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『BLEACH』藍染惣右介の最後とは? 天に立とうとした野望の結末を振り返る

『BLEACH』のキャラクターである藍染惣右介は、護廷十三隊五番隊隊長として登場した穏やかで優秀な死神です。

しかし、その正体は自分が天に立つためにさまざまな暗躍や実験を行っていた野心家でした。

彼は死神と虚の力を併せ持つ崩玉を手に入れて不死身の身体を得ようとしましたが、最終的には一護に敗れて封印されました。

この記事では、藍染惣右介の最後とその後の様子について紹介します。

藍染惣右介の最後とは?

藍染惣右介は、崩玉を手に入れるためにルキアの魂魄内に隠されていた崩玉を奪い、自らの身体と融合させました。その結果、彼は死神と虚の力を超えた存在となり、圧倒的な強さを発揮しました。彼は自分が天に立つために王鍵を作ろうとし、その材料として空座町を消滅させようと画策しました。しかし、その計画は一護達や仮面の軍勢、浦原喜助らによって阻止されました。そして、藍染惣右介は一護との決戦に臨みました。

一護は断界での修行を終えて新たな力を得ており、藍染惣右介に対抗できる唯一の存在でした。二人の戦いは激しく続きましたが、最後は一護の「最後の月牙天衝」が決め手となり、藍染惣右介は敗北しました。崩玉が藍染惣右介は一護に勝てないという心を取り込んだため、彼は斬魄刀や死神の力を奪われました。そして、浦原喜助が別の鬼道と一緒に打ち込んでいた「九十六京火架封滅」によって封印されました。

藍染惣右介のその後とは?

藍染惣右介は封印された後、新しくなった中央四十六室によって裁判にかけられました。彼は崩玉と融合しているため死刑にできず、真央地下大監獄最下層・第8監獄「無間」にて1万8800年の投獄刑に処されることになりました。しかし、判決時に彼らを挑発したために目と口を塞がれ、刑期も2万年に引き上げられました。

その後、「千年血戦篇」で見えざる帝国のトップであるユーハバッハが獄中で彼と面会しました。ユーハバッハは藍染惣右介を「五人の特記戦力」の一人として一目置いており、味方になるよう勧誘しましたが、藍染惣右介は断りました。その理由は不明ですが、彼はユーハバッハに対しても自分の野望を捨てていないことを示唆しました。

藍染惣右介の強さとは?

藍染惣右介は死神としても優れた実力を持っており、霊圧は並みの隊長格の2倍はあると言われています。彼は副隊長級の死神はおろか同じ隊長格の死神や上級十刃を、詠唱破棄した鬼道や斬魄刀の一振りで容易く倒すことができました。また、話術にも長けており、教唆や挑発によって相手の精神に揺さぶりをかけることも多かったです。

彼の最大の強さは斬魄刀『鏡花水月』の能力でした。この斬魄刀は「完全催眠」という能力を持ち、五感を含む全ての感覚を操ることができました。この能力にかかった者は藍染惣右介が見せたいものしか見ることができず、彼の攻撃を回避することも反撃することもできませんでした。この能力は解除する方法がなく、藍染惣右介自身が解除しない限り永遠に続きました。

『BLEACH』藍染惣右介は最後に封印されたが、その後も野望を捨てていない【まとめ】

『BLEACH』のキャラクターである藍染惣右介は、護廷十三隊五番隊隊長として登場した穏やかで優秀な死神です。しかし、その正体は自分が天に立つためにさまざまな暗躍や実験を行っていた野心家でした。彼は死神と虚の力を併せ持つ崩玉を手に入れて不死身の身体を得ようとしましたが、最終的には一護に敗れて封印されました。その後、「無間」に投獄されましたが、ユーハバッハからの勧誘を断り、自分の野望を捨てていないことを示しました。彼は圧倒的な強さを持つ斬魄刀『鏡花水月』の能力で多くの者を惑わせましたが、一護には通用しなかったことが彼の敗因でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。