ガンバ大阪とは、大阪府吹田市をホームタウンとするサッカークラブです。
NTTグループの出資により運営されており、マスコットキャラクターはリスの「アルディくん」です。
しかし、近年、このガンバ大阪の試合はつまらないという声がネット上で多く見られます。
ガンバ大阪の試合はつまらないというのは、どんなチームなのか、チャンスに弱い・試合に負けるというのは本当なのか、その理由や改善策について紹介します。
ガンバ大阪はどんなチームなのか
ガンバ大阪は、1991年にJリーグ発足と同時に参入した創設メンバーの一つです。
歴史あるクラブであり、J1リーグでは2回(2005年、2014年)、天皇杯では4回(2008年、2009年、2014年、2015年)、Jリーグカップでは2回(2007年、2014年)、AFCチャンピオンズリーグでは1回(2008年)優勝しています。
また、日本代表や海外で活躍する選手を多く輩出しており、中村憲剛や遠藤保仁、宇佐美貴史や久保裕也などが有名です。
ガンバ大阪の特徴は、攻撃的で華麗なサッカーを展開することです。特に2005年から2016年まで監督を務めた西野朗氏の下では、「西野サッカー」と呼ばれる高速パスサッカーで多くのファンを魅了しました。その頃のガンバ大阪は、「日本一面白いサッカーをするチーム」と称されるほどでした。
ガンバ大阪の試合はつまらないと言われる理由
しかし、近年のガンバ大阪は以前のような面白さが失われてしまったと言われています。
その理由として、以下のような要因が考えられます。
監督や選手の入れ替わりが多い
ガンバ大阪は、西野氏が退任した後も攻撃的なサッカーを継承しようとしましたが、監督や選手の入れ替わりが多く安定感がありませんでした。特に2017年から2020年まで監督を務めた宮本恒靖氏は、自身が現役時代にプレーした「西野サッカー」を再現しようとしましたが、戦術や選手起用に迷走しました。また、主力選手や有望な若手選手も次々と移籍してしまい 、チームの層が薄くなりました。
攻撃力や決定力が低下した
ガンバ大阪は、攻撃的なサッカーを志向していますが、近年は攻撃力や決定力が低下しています。特に2021年シーズンは、J1リーグで最も少ない得点数(29試合で25得点)を記録しています。その原因として、以下のような要因が考えられます。
- 選手の個性や特徴が似通っているため、攻撃のバリエーションが少ない。
- 選手のコンディションや調子が安定しないため、攻撃の連携や精度が低い。
- 選手のモチベーションや集中力が低いため、攻撃の意欲や判断力が低い。
守備力や組織力が低下した
ガンバ大阪は、攻撃的なサッカーを志向していますが、近年は守備力や組織力も低下しています。特に2021年シーズンは、J1リーグで最も多い失点数(29試合で47失点)を記録しています。その原因として、以下のような要因が考えられます。
- 選手の守備意識や責任感が低いため、守備の姿勢や戦闘力が低い。
- 選手のポジショニングや連動性が悪いため、守備のバランスや整合性が低い。
- 選手の疲労や怪我が多いため、守備のスピードやパワーが低い。
ガンバ大阪の試合を面白くするために必要なこと
ガンバ大阪は、以前のように面白いサッカーをするためには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、ガンバ大阪が今後どのようにして改善すべきか、その可能性について考えてみます。
監督と選手の信頼関係を構築する
ガンバ大阪は、2021年シーズンから監督に就任したツボイツヨシ氏と選手との信頼関係を構築することが必要です。ツボイ氏は、西野氏の下でコーチを務めた経験もあり、「西野サッカー」を継承しつつも自分なりのアイデアを取り入れることでガンバ大阪の試合を面白くするために必要なこととして、
- 監督と選手の信頼関係を構築することで、チームの一体感や安定感を高める
- 選手層を充実させることで、攻撃力や決定力、守備力や組織力を向上させる
- 新型コロナウイルス感染症への対策を徹底することで、チームの健康や士気を保つ
ということがわかりました。ガンバ大阪は2021年シーズンを何とかJ1残留で終えましたが、今後もJ1で上位を目指すためにはさらなる改善が求められます。
ガンバ大阪のファンや地元住民はチームを応援し続けましょう。
以上、ガンバ大阪の試合はつまらない? どんなチームなのか? チャンスに弱い・試合に負けるはホント!?でした。