北海道美瑛町にある青い池は、コバルトブルーに輝く水と枯れ木のコントラストが美しいと話題の観光スポットです。
しかし、実際に訪れた人の中には「青くなかった」「写真と違った」「人工的だった」とがっかりする声もあります。
青い池は本当に青くないのでしょうか?がっかりしないためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、青い池の見どころやベストシーズン、がっかりしないためのコツなどを紹介していきます。
青い池ががっかりと言われる理由とは?
青い池ががっかりと言われる理由は、主に以下の5つです。
- 実際に訪れたが青く見えなかったから
- 天気が悪かったから
- エメラルドグリーンだったから
- 写真で見た方が神秘的だったから
- 人工的に作られたと知ってしまったから
これらの理由を詳しく見ていきましょう。
実際に訪れたが青く見えなかったから
青い池は、水自体は透明であり、光の反射や屈折によって青く見える現象です。しかし、その現象は天候や時間帯、視点などによって変化します。曇りや雨の日、風の強い日、雪解けや土砂流入などで水が濁ると、青く見えなくなります。また、午前中や午後遅く、正面や高台から見ると、青さが強調されます。逆に、正午や夕方、斜めや低い位置から見ると、青さが薄れます。つまり、青さは一定ではなく、タイミングや角度によって異なります。
天気が悪かったから
天気が悪いと、青さが減退するだけでなく、景色全体の魅力も低下します。晴れているときは、空や山々の色も鮮やかでコントラストも美しいです。しかし、曇りや雨の日は、空も山も灰色で暗くなります。また、霧や雲で視界も悪くなります。さらに、雨でぬかるんだ道や水溜まりで足元も悪くなります。つまり、天気が悪いと、楽しみ方も制限されます。
エメラルドグリーンだったから
青い池は、「青」という名前ですが、「エメラルドグリーン」と表現されることもあります。実際に訪れた人の中には、「エメラルドグリーンでもキレイだった」という感想もありますが、「青くなくてガッカリした」という感想もあります。これは、青い池の色が季節や時間帯によって変化するためです。春や夏は、水の中に含まれる微生物や植物の影響で、青みがかった緑色になります。秋や冬は、水の中の成分が沈殿したり、氷が張ったりすることで、青色になります。つまり、青い池の色は、一年中同じではありません。
写真で見た方が神秘的だったから
青い池は、写真で撮るとかなり映えるスポットです。特に、ライトアップされた夜間や雪景色の冬は、神秘的で幻想的な雰囲気になります。しかし、写真は加工や編集をすることで、実際よりも美しく見せることができます。また、写真は一部分を切り取って見せることで、周囲の状況を隠すことができます。例えば、混雑や駐車場などの人工物を写さないようにすることで、自然のままの姿を演出することができます。つまり、写真は現実とは異なる印象を与えることがあります。
人工的に作られたと知ってしまったから
青い池は、自然現象によって生まれた池ですが、その起源は人工的なものです。1974年に十勝岳が噴火した際に、泥流を防ぐためにブロックで堰堤を作った結果、河川水が溜まって池になったのです。その後、水中の成分や光の反射によって青く見えるようになりました。しかし、この事実を知らない人は、「自然が作り出した奇跡」と思って訪れるかもしれません。その場合、人工的な起源を知ってしまうと、幻滅してしまうかもしれません。
青い池の見どころやベストシーズンは?
青い池ががっかりと言われる理由を見てきましたが、それでも青い池は魅力的な観光スポットです。青い池の見どころやベストシーズンは以下の通りです。
青い池の見どころ
青い池の見どころは、やはりその独特な色と枯れ木のコントラストです。水面に映る空や山々も美しく、四季折々の表情を楽しむことができます。また、周囲には白金温泉郷や白金滝などの自然豊かなスポットもあります。さらに、美瑛町は「パッチワークの丘」や「ケンとメリーの木」などの風景美術館と呼ばれる景観でも有名です。つまり、青い池だけでなく周辺も楽しめる場所です。
青い池のベストシーズン
青い池のベストシーズンは、秋から冬にかけてです。この時期は、水中の成分が沈殿したり氷が張ったりすることで、水が透明度が高く青く見えます。
青い池にがっかり!?本当に青くない?見どころやベストシーズンを紹介!【まとめ】
本記事では、青い池にがっかり!?本当に青くない?見どころやベストシーズンを紹介!について述べてきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。