NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」は、2018年4月から9月まで放送された人気ドラマです。
永野芽郁さん演じる主人公・鈴愛が、左耳の失聴を乗り越えて発明家になるまでの約40年間を描いた物語です。
しかし、その最終回がひどいとネット上で批判されています。なぜ「半分、青い。」の最終回がひどいと言われているのでしょうか?
この記事では、「半分、青い。」の最終回がひどいと話題になっている理由を紹介します。
最終回のあらすじ
「半分、青い。」の最終回は、以下のような内容でした。
- 鈴愛は律から誕生日プレゼントの傘をもらう。
- 律は鈴愛に短冊を見せて、「律のそばにいられますように」と書いてあることを告げる。
- 鈴愛は律に「律しかダメだ」と言ってハグする。
- 律は鈴愛に「鈴愛を幸せにできますように」と言ってキスする。
- 翌朝、律は東京に帰る。
- 鈴愛は晴れた空を見上げて雨を待つ。
- 雨の音を想像する。
- 天気雨が降り始める。
- 鈴愛は傘を差して晴や花野と一緒に歩く。
最終回がひどいと言われている理由
「半分、青い。」の最終回がひどいと言われている理由は、主に以下の3つです。
- 物語の結末が唐突で分かりにくかった
- 鈴愛と律の関係が不自然で消化不良だった
- 震災や親友の死など重いテーマが扱われた割に感動しなかった
まず、物語の結末が唐突で分かりにくかったという点ですが、多くの視聴者は最終回で鈴愛が発明した扇風機「マザー」やその商品化の過程などについてもっと詳しく知りたかったと感じました。しかし、最終回ではそれらに触れる時間がほとんどなく、鈴愛と律の恋愛シーンに時間を割かれてしまったことで、物語の核心である発明家としての鈴愛の成長や夢の実現が軽視されたように感じられました。
次に、鈴愛と律の関係が不自然で消化不良だったという点ですが、多くの視聴者は二人の恋愛が強引で無理やりだったと感じました。特に、最終回で律が鈴愛に短冊を見せて告白するシーンは、前日まで正人と付き合っていた鈴愛があっさり律を受け入れることや、律が短冊を盗んだことなどに違和感を覚えました。また、二人がキスするシーンも、鈴愛が左耳が聞こえないことを気にしていたのに、律がそれを無視してキスすることや、鈴愛がそれに抵抗しないことなどに不快感を抱きました。
最後に、震災や親友の死など重いテーマが扱われた割に感動しなかったという点ですが、多くの視聴者はドラマの後半で描かれた東日本大震災や鈴愛の親友・裕子の死などに涙することができませんでした。その理由としては、震災や裕子の死が物語に必要な要素ではなく、お涙頂戴の道具に過ぎなかったことや、鈴愛がそれらに対してあまり深く悲しんだり苦しんだりしなかったことなどが挙げられます。また、裕子の死に関しては、彼女が患者を置いて逃げることもできずに津波に飲まれるという描写が、医療従事者や震災被災者から不快感や怒りを買うこともありました。
半分青いの最終回がひどいと話題に!その理由について徹底解説!まとめ
この記事では、「半分、青い。」の最終回がひどいと話題になっている理由を紹介しました。最終回がひどいと言われている理由は、物語の結末が唐突で分かりにくかったこと、鈴愛と律の関係が不自然で消化不良だったこと、震災や親友の死など重いテーマが扱われた割に感動しなかったことなどです。
「半分、青い。」は、失敗を恐れずに夢を追うユニークなヒロインの生き方を描いたドラマでした。しかし、その最終回は多くの視聴者から不満や批判を受けることとなりました。ドラマは人それぞれに感じ方や評価が異なりますが、「半分、青い。」の最終回は残念な印象を残すものでした。