキマは目が見えないという説の根拠は、主に以下の3つです。
- 嗅覚や聴覚が優れている
- 目がぐるぐるしている
- 目から吹き出しが出ている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
嗅覚や聴覚が優れている
マキマは嗅覚や聴覚が非常に優れています。彼女は自ら「私は特別に鼻が利く」と言っており、デンジから人間と悪魔の匂いを区別できたり、遠く離れた場所で起こった出来事を嗅ぎつけたりしています。また、彼女は下等生物の耳を借りて情報収集や仲間の状況把握を行っており、その聴覚も非凡です。このように、視覚以外の感覚が発達していることから、目が見えない代わりに他の感覚を頼りにしているのではないかという考察があります。
目がぐるぐるしている
マキマの目は特徴的です。その瞳は黒目が一つあるというわけではなく、幾重にもグルグル巻きの形状です。これは未来の悪魔や狐の悪魔といった「悪魔」に該当する者の特徴と一致しています 。あまりにも目立つ特徴のため、目の「見る」という機能が失われているのではないかという意見もあります。
目から吹き出しが出ている
実はマキマの台詞はよく見ると瞳から吹き出しが出ていることがあります。これは彼女が支配の悪魔であることを示す描写であり 、その能力を発動しているときにこの現象が起こります。支配の悪魔は自分の発言通りに対象を支配するため、その言葉が目から出ていることで強調されています。このことから、実は彼女の目は「見る」という役割ではなく、能力の発生源になっているのではないかという考察もあります。その代償として見えていない可能性があるという説があります。
マキマは目が見えないという説の反論は?
マキマは目が見えないという説に対しては、以下のような反論もあります。
- 銃の悪魔や宇宙にいるチェンソーマンを視認している
- 映画館で映画を見て涙を流している
- 目が見えなくても悪魔として活動できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
銃の悪魔や宇宙にいるチェンソーマンを視認している
マキマは銃の悪魔や宇宙にいるチェンソーマンを視認しています。これは作中のナレーションや彼女自身の発言で明確に示されています 。これらのシーンでは、マキマは目で相手を捉えて攻撃したり、相手の行動を口頭で伝えたりしています。これらの描写から、マキマは目が見えているということがわかります。
映画館で映画を見て涙を流している
マキマは映画館で映画を見て涙を流しています。これは作中で何度も描かれており、彼女が映画に感動したり感情移入したりしていることがわかります。そもそも目が見えなければ、「映画に行く」という発想にならなそうですし、映画の内容も理解できなさそうです。この描写からも、マキマは目が見えているということがわかります。
目が見えなくても悪魔として活動できる
マキマは支配の悪魔であり、悪魔として活動するためには目が見えなくても問題ない可能性があります。作中では、未来の悪魔や狐の悪魔といった「悪魔」に該当する者たちが目がぐるぐるしています。これは彼らが人間の視覚に頼らずに感知する能力を持っていることを示しています。また、暗闇でも戦闘できたり1 、人間の姿を変化させたりすることもできます。このように、悪魔として活動するためには目が見えなくても問題ない可能性があります。
マキマは目が見えないのか?その理由や根拠についてまとめ
マキマは目が見えないのか?その理由や根拠についてまとめてみました。
マキマは目が見えないという説は、彼女の嗅覚や聴覚が優れていることや、目がぐるぐるしていることや、目から吹き出しが出ていることなどから考えられます。
しかし、マキマは目が見えるという説も、彼女が銃の悪魔や宇宙にいるチェンソーマンを視認していることや、映画館で映画を見て涙を流していることや、目が見えなくても悪魔として活動できる可能性があることなどから考えられます。
つまり、マキマの目が見えるかどうかは、まだ確定的な答えが出ていないということです。
作品の最終回で、その謎が明らかになるかもしれませんね。