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私人逮捕系ユーチューバー一覧!話題のチャンネルや問題点について徹底解説!

近年、SNSで話題になっているのが「私人逮捕系ユーチューバー」と呼ばれる人たちです。

彼らは、盗撮や痴漢、転売などの犯罪行為をしている人を自らの手で逮捕し、その様子を動画に撮ってYouTubeに投稿しています。

一部の人からは正義の味方として称賛されていますが、一方で法的な問題や倫理的な問題が指摘されています。

そこで、この記事では私人逮捕系ユーチューバーとは何なのか、話題のチャンネルや問題点を徹底解説します。

私人逮捕系ユーチューバーとは?

私人逮捕系ユーチューバーとは、一般人が犯罪者を逮捕することを目的とした動画をYouTubeに投稿する人のことです。私人逮捕とは、警察や検察官以外の人が犯人を逮捕することを指します。私人逮捕は、現行犯や準現行犯の場合に限り、法律上認められています。しかし、私人逮捕系ユーチューバーの多くは、犯罪の証拠が不十分な場合や、軽微な犯罪の場合にも逮捕を行っています。また、逮捕した犯人の顔や個人情報をモザイクなしで公開したり、暴力や暴言を振るったりすることもあります。私人逮捕系ユーチューバーは、パトロール系や世直し系とも呼ばれています。

話題の私人逮捕系ユーチューバー一覧

ガッツCH

https://youtu.be/Z_cVBJdIrOo?si=vyCnOO5JO5PLNV4x

ドミネーター

 

煉獄コロアキ

話題の私人逮捕系ユーチューバーのチャンネル

私人逮捕系ユーチューバーの中でも、特に話題になっているチャンネルをいくつか紹介します。

  • ジャニーズチケット不正転売撲滅!私人逮捕!:ジャニーズの公演チケットを不正に転売している人を逮捕するチャンネルです。転売ヤーの女性を複数の男性で追いかけたり、羽交い締めにしたりする動画が多数投稿されています。X(旧Twitter)のフォロワー数は約2万人で、動画のインプレッションは約3400万に達しています。
  • パトロール隊:駅や商業施設などで盗撮や痴漢をしている人を逮捕するチャンネルです。犯人を数人で囲んで詰問したり、警察に引き渡したりする動画が多数投稿されています。YouTubeのチャンネル登録者数は約7万人で、動画の総再生回数は約1000万に達しています。
  • 世直し隊:転売やドラッグなどの犯罪行為をしている人を逮捕するチャンネルです。犯人を待ち伏せしたり、車で追跡したりする動画が多数投稿されています。YouTubeのチャンネル登録者数は約3万人で、動画の総再生回数は約500万に達しています。

私人逮捕系ユーチューバーの問題点

私人逮捕系ユーチューバーの活動には、以下のような問題点が指摘されています。

  • 法的な問題:私人逮捕は、犯罪や犯人が明白であり、緊急を要する場合に限られます。私人逮捕系ユーチューバーの多くは、疑わしい人を勝手に逮捕していますが、これは不法逮捕に当たる可能性があります。不法逮捕は、刑法220条により、3か月以上7年以下の懲役に処される罪です。また、逮捕した犯人に対して暴力や暴言を振るうことは、傷害罪や暴行罪に当たる可能性があります。さらに、逮捕した犯人の顔や個人情報をモザイクなしで公開することは、肖像権侵害や名誉毀損に当たる可能性があります。
  • 倫理的な問題:私人逮捕系ユーチューバーの活動は、犯罪者に対する私刑やリンチとも言えます。犯罪者に対する処罰は、法律に基づいて公正に行われるべきです。私人逮捕系ユーチューバーは、自分たちの正義感やスカッと感を満たすために、犯罪者の人権や尊厳を無視しています。また、犯罪者の家族や友人に対しても、社会的な迷惑や心理的な苦痛を与えています。
  • 社会的な問題:私人逮捕系ユーチューバーの活動は、犯罪の抑止効果や啓発効果があると主張する人もいますが、逆に犯罪の助長や模倣を招く可能性もあります。私人逮捕系ユーチューバーは、犯罪者を逮捕することで注目や収益を得ていますが、これは犯罪者に対する報酬とも言えます。犯罪者は、自分の顔や行為が動画に公開されることで、自己顕示欲や犯罪嗜好を満たすかもしれません。また、私人逮捕系ユーチューバーの活動を見て、自分も真似してみたいと思う人もいるかもしれません。これは、犯罪の連鎖やエスカレーションを引き起こす恐れがあります。

私人逮捕系ユーチューバー一覧!話題のチャンネルや問題点について徹底解説!まとめ

私人逮捕系ユーチューバーとは、犯罪者を自らの手で逮捕し、その様子を動画に撮ってYouTubeに投稿する人のことです。彼らは、正義の味方として称賛される一方で、法的な問題や倫理的な問題が指摘されています。話題の私人逮捕系ユーチューバーのチャンネルとしては、ジャニーズチケット不正転売撲滅!私人逮捕!やパトロール隊、世直し隊などがあります。私人逮捕系ユーチューバーの問題点としては、不法逮捕や暴力や暴言、肖像権侵害や名誉毀損などの法的な問題や、私刑やリンチ、人権や尊厳の無視などの倫理的な問題や、犯罪の助長や模倣、連鎖やエスカレーションなどの社会的な問題があります。私人逮捕系ユーチューバーの活動は、犯罪の抑止や啓発にはならず、かえって犯罪を増やす可能性があります。私人逮捕系ユーチューバーの動画を見るときは、その危険性や問題性を忘れないようにしましょう。