好き嫌い.comはひどい誹謗中傷の温床？その危険性と対策を解説！

好き嫌い.comとは、著名人やキャラクターなどに対して「好き」か「嫌い」かを投票し、コメントを書き込めるサイトです。

しかし、その内容があまりにもひどいと話題になっています。なぜ好き嫌い.comは誹謗中傷の温床となっているのでしょうか？

また、被害に遭った場合や誤って書き込んでしまった場合はどうすればいいのでしょうか？

この記事では、好き嫌い.comの危険性と対策について解説します。

好き嫌い.comの危険性とは？

好き嫌い.comの危険性とは、主に以下の3つです。

• 誹謗中傷や暴言が横行している
• 個人情報やプライバシーが漏洩する恐れがある
• 法的なトラブルに巻き込まれる可能性がある

まず、誹謗中傷や暴言が横行しているという点ですが、好き嫌い.comでは投票した後にコメントを書き込めるようになりますが、そのコメントの多くが非常に低俗で攻撃的なものです。例えば、以下のようなコメントが見られます。

• 「キモイ」「不細工」「ブス」「老けてる」「整形」「ダサイ」などの容姿に関する罵倒
• 「才能なし」「地力なし」「数字狙い」「炎上マーケティング」「囲い込み」などの能力や人気に関する否定
• 「死ね」「消えろ」「殺す」「訴える」などの暴力的な脅迫
• 「浮気」「不倫」「売春」「病気」などのプライベートや性生活に関する中傷

これらのコメントは、投票対象の人物やキャラクターだけでなく、他のユーザーに対しても書かれています。特に、「好き派」と「嫌い派」の間で激しい争いが起こっており、相手を罵り合ったり、自分たちを正当化したりすることが多く見られます。

これらのコメントは、投票対象や他のユーザーに精神的な苦痛やトラウマを与えるだけでなく、自分自身もネガティブな感情に支配されてしまう可能性があります。また、これらのコメントはインターネット上で永久に残ってしまうため、後から削除することも難しくなります。

次に、個人情報やプライバシーが漏洩する恐れがあるという点ですが、好き嫌い.comでは匿名で投票やコメントができますが、それでも自分の個人情報やプライバシーを知られてしまう可能性があります。例えば、以下のようなことが考えられます。

• 自分の名前や住所や電話番号などを書き込んでしまう
• 自分のSNSアカウントやメールアドレスなどを書き込んでしまう
• 自分の写真や動画などをアップロードしてしまう
• 自分の趣味や仕事や家族などを書き込んでしまう

これらのことをすると、他のユーザーに自分の個人情報やプライバシーを知られてしまうだけでなく、悪意のあるユーザーによって悪用されたり、ストーカーや詐欺などの被害に遭ったりする可能性があります。また、自分が書き込んだ内容が第三者に見られてしまうことで、信用や評判を失ったり、友人や家族や職場などとの関係に影響が出たりする可能性もあります。

最後に、法的なトラブルに巻き込まれる可能性があるという点ですが、好き嫌い.comでは誹謗中傷や暴言を書き込むことは禁止されていますが、それでも多くのユーザーがそれを無視して書き込んでいます。しかし、それらの行為は法律に違反する可能性があります。例えば、以下のようなことが考えられます。

• 名誉毀損罪や侮辱罪によって刑事告訴される
• 民事訴訟によって損害賠償を請求される
• 著作権法や肖像権などに違反して訴えられる

これらのことをすると、自分が法的な責任を負わされたり、多額の賠償金を支払わされたりする可能性があります。また、自分が被害者になった場合も、相手を特定したり訴えたりすることは容易ではありません。

好き嫌い.comの対策は？

好き嫌い.comの危険性を知った上で、被害に遭った場合や誤って書き込んでしまった場合はどうすればいいのでしょうか？以下に対策を紹介します。

• 通報する
• 運営に連絡する
• 記事削除依頼サービスを利用する
• 法的な相談をする

まず、通報するという方法ですが、好き嫌い.comではコメントに対して「通報」ボタンがあります。これを押すと、コメントが運営に報告されます。ただし、これだけではコメントが削除される保証はありません。また、「通報」ボタンはコメントごとに1回しか押せません。

次に、運営に連絡するという方法ですが、好き嫌い.comでは問い合わせフォームがあります。これを使って、削除してほしいコメントや投票対象のURLやスクリーンショットなどを送ることができます。ただし、これもコメントが削除される保証はありません。また、返信も期待できません。

さらに、記事削除依頼サービスを利用するという方法ですが、これは専門の業者に依頼して、好き嫌い.comから自分の関係する記事やコメントを削除してもらう方法です。これは有料ですが、確実に削除してもらえる可能性が高くなります。ただし、完全に削除されるという保証はありません。また、削除されたとしても、他のサイトに転載されている可能性もあります。